ガラス工芸作家、三垣祥太郎さんによる雲母を付着させた盃です。それは深海に降る雪の様です。海は水深200mを越えると、まったくの暗闇です。潜水調査船「しんかい6500」が深海を行くとき、投光器に照らされた深海にプランクトンの死骸が雪のように降っている光景が映し出されます。
第五十七侯 金盞香 きんせんかさく 金盞とは金の盃の意でここでは黄色い冠を盃に見立てた水仙のこと。春のイメージが強いが秋咲き水仙もある。古代希語で水仙nárkissosが語源のnarcissus。ギリシャ神話のナルキッソスとは関係ないという説も。キンセンカはcalendula。