ちょっと読んで、少しずつ実践するだけで、人生をやり直せる。「身体と心のデトックス」のトリセツ
朝起きた瞬間から疲れてませんか?
毎朝、会社に行きたくない。そんな気持ちを抱えていませんか?
同じことを繰り返す日々。こんな日がずっと続くの?
未来に全く希望がもてない。
そんな毎日、幸せじゃないよね。正直辛い。
でも、それが人生。今まで何十年も積み重ねてきた結果なので、もう簡単には変わらない。
……なんて思ってる?
でも、積み重ねた人生なんて、ハリボテのようなもの。意外と簡単なきっかけで、ガラリと変えることができる。
たとえば、ちょっと読んで、少しずつ実践するだけで、人生がガラリと好転するような本がある。
いきなりそんなこと言われても、信じられないよね。そう、信じちゃダメだ。
だから、この本を紹介する前に、自分がこの本に書いてあることをやってみて、そしてどう変わったか、何を実践したかを、先に話そうと思う。
この内容が、あなたの人生を変えるかもしれない。
たった数分で、人生を変える方法を知りたくない?
その答えはこの続きにある。
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少し前は、毎日が辛かった。
残業が当たり前の生活だった。
18時、定時を過ぎると職場近くのコンビニで菓子パンを買って空きっ腹に放り込み、疲労で朦朧とした頭と身体で無理やり残業を始めた。
まったく集中できない。
こんな時間になっても、今日中に納品しなくてはいけない仕事がまだ沢山ある。
ふと意識が遠のき、目の前のパソコンの画面をじっと見つめる。
眠気を覚ますため、今日何杯目になるか分からないコーヒーを一気に飲み干し、机の上に散乱しているミント味の飴を口に入れる。
納品しても納品しても、また明日には次の納期がやってくる。
明らかにオーバーフローな仕事の量だ。しかし、定時で帰れるような仕事量だと、厳しい売上げノルマが達成できない。
そんな日々を過ごしているうちに、気がつけばもう40代後半。
肩はゴリゴリに凝り固まり、疲れがとれないまま起きる毎日が続く。
心は麻痺していたが、身体は悲鳴を上げていたんだ。
ある日から頭痛がするようになった。
毎日続く頭痛。頭痛のストレスで過食気味にもなり、体重がどんどん増えていった。
そして、しゃがんだ拍子に着ていたYシャツが破けた。
そのときは、笑った。まるで北斗の拳じゃないか?
まあ実際、笑えなかったけどね。
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もちろん、病院に行った。有名な頭痛専門医にも行った。
でも、原因が分からず、慰めのように頭痛薬をくれるだけ。
一番親身になってくれた病院の医師にいわれたのが、「仕事やめないと、一生このままだよ」
つまり、頭痛の原因は不明だけど、どうせ仕事のストレスでしょ?じゃあ、仕事辞めたら。
そういうこと。
20年以上続けた仕事。簡単にやめていいのか?
とはいえ、今は頭痛に耐えながら、なんとか会社に通っている状態。
ろくに仕事に集中できていないし、周囲の目が冷たくなった気がする。
そんなある日の職場での朝礼。
「このたび昇進が決まりました!」
そんな上司の声とともに、周囲から拍手されたのは、部下だった。
不意打ちだった。
たしかに、期待されている部下が昇進し、自分に追いつくとは想定していたが、事前の連絡なしに、それが起きたのだ。
自分の心の中の何かが、砕けた音がした。
なんのために働いているんだろう。
そもそも、このまま働き続けられるのか。
「仕事やめないと、一生そのままだよ」
お医者さんの言葉が頭の中で蘇ってきた。
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そんなとき、たまたま見た、YouTubeチャンネル。
食べるのをやめると
「ラクにやせれる。しつこい不調がなくなる」「心も体も若返る」
ひょっとしたら、自分を苦しめている厄介な頭痛も治るのかと、思わず見入ってしまった。
そのYouTubeチャンネルは「ハーブ・ファスティング」について説明している動画だった。
食べないことを「ファスティング」というらしい。
食べるのをやめる、つまり断食することで、体重を減らし、体内をデトックスできる。
「ハーブファスティング」は、さらに「ハーブ」を組み合わせてやることで、デトックス効果を増大させる方法らしい。
その結果、身体や頭脳はリフレッシされ、20代の頃の身体に戻れるようになるとか。しかもそれが4日間でできるらしい。
つまり「4 日間、食べるの止めたら、昔の自分に戻れる」
正直、本当かどうか怪しい話。
でも、やってみようじゃないか、と思った。
なにせ今は、破滅を待つだけの曇り空のような日々。
希望に満ち溢れていた昔に戻れるなら戻りたい。
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自分は、どんな未来を望んでいるだろう?
