年功序列から相対的な年功尊重へ
近年、年功序列制度の崩壊が糾弾されており、年功序列を嫌悪する若者が増加しているように思える。一方、年功序列がだめなら成果主義かというような議論が繰り広げられているが、意味的に年功序列の対義が成果主義ではないため、本質をついてない内容が多い。例えば、歳を取ってる窓際社員が出るのはよくないだから成果主義にしようというのには、飛躍がある。歳を取った窓際社員がいるのには、成果に基づかず、年齢が上がれば給与が増加するのが原因と考えられているが、厳密には、成果を年齢という指標で測っている