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2019年2月の記事一覧
眠りにつく一寸前。そういえば良くお泊りと称して祖母の部屋で眠ったな、と思い出す。狭い部屋に二人居たら窮屈だったろうに、嫌な顔一つしなかった。前触れもなく、折に触れては思い浮かべる柔らかな時間。
失くしても、失くしても、進んでいくのが人生。
失くしたものと同じ質量だけ、此処に残された心を守って生きるのが一番良い。
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昔、僕の地元では夜9時ごろになると
防災無線から音楽が聞こえてきた。
エレピの音色が心地よく、眠りへといざなってくれたのを
今でも良く覚えている。
夏の寝苦しい夜も、
凍えそうな冬の夜も、
どんな日でもあの音が聞こえると
ああ、今日も良い一日だった、と
そう思えた。
人の記憶に残る音って
音そのものではなく
その音の背景にある出来事だったりするから不思議だ。
バックグラウンドミュージック