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記事一覧
「青い花」ノヴァーリス
18世紀、ドイツ初期ロマン主義を代表する夭折の詩人による未完小説。
13歳の婚約者ゾフィーの病死後、神秘主義や無限なるものへ傾倒の末、28歳で病死する。
理想的象徴を追い求め、各地を遍歴の末に様々な人との出会いによって魂の成長を描いた。
「ライフシフト」リンダ・グラットン
人生という極めて個人的で限定的な所有時間は、マクロ的視点によって策略的に高齢化の実態と思考変化を求められる書。批判的かつ客観的に必読すべき。
「ツァラトゥストラはこう語った」フリードリヒ・ニーチェ
ニーチェを単体で読んでいけない。
丹念にその遺伝子を辿ると、単なる発狂した変人ではなく、そこに至る軌跡があり、その頂上がある。それこそがツァラトゥストラ。
つまり、ニーチェの哲学と思想と詩が凝縮した孤高の傑作であるのだ。