やってみないとわからないと思うのは確かにそうだけど、ちゃんと将来予測はした方がいい。
やっぱりやってみないとわからないよねとよく言う。それを言うとたしかにそうなのだが、一方それを言ったらきちんと将来予測をしなくなる。
やってみないとわからないに続くのは、だから今は楽しもうとか今はできることをしようとか言う文言だ。で、結局何もしない。将来予測を放棄することになる。
将来予測は、2つの点で有効である。
1つ目は、過去の経験を生かそうというマインドになり、成功確率を高めようと努力するようになるということ。
2つ目は、やる前とやった後のギャップが明確になるということだ。
まず、将来予測をすれば必要な行動と能力を仮定として持つことができ、それがわかれば過去の経験をいかして、応用しようとすることが可能だ。
例えば、
野球はしたことがあるが、サッカーはしたことがない人がいるとしよう。その人が野球部を辞め
一ヶ月後にサッカー部に入るとする。
サッカーはしたことがないので活躍できるかはやってみないとわからない。
しかし、サッカーで必要な行動は
フィールドプレイヤーなら走る、蹴る、トラップする、ドリブルする等ですあり、それぞれ持久力や瞬発力、足元のテクニック等が必要になるだろう。野球をやっていたのであれば持久力と瞬発力はそれなりにあるはずだから、野球をやめ、サッカー部に入るまでの1ヶ月
走り込みや持久走を続け、リフティング等の練習をすることで、サッカー部に入った後の成功確率を高めることは可能だろう。
また、すでにやっている人に聞き込んで仮説を立てることも可能だろう。
次に、将来予測を立てればやる前とやった後のギャップがわかると言うことについて述べる。
先程のサッカーの例で言うと、いざサッカーをやってみて周りの蹴るレベルの差やドリブルの差に気づくはずだ。最初に想定しておかないとただ、上手い人多いなー俺には無理だとか感情的にしか判断できかねない。事前に予測をし、みる視点を定めておけば、何が足りていて何が足りないか明確になる。
以上より、
やってみないとわからないが、
将来予測をきちんと立てることは重要だ。
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