久しぶりに自分の未来について考えた。
ダボダボのスーツを捨てて、細身のスーツに買い替え、さっそうと出勤したい。出世だってしたい。
以前からやりたかったブログを始めたい。
もうすぐ50代になってしまうけど、思い切って、大きい会社に転職したい。
そこでノルマに追われず、綺麗な広いオフィスで、ゆっくりと働きたい。
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さっそく、食べるのを止めてみた。
しかし、頭痛がおきて1日目で挫折した。
やっぱりダメなのか?
もう一回、YouTubeの動画をちゃんと見てみた。
なるほど、ファスティング中でも、辛さを感じないためのアドバイスが説明されていた。
何も考えずにファスティング始めたので失敗したらしい。
次は、ちゃんとアドバイスを守ってやると、空腹の苦しみや、頭痛などに悩まされず、3日間ファスティングができた。
そして、体重が3キロ減った。
予想外だったのは、久しぶりに味わった幸福感。
それは、雲の切れ目から太陽が差すような感じだった。
さっそく、ハーブファステングの正式なコースに申し込むことにした。
半年間の集中コース。
正直、セミナー代は安くはない。
でも構わなかった。この現状が変わるのならば、安いもの。
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ハーブファスティングを始めてから半年。
信じられないことになっていた。
体調が「戻った」なんて言葉じゃ全然足りない。
正確に言うと自分が「過去の自分にタイムスリップした」みたいになっていた。
75kgもあった体重が60kgにまで落ちた。
「え?ウソ?」
違う体重計で何度も測ってみた。でも60kg。
これは自分が20代、青春の絶頂期に記録した数字だ。
鏡に映る自分を見て、思わず笑ってしまった。
でも、それだけじゃ終わらない。
あの、専門医すらお手上げだった謎の頭痛まで消えた。
消えただけじゃない。頭がクリアになって、 まるで頭の中を洗い流したみたいにスッキリしている。
つまり「体重が戻った」とか「体調が良くなった」とか、そんな次元じゃない。 自分の人生そのものがリセットされたんだ。
これは、ちょっとした奇跡だった。
ただ一つ言えるのは、ハーブファスティングは、自分に20代を取り戻させてくれた。いや、20代より、もっと充実した未来の可能性を開いてくれた。
さっそく、新しいスーツを買いに行った。
とびきりスリムなやつを。
新しいスーツで出勤すると、プライドがもどってきた。
「たまにサラダ食べてるんだよね」と言いながらどんどん太り続ける上司。
肥満になり過ぎて、医者から寝るときに呼吸器をつけること義務付けられた同僚。
出世した後輩や、期待されて重要プロジェクトを任されている人に対しても、劣等感を感じなくなった。
なぜなら、常にこう思っていたから。
俺の方が優れていると。
身体が軽く、頭も回る。
仕事も以前のようにこなせるようになり、さらに余裕も出てきた。
なので思い切って、昔から念願だったブログを始めた。
そして、信じられないことに、50代目前の自分が もっと良い業種の会社に転職することができたんだ。
普通なら「50代で転職なんて無理だよ」って誰もが思うだろう。
実際、数年前にダメ元で登録した転職サイトからは完全に無視されていた。とある転職サイトなんて『誠に遺憾ながら貴意に添いかねる結果となりました』というお断りメールが届き、登録すらできなかったくらいだ。
だが、現実にこうして、新しい会社の名刺がここにある。
夢みたいな話だけど、これは現実だ。
むしろ、夢以上だ。
だって「年齢の壁」という、一般常識が一気に吹き飛んだのだから。
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「ほら、ハーブファスティングしたら幸福な人生になった。」
なんて言いたくなるけど、ハーブファスティングは、よくある運気アップとか「引き寄せの法則」みたいなものではない。
ファスティングすると、ダイエットだけで収まらない効果がある。
まず、身体の古い細胞がリサイクルされる。
それは「オートファジー」と呼ばれる現象で、東京工業大学の大隅教授は、その研究で2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
またその一環で、毒が体内から排出(デトックス)される。
そうなると、毒のために炎症、つまり火事になってたところが解消され、腸内環境含めて、体が整ってくる。
腸内環境がよくなると、脳の調子もよくなる。
なぜなら、実は脳と腸は互いに影響し合っていることが実証されつつあり、その関係を「脳腸相関」と呼ばれている。
そもそも、脳がない生物はいても、腸がない生物はいない。それくらい腸というのは重要な器官で、腸は第二の脳とも言われるくらいだ。
その腸がきれいになれば、脳もきれいになるというわけだ。
さらに腸にとどまらず、他の臓器もデトックスするのが、ハーブファスティング。
デトックスするの内臓ごとに、一番効果のあるハーブを使い分けることで、デトックス効果を劇的に増強してくれる。
この「ハーブ」と「ファスティング」という最強の組み合わせにより、自分の身体をデトックスしたわけだ。
