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2024年5月の記事一覧
【アイドル新歴史学】 ①アイドルの誕生。
一般的に、日本における「アイドル」の始祖は南沙織と言われている。
大阪で万博が開かれた年、彼女はアメリカの占領下の沖縄の地からパスポートを片手に「日本」へやって来た。
「アイドルの始祖」が「外地」から渡来してきていることは大変興味深い。
仏教伝来〜「和様化」の再現なのである。
彼女のデビュー曲の作曲はもちろん「天才DJ」筒美京平。
筒美京平は、外来文化としての洋楽を「和様化(リミックス)」する
【アイドル新歴史学】 ②アイドル・ルネサンス。
1970年代に音楽雑誌『ミュージックマガジン』誌上で「日本語ロック論争」というものが勃発した。
簡単に言えば「ロックは英語で歌われるべきか、あるいは日本語で歌ってもロックになるのか?」というテーマであった。
現在の「日本のロック」と呼ばれるものは、かの時代の「論争」を経て確立していったものなのである。
「ロック」という外来文化に対して「元の形式を崩さない」のか、
あるいは「和様化して取り込む」
【アイドル新歴史学】 ③第二次アイドル・ルネサンス。
1980年代前半~半ばに起こった「第一次アイドル・ルネサンス」とは、
1970年代初頭から1970年代半ばにかけて興隆した南沙織、天地真理、浅田美代子の「古典」に対して、
1980年代初頭から1980年代半ばに、松田聖子を筆頭に、中森明菜、小泉今日子、早見優、石川秀美、堀ちえみ、松本伊代から菊地桃子まで、百花繚乱のアイドル再興の時代が到来した時代を指す。
そしてその後、1990年代半ばから200
BEYOOOOONDS沖縄公演。「朝陽と夕陽」
上昇気運真っ最中のオチャノーマの翌日のビヨーンズ沖縄公演、結論から言うと大変に素晴らしいライブだった。
ただ、そこには「夕陽の美しさ」を感じたのであった。
太陽か沈む直接の目も眩む程の黄金色の輝き、、、
『都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて』では、
一岡さんの唯一無二のハスキーボイスを思い出し、
「幸せだったあの頃(2019年の夏から年末)」が走馬灯の様に脳裏を巡り、涙が止まらなかった。
【私のモーニング娘。】 石田亜佑美卒業発表に添えて。
モーニング娘。’24、石田亜佑美メンバーが卒業を発表した。
私は最近はずっと「早く後進に道を開けろ!」と思っていたのだが(失敬!笑)、
いざ卒業発表のニュースを聞いたら大きな喪失感が湧いて来た。
そして、その喪失感の源へと遡ってみた。
「私のモーニング娘。」は「2013年」であった。
この年の夏に発表された『わがまま気のまま愛のジョーク』、
そして『愛の軍団』に私は激しいショックを受けた。