「200字の書評」(364) 2024.8.15
九夏三伏、汗が止まりません。お変わりありませんか。
8月15日は終戦記念日、正しくはポツダム宣言を受諾しての無条件降伏の日です。敗戦を終戦、占領軍を進駐軍と言い換えてみても連合国軍(ほぼ米軍)占領下におかれた事実は隠せません。この日以降も樺太では侵攻してきたソ連軍との戦闘が続いていました。樺太からの引き上げ船3隻がソ連潜水艦の攻撃を受け、約1700人が犠牲になったのは8月22日でした。敗戦の日を日本国民はどのような気持ちで受け止めたのでしょうか。私たちの父母親族はまさに戦