創作講座に提出した詩が、他の受講生の詩と共に作品集になって返送されてきた。自分が書いた詩以外があまりに優れていて、無意識に作品集を閉じる。講座当日は彼らから、この稚拙な文章を講評いただくのだ。もう「全員が師匠」と捉え、批判される前提で謙虚に学ぼう。心と作品を切り裂かれないために。
「可のう性」 あなたが先に 逝くとばかり思っていた こういうパターンもあるなんて 眼からうろこ 娘たちの 優しい父で居てください このまま悦んで滅びましょう