「200字の書評」(361) 2024.5.25
こんにちは。
爽やかな皐月は飄然と走り去ろうとしています。満々と水の張られた田んぼは、いつしか青い穂先が出そろい、風に揺れ始めています。短い春は桜の鮮烈な印象を残して初夏の装いになってしまいました。季節は平たんな道を提供してはくれません。初夏の翌日は晩春が戻り、時には冬物を引っ張り出させるような悪戯さえしてくれます。寒暖差の振れ幅は大きく、老残の身には堪える日々です。国会で民法改正が議決され、共同親権が現実化します。反対したのは共産党とれいわ新選組だけでした。共同親権に