酒器とは?②~素材と用途編~
こんにちは!
ちどりです。
今回の記事は、酒器とは?①~そもそも定義編~の続きとなります。
リンクはこちら → https://note.com/alawabi/n/nd68027580e11
その1では、
そもそも「酒器」とは何か?を書きましたが
今回は、酒器とは何か・・をもう少し突っ込んでみます。
世界各地の・・酒と酒器・・
酒もそれぞれ・・酒器もそれぞれ・・
それらは各地域や国の・・文化や長い歴史がそれぞれあり・・
ここで、簡単に書ききれるものではありませんが・・。。
例えば・・
ベルギービールは・・
ビールの種類に応じて、それぞれビアグラスがあるように・・
ワインも、
ワインサーバーや、ワイングラス・・
単純にいえば・・
赤や、白ワイン
スパークリング(シャンパン)
向けに異なるグラス・・
さらに、ワインの種類に応じて、
異なるグラスの形が存在します。
日本でも、日本酒には長い歴史があり・・
酒器についても、文化を反映し、長い歴史があり。
現在でも、
様々な素材・形状・用途や呼び名の酒器が存在します。
それは、ビールやワインの酒器をはるかに超える種類
・・・酒器ワールドが広がっています~。
● 酒器の素材
現在、酒器の素材として主にあげるとすれば・・
陶磁器(さらに、陶器と磁器にわけられます)
木器(木製品)
漆器(木x漆塗)
ガラス器
錫器(すず製品)
が存在します。
● 用途としての酒器の種類と呼び名(現在)
ここでは、日本酒に焦点を絞り、
今の時代に使われる言葉として・・
飲む為のカップ・・口につける容器には、
盃(さかずき)
ぐい吞み(ぐいのみ)
銚子(ちょうし)
お猪口(おちょこ)
最近の傾向としては・・
● フリーカップ(茶碗・湯呑みサイズ)
・・焼酎をロックやストレートで飲むように・・
● ワイングラス
・・・で日本酒、というケースも増えてきています。
酒を注ぐサーバー的役割のモノには・・
徳利(とっくり)
片口(かたくち)
の他にも・・竹筒(竹をわったもの)
サーバー(透明なガラス製・・片口や徳利以外の形状)
等々・・多種にわたり、
また、
時代とともに、酒の飲み方も変わり・・流行もありで、
・・それとともに、酒器の在り方や流行も変遷しています。
以上、ざっくりとした入門的説明となりますが、
この先、さらに深堀していけたらと思います~
今日はこの辺で・・
ここまでお読みいただき、ありがとうございました~!
参考文献:
「酒器の玉手箱」人生を楽しむやきものシリーズI (2013)
"The Precious Box Filled with Drinking Vessels"
滋賀県陶芸の森 発行
~無断転載禁止~
Written by CHIDORI(ちどり)©2024