蒲公英の綿毛を巡る幼児は宇宙を跳ねる彗星のごと **** 秋の午後の陽を受けて草むらに点在するまんまるな綿毛が銀色に浮かび上がる。惑星みたい と思うまもなくチビが走り抜けてゆく。 ふぅふうと吹いてもなかなか飛んでくれないとつまらないみたい。笑
有れば良いばかりではないことを知る風と陽をよみ芽吹くものたち **** 遅いかなと面白半分で5㎝ほどの茎を土に突っ込んだ空芯菜も20㎝ほどに育ったので初収穫。遅ればせでこんな育つなら来年早めに再チャレンジ。一番季節が捉えられないのは人かもしれない。ネギに小松菜、ルッコラも順調。
シートパック 目はここに口はここにと指示されて毎夜完成する福笑い 穴空きの土台に嵌めるパーツには返品どころか文句も言えず 大小や配置の差異のどこまでを許容範囲とすればよいやら **** どれだけうまく皺なく嵌めるかの勝負をしている気になるシートパック。
秋空に研ぎ澄まされて来たはずの陽射しに深く息ひとつ吐く 幼児がてんてんてんとつく鞠のリズムにも似た秋の朝の陽 ****** あったかぁいと口から溢れ出た。お日様が暖かいなんてひと月前だと有り得ない。陽射しが痛いものから柔らかいものに変わった。土手では少し遅めの彼岸花が満開。
空っぽになればポキッとなることもないだろうにと岸の薄が **** 茎が空洞の植物って結構あるんだ…なんてことをぼんやり。よいしょでも、よっこらしょでも、ぽちっでもいいから、己で感情のスイッチが切れたらいいのになんてこともぼんやりと。うまく風に戦げない。ポキッと折れたくはないな。
吹くままにただ向くままにこの秋は流れてみればと風と陽がいう **** ミニ観葉を買ったりリポベジをやったり。出ない本葉や伸びる新芽。とにかく待てるヒトにならないとダメなことだけは分かった。今じゃなくその次を思い描かなきゃだめなんだなって。全部実験。そしてそれを楽しめること。
秋風が吹き寄せて行く夏の間の熱に負けてたこれそれあれを **** 今日は風が心地良かった。暑さのせいにして"そのうちに"と思ってた小さな引っ掛かりのいくつかに片をつけた。手を動かすことが一番だとは知ってる。タイミングを計ってると見せかけた逃げでしかないのも。暑かったんだもん!
写真を整理しててみっけ。 いつ作ったっけ?お盆休み中かな? マカロン♪マカロン♪と鼻歌歌って遊んでたので、好きなのかなぁと作り始め、5色作って飽きた…
あと一夜待ってと声が出せたとて 昨夜も今宵も月は明るい **** お天気アプリに今夜の月は輝面率100%。 中秋の名月と満月は必ずしも一致しないんだとか。ほぉー。 今日も綺麗だよ って言ってあげなきゃ。 (頭の中で「何も言えなくて 夏」が流れてる)
そろそろ夏も終わろうかという頃合いで作るのはどうなんだろうと思いつつ。先日、31に行ったと楽しそうに話してたから、つい。 何度もやり直して肩と目が…。 コーンの色は薄茶はないし焦茶がたくさん余ってるから。アイスって何色(何味?)が定番なのかも分からない。😭
更けきらぬ二重緑の中空で誰を見やるかまんまるの月 受けし陽を裾分けせんと鉄紺の空をゆるりとのぼる満月 **** だんだん濃く深くなる空と明るさが増して見える月。久々にゆっくり月を見た。月って黄色じゃないのね。白にチョンチョンと檸檬色を落としてチョンとグレーを落とした感じ?
撒かねば咲かぬ咲かねば成らぬ成らねば撒けぬぐるぐるとねばねばねばに追い込まれ忘れかけてる陽も水もある
泳ぐ目を捕まえるにはルビになる身近な言葉を探すことから **** 母の「わかった」には、本当に分かった時と面倒くさくなって話を変えたい時の2種類ある。「わかってないやろ!」と問い詰めると、口元だけが笑ってたり。ちゃんと目を見ておかないとだ。「頼む」でなんでも済ませようとするな!
虫の音がチリチリチリと聞こえくる27℃はまだ熱帯夜
もしかしてなんて来ないと捨てました。欠けてもいないお茶碗ひとつ **** 息子のお茶碗を処分した。置く場所はある。けど。このお茶碗にご飯をよそう場面はもう来ないだろうし。欠けてはないけどちいさな傷はたくさん。そもそも小丼ぐらいあるお茶碗を今の彼は必要としないだろうし。笑
食卓を斜(はす)に横切る影をただ茫と眺める罰当たりにも 身の上を重ねて流す涙など何の足しにもなりはしないと 知ったとて手すら貸せない身なのなら口は閉じよう目もしばらくは