イラン最高指導者から殺人のファトワ(宣告)を受け長年英国に亡命していた「悪魔の詩」(イスラムを揶揄した小説)の著者、サルマン・ラシュディが米国ニューヨークにて刃物で襲撃され片目を失う大けがを負ったとの報道。ファトワの遂行をひたすら機会を待ち続けるイスラム教徒の執拗な面が浮き彫りに
【121.文学 サルマン・ラシュディ】 インドとパキスタンにおけるヒンドゥー教とイスラム教の緊張関係を中心に政治・宗教をリアリズムとファンタジーで描いた作品 彼の名声は小説「悪魔の詩(1988年)」を巡って起きた騒動が大きくイスラム教徒からムハンマドに対する冒涜だとされている