#写真が好き
記憶のための適正露出
見たままを写しとることから写真、とはよく言ったな、と思う。しかしphotographの意味合いとはだいぶ違っていて、見たままを写すことが何も正しいというわけではない。みな淡く儚い感じにしていたり、ノスタルジックにしていたりする。それは色や明暗が、見る人の気持ちを揺さぶるようにできているということで、単にきれいな花ですよ、と見たままを報告しているのではない。
レストランの小さな会場を借りてはじ
写真展をしたら結婚しちゃった
写真展を2度したことがある。いずれも同じ場所だ。川沿いにある抜けの良い眺めのカフェの一階の、4坪ほどのギャラリー。以前noteにも書いた自転車とカメラの好きなカフェの元マスターの、その店で、写真展をした。そしてそれが、妻と結婚することになるきっかけになるとは、思いも寄らなかった。
そのカフェを知ったのは、ブログで知った方がその店で写真展をすることになったと知ったからだった。ネットで繋がってい
いいね がつかなくても
もはや、皆そう感じられてるいることだと思うのだけど、写真系のTwitterにしてもここ、noteにしても、 Instagramにしても、いいねの数がそのまま写真の良し悪しに繋がるわけではない。いいねが少なくても、めたらやたらと上手いと思わせる写真がある。一方で、いいねがついている写真の多くは、やはり何某か、おお、と思わせるところがあるのも事実で、それが、写真そのものの良さだけではないところがSN
もっとみる忙しい人ほどカメラを趣味にするといいかもしれない。
つらつらと理由を書くほどのことでもないんだけれど、自分がそうなので、実感としてそう思う。忙しいのだけれど、趣味が欲しいのなら、カメラはどうですか、って話。
なかなか自分の時間の取れない人って多いと思う。そんな時間は自分で作るものだよ、という人もいるけど、それもやっぱり限界があるってものだ。
僕の場合は、朝5時起床、あれこれして7時前には出勤、家に帰り着くのはたいてい夜の9時過ぎ。そこから
一枚の持つ力-風景写真は難しい
先日、マツコの知らない世界で富士山を撮り続けている高校生が出演されていた。使っているカメラはどうもフジフイルム。FUJIで富士を撮る。おそらくT系だったと思う。いいねえ。
(あとで調べてみると、X-T4を現在使用されているようです。以前? 併用? NikonD750も。名機ですね)
前提として、じゃあお前、彼と同じように撮れるのかよ、という問いに対して、首を横に振るしかないのだが、それでも
街中でスナップするなら、シルバーのカメラがいいのではないか。
ここ最近、とみにそう思うようになった。
昔のライカがシルバーよりもブラックの方が値段が高かったのは、塗装という手間や原料が必要だったことに加え、ステルス性が高い、という特徴があったからだ。いわゆるプロ仕様というわけだ。
ガラスに映りこむのも抑えられるし、なにより黒いボディのカッコよさといったら、ということもある。
フジフィルムのカメラ、X100は、最初シルバーモデルしかなかった。あとで、
趣味に救われてきたんだと思う(金銭面以外)。
週に一度くらい、自分のしたいこともできなくなったら、その仕事はやめた方がいい。
そんな言葉をどこかで見て、うん、なるほどな。そうだな、と思った。
そんなに人と接することが得意でもなく、またそれを好むわけでもない自分の休日は、何事もなくて、写真を始める前は、部屋で漫画を読むのが好きな超絶インドアな日々だった。
子どもの頃から、独りが好きな人間だったし、なんなら同世代がハマっていたもの……ミ
人生2周目だったらカメラはこうする
noteを彷徨っていると、カメラネタで書いていることもあって当然カメラネタが流れてくるわけですが、ライカ関連の記事を見て、2度ほど、
最近ライカユーザー多くないか?
という言葉を見ることになりました。
Twitterも然りですが、自分の関心に従って記事が流れてきますから、そりゃ目立ってきて当然ですよね。
でも、確かにそんな気はする、とも思うわけです。
とはいえ、実際のところは分から
桜の季節に思う写真旅
我が家のすぐ近くに桜の名所があるため、朝早く出て行き、撮影する。すると朝の6時前、ちょうど空が明るくなってきた頃にはもう自分と同じような人がいて、絶好のポイントをうまくゲットできないでいる。
桜並木できれいなところが駐車場になっていて、車のない状態は朝くらいしかない。が、先に来られている方がこれまた絶妙な位置に駐車していたりしてアングルが限られてしまう。
昨日休日出勤の代休で、さすがに平日
朝撮る?夕撮る?昼撮る?夜撮る?
断然朝なんですが。
独身のころは惰眠を貪って、なんなら起きれずに昼過ぎまでぼーっとしていたりする休日、そりゃ平日は朝は7時過ぎ、夜は9時まで職場にいる日々だとそうもなる。
が、家庭を持つと自分の時間というのはどこかを犠牲にして搾り出さなくてはならない。要は睡眠時間だね。
昼間はやっぱり子供といたいし、夕方も同様。夜は時々撮影に出かけたりするけど、それも子供が寝た頃だから遅くなる。
半径500メートルの撮影旅
撮影のために遠くへ行くことはあまりない。それこそ日帰りできるような県内のスポットを撮りにいくなんてこともしない。わりと昔からそうで、時間に自由のきいた独身のころでも、カメラを持って行く場所は限られていた。今思えばちょっともったいなかった。
万事がそんな感じで、日常の生活圏を飛び出すことを面倒に思うきらいがある。県北にあるネモフィラと太平洋の景色を撮りに、とか、巨大な人形と練り歩く祭を撮りにと
旅にカメラ一台とレンズ一本ができない
壊れたらどうすんの?
広角とか望遠が欲しくなったら?
明るさと解像度、どっち取るとか選べというの?
どうせカメラバッグ持って行くんだから入れるだけ入れたらええやん?
ライカレンズつけて銀座ライカ店に顔を出してみたい、ドヤ!ってやってみたいんや!
最後のは、ただの小者であるからして聞き流してもらえればと思うが、福岡のライカショップで田舎から出てきた小汚い人扱いを、かなーりオブラートに包まれた状態
マニュアルフォーカスの官能
ピッとやってパッと撮る。
半押し、親指フォーカス、なんとも便利な機能だな、と思う。正確さはともあれ、一眼レフのあのオート性能は、決定的瞬間という意味を、違えてしまった、そのくらいの機能だと僕は思う。
僕の初めてカメラはα7000 ミノルタのオートフォーカスカメラだから、マニュアルでフォーカスを合わせないといけないということを知らないままできた。
のちに手に入れたフィルム一眼レフのOM1