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映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の感想※ネタバレあり
はじめに
13年前、2009年の12月に初めて『アバター』を観たが、イメージだけしか残っておらず、主役の名前など完全に忘れてしまっていた。
そんな中、急に暇になってしまったので前日の夜にチケット・座席を予約し、予備知識なしで『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観てきました。
結論から言うと、予備知識なしで楽しめる内容となっていました。
映画を見ている最中も、歳のせいか全く『アバター』の記憶が想起されず、
唯一思い出せたのはナヴィが乗る翼の生えた竜「イクラン」だけでした。
上映時間は前作越えの3時間12分という長さでしたが、アッと言う間は言い過ぎですが、そんなに長いとは感じませんでした。
あらすじ
はるか彼方にある地球のような惑星パンドラ。
そこで元海兵隊員のジェイク・サリーはパンドラの先住民ナヴィと人間とのDNAを掛け合わせた「人造生命アバター」に転生しパンドラの森の民の一員となる。そして森の民の長の娘ネイティリと結ばれ、息子のネテヤムとロアク、娘のトゥクが生まれ、さらにグレース・オーガスティン家で生まれたキリを養女とし、人間のマイルズ・クオリッチ大佐の息子スパイダーも一緒になって、サリー家として仲良く暮らしていた。
そんな折、地球人(スカイピープル)がまたしてもパンドラへ現れ、侵略を開始する。
スカイピープルは先の戦いで、ネイティリに倒されたマイルズ大佐など、一部の兵隊たちを生前の意識のバックアップを使いアバターに転生させる。
そして、彼らはジェイクとネイティリ夫妻にリベンジを誓って行動を開始した。
森の中ではマイルズ大佐率いる部隊がジェイクらを捜索していたが、やんちゃな息子ロアクの軽率な行動でサリー家の子供たちが見つかってしまう。ジェイクらの応援で何とか子供たちを脱出させるもスパイダーが連れ去られてしまった。
スパイダーが連れ去られてしまったことで、住処が知られるのは時間の問題だと悟ったジェイクは敵の狙いは私とネイティリだからと森の民とサリー家を守るために森を出て、サリー家全員で新たな住処を求め旅することを決意する。
森を追われたジェイクとその一家がたどり着いたのは海で、そこで暮らす海の民”メトケイナ族”のもとへ身を寄せることになる。
しかし、そこにもスカイピープルの魔の手が迫っていた。
反捕鯨
海の民が家族と呼ぶ、シロナガスクジラのような海生生物トゥルクンがスカイピープルによって捕らえられるシーンが詳細に伝えられており、まさに反捕鯨のメッセージだと思いました。
また、捕らえたトゥルクンで欲しいところはトゥルクンの脳髄だけであり、これが不老の妙薬でスカイピープルの収入源になっていて、それ以外は要らないというセリフがあり、この部分については象牙のみを搾取される密猟についてのメッセージではないかと思いました。
ハカ
海の民がスカイピープルに侵略され、反撃するか否かと会議をするのですが、そこでの一致団結シーンが、あのラグビーのニュージーランド代表で有名なハカを思わせる仕草をしていました。
本作は2018年にニュージーランドで撮影されたということで、2019年に控えるラグビーワールドカップとニュージーランドの忖度があったのかもしれません。
タイタニック
海ということで、スカイピープルが乗る超巨大ホバークラフトがありましたが、これがトゥルクンの攻撃などで沈むシーンがあり、これがタイタニックを思わせるダイナミックな沈み方でした。
似たようなシーンといえばそれまでですが、タイタニックは民間人が沈む。アバターは敵が沈む。その背景の違いで船が沈むシーンといえども感じ方は変わるものだなと思いました。
世界歴代興行収入と上映時間
アバター(29億$):2時間58分
アベンジャーズ/エンドゲーム(27億$):3時間1分
タイタニック(22億$):3時間14分
ついこの前まで「アベンジャーズ/エンドゲーム」が興行収入1位だと思っていたので、アバターが1位だという宣伝を疑問に思い調べました。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の上映による『アバター』再放映などで伸びて逆転したのか、たしかにアバターが1位でした。
ちなみに興行収入上位の作品はすべて上映時間が3時間に迫るか超えていて、売り上げの秘訣のようなものがあるように感じました。人間の集中力は90分くらいだと聞いていますが、3時間はその2倍だから、ちゃんと集中して見ようとすると2回は見ないといけないということで、リピート率があがるのかもしれません。
記録については次にアベンジャーズの新作が出た時には、また一位が逆転するかもしれません。うまい商売の流れですね。
終わりに
日本版の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のキャッチコピーが「奪われるのは、目か、心か。」になっているのですが、ストーリー的にはそういうシーンはなくて、あとから考えると「映像美に目が奪われる」、「家族愛に心が奪われる」てな具合なんだろうなと思いました。私の予想とはズレていました。
また、海の映像はすごく綺麗だったのですが、だったらなおのこと、夏に上映もしくは、初夏の上映の方が良かったのではないかと思いました。
とはいえアバターは5作連続の作品で、今後も上映予定があります。それが毎作品12月放映予定としていますので、こだわりがあるのでしょうね。
前回は森の民、今回は海の民、もしかしたら今後も〇〇の民が出てきて、最後は全面戦争で、アベンジャーズ的なストーリーになるような、そんな予感も少しだけしました。あと、ロードオブザリングも似たようなストーリーですかね。
細かい要素で言えば、養女のキリが魔法のような技を使うシーンが何回かあり、魔法使いのようでしたが、魔法使いと言えばハリー・ポッターですね。はい。
そして、私が感じた社会課題のメッセージは反捕鯨だったのですが、2018年に撮影されている作品ということで、コロナ(2019)の前だったり、地球温暖化(2021年ノーベル賞受賞)の問題意識が活発になる前だったり、ロシアのウクライナ侵攻(2022)前だったりと、今の私たちからするとインパクトに欠けるメッセージになっているかもしれません。
逆にいうと、それだけ過去が平和・平穏だったとも考えることができますが・・・
そういう訳で、全体としてはいろいろとズレている。時期を逸している感じを受けました。
最後に、エンドロールで女性の方が部族の歌か何かをうたっているのですが、私のリスニング力が低くて、ところどころ「まぁええか」にしか聞こえなくなってしまいました。
さらに見ていると早めに映画館を出るお客さんが私の前をとおり、スクリーンを遮ってしまってムッとしたのですが、まぁええか。
【メッセージ】
最後までお読みいただき感謝いたします。
拙い文章ですが、ロジカルな文章よりも感情を揺さぶるような文章を書きたいと思っています。
これからも、是非ともよろしくお願いいたします。
余韻のために最後は1ページ程度の空白を置いています。何か感じていただければと。
今日は楽しかった、悲しかった、悔しかった、嬉しかったなど、そういう感情が動く体験は、
記憶され、そして未来の判断になんらかの影響を与えると思います。そうだといいな。
【プロフィール】
2児の父です。 駄文・乱文ですみませんが、普通の人生を記していきます。コッソリと・・・
凡人なので、フォロバ100です。人としては、フォローされるよりフォローできる人間でありたい。
頑張ってスキ1000回目指しますので、是非ともスキしてみてください。
ちなみに自己紹介にスキはフォローOKと受け止めます。
あと、noteにも感謝です。
見出しの写真やイラストはnoteユーザー様のを使わせて頂いています。こちらも感謝いたします。
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