まあそんなわけで、身体と脳が整ってくると、心に「余力」ができるようになった。
「余力」というのは、スマホゲームの行動ポイントのようなもの。
これが少ないと日々の生活の維持で精一杯。でも「余力」が沢山あれば、新しいことにチャレンジできる。
「余力」があれば、転職サイトに登録だってできるし、毎日転職情報もチェックできるし、よさげな求人あったら応募だってできるようになる。
そして、良い転職先から内定がもらえる。
つまり、自分が転職できたのは。
引き寄せとか、幸運とか偶然とかではなく。
必然だったんだ。
ちなみに、これがハーブファスティングをやったあとの記事。
いまから4年前の2020年。
まあ、この記事と同じようなことも書いているが、勘弁してほしい。
つまり、感じてることは、一過性のことではなかったということ。
そして、転職できるなんて、思ってもみなかった。
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さて、自分は、ハーブファスティングのおかげで、求めていた人生に近づけた。
それで、今回紹介しようと思っていたのはこの本。
「毒出しのトリセツ」
これは、ハーブファスティングのことを教わった織田 剛先生が、自らハーブファスティングのやり方を解説した本。
この『毒出しのトリセツ』を読んだときはショックだった。
自分が受けたセミナーの内容がすべてオープンに書かれていたからだ。
それだけでなく、内容がさらにアップグレードされていて、非常に価値ある内容になっていた。
この『毒出しのトリセツ』という本、「ただ痩せるだけ」じゃなくて「毒出し(デトックス)」を目的にしてるところが、既存のダイエット本と一線を画している。
一番すごいと思ったのは、ハーブファスティングのやり方が丁寧に説明されてること。
断食道場に行くのではなく、高価な酵素ドリンクを購入する必要もなく。
自宅にいながら、仕事しながら。
あくまでも普段の生活の延長として、ハーブファステングできる方法が具体的に書かれている。
初めてハーブファステングをする人に、そっと寄り添ってくれる親切なコーチのような本だと感じた。
そんな「毒出しのトリセツ」
正直な気持ちをいうと、実はちょっと悔しい。
安くはないセミナー代を支払って学んだ身からすると、その内容が、たった1650円で手に入るのは、ちょっとズルいと思ったりもした。
でも、そんなケチな気持ちもすぐに変わった。
最近50代になった友人が、相次いで体調不良になっているのだ。
健康診断で心不全と診断された友人は、手術しても改善せず、2回目の手術を控えている。
この友人は、美術館やカフェ巡りが大好きで、最近では登山に興味を持ち、登山道具を嬉々として揃えていた。
しかし、今では病気が気になり、外に遊びにも出かけることもなくなった。
「残念ですけど、飲みにいくのも、遊びにいくのも当分先になりそうです。正直いつになるかわかりません。」
友人からのメールには、そんなことが書かれていた。
実際、心不全になっても、すぐに死ぬことはない。
普通に生活していくことはできる。
でも、この友人のように、やりたいこともやれず、四六時中、病気や体調が気になって過ごすのは、生きていると言えるのだろうか?
「毒出しのトリセツ」の最後の章にこういう一節がある。
現代の毒は、サリンのような致死性のある猛毒は少ない。
もしそうなら、すぐに人類が滅んでしまう。
どちらかというと、東洋医学における「毒」に近いのかもしれない。
東洋医学が定義する「毒」とは「生体の正常な生理機能を阻害しているもの」を意味するとか。
つまり、本来のあなたの力を押さえ付けている、それが現代の「毒」なのかもしれない。
「家族がいるから。」「忙しくてやっている時間ない」「大変そうだから」
やらない言い訳がとめどなく出てきて、なにも行動できないなら、それはそれで仕方がないと思う。
それは、あなたは今の不幸な状態を、文句を言いながらも、心の底で望んでいるからだ。
「かもめのジョナサン」の著者、リチャード・バックの作品に「イリュージョン」という小説がある。世界の救世主たるドンと、救世主見習いのリチャードが飛行機で旅する話だ。
救世主のドンは「この世のすべてはイリュージョンだ」と語る。
現実世界は幻、映画館で見る映画と同じだと。
そう、織田先生の言われるように、「毒出し」しなくても、すぐに死ぬわけではないし、それなりに生きていける。
でも。
今観ている、自分の人生という映画に飽き飽きしていたら。
もっと違う、新しい映画を観たい、と思う気持ちがあるのら。
ハーブファステングを試して欲しい。
それが無理なら「毒出しのトリセツ」を買ってみるだけでもいい。
それも迷うようなら、少しだけ興味を持って「毒出しトリセツ」を本屋でパラパラと立ち読みするだけでもいい。
自分の未来を諦めずに変えようと行動したことが、
どんな結果よりも、真の価値があると思うからだ。
さあ、
うんざりしている、今の自分の物語を見ることをやめよう。
新しい自分の物語を見に行こう。
最後まで読んでもらい、ありがとうございます。
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