めも。ルイ・ズィンク、黒澤直俊=編『ポルトガル短篇小説傑作選 よみがえるルーススの声』(現代企画室)2019年11月14日発売。ジョゼ・ルイス・ペイショット氏を始め、現代ポルトガル文学を彩る12人の作家たちによる掌編小説集。 http://www.jca.apc.org/gendai/onebook.php?ISBN=978-4-7738-1905-2
めも。パブロ・ネルーダ『大いなる歌』(現代企画室/松本健二=訳)9月刊行。著者パブロ・ネルーダは1971年にノーベル文学賞を受賞したチリの詩人。本書はアメリカ大陸の過去と現在を繋ぐ壮大なる叙事詩であり、頁数は568頁に及ぶ。 http://www.jca.apc.org/gendai/onebook.php?ISBN=978-4-7738-1810-9
チェックリストより。2017年6月2日発売『ほら、死びとが、死びとが踊る ヌンガルの少年ボビーの物語』(現代企画室/キム・スコット/下楠昌哉=訳)。2012年から約年1回刊行されている〈オーストラリア傑作文学選〉5作目。これも狙い。 http://www.jca.apc.org/gendai/onebook.php?ISBN=978-4-7738-1711-9
ロムロ・ガジェゴスの『ドニャ・バルバラ』(現代企画室)が11月15日刊行予定とか。ロムロ・ガジェゴス賞はスペイン語圏の怪物たちが受賞しており、そちらでもお馴染みの存在。ラテンアメリカ文学の古典中の古典という謳い文句に引き寄せられる。 http://www.jca.apc.org/gendai/onebook.php?ISBN=978-4-7738-1720-1
現代企画室/ギジェルモ・カブレラ・インファンテ/寺尾隆吉=訳『TTT』話。ある歓楽街に集まる人物たちの物語と言うのは簡単だが、この遊びに遊びをかさねた言語的実験の塊を語るにはものたりない。翻訳が困難な構造。ハバナの空気を彩る語呂合わせ。全編に渡る巧妙にして奇怪な表現が面白すぎる。
2/15発売「イラストで引き出すプロモーションデザイン」(現代企画室・刊)に、アートワークや文字を制作した広報物が掲載されました。上は会津のブックイベントで五十嵐恵太さんデザイン、下は音楽イベントで森あやさんデザインです。 http://tsujikeiko.blogspot.com/2015/11/alpha.html
現代企画室「ラテンアメリカ文学選集」に未読の書籍があるので、ここ数日は松籟社「東欧の想像力」にある未読の書籍と併せて読み進めている。白状すると双方に持っていない本が複数あって、欲求不満の虫に憑かれているのだ。欲しいものは手に入れるというジャイアニズムに身をゆだねるのも一興かな。