「桜が紅葉することを桜紅葉って言うんやで」 この季節になると、お袋はそう言いながら歩く 子供の頃お袋に手を引かれて田んぼの畦道を歩いた 道すがら野花を見つけては、その花の名前を俺に教えた 永遠に続くと思っていたものが、あとどれぐらいこうやっていられるかに変わっていた
あれほどは騒がれぬまま桜染む 筋雲を桜紅葉が彩りて 蓄えた熱のあかしの赤茶の葉
冬のひの桜紅葉の落ちるまで 風を待つ桜紅葉は項垂れて ******** もっと赤かったんだけど。見たまんまをって思うけど、結局脳内補正掛けちゃってるからなぁ。染まった葉は枝にくっ付いてるとこが、ヘコっと折れてる。染まるのは自ら栄養を遮断するからだと聞いたことがある。本当かな?