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JUST KEEPING BUYING|本要約   #投資のバイブル #富を増やすには

本日は、投資に焦点をあてた記事を書こうと思います。少しでも良いなと思った方は、ぜひフォローをお願いいたします。
『JUSTKEEPBUYING』という著書です。「将来のお金の問題が不安だ」「投資が大切だと漠然とわかっているが、なかなか行動に踏み切れない」「貯金や投資を始めてはみたものの、自分の方法が正しいかどうか確信が持てない」といった悩みを抱えているかたにはぜひ読んで頂きたいです。
本書には、黄金のルールとして約20の投資ルールが記載されておりますが、一部をご紹介しようと思います。


資産額に応じて、貯金・投資の割合を変えろ

一般的に、収入の一部を貯金に回していきましょうとして、「収入の2割」などと収入の一定割合を貯金に回すというアドバイスがありますが、これは間違いだと筆者は言います。
そもそも収入や支出はタイミング次第で不安定なものであり、同じ割合で貯金できるとは限らないのです。また、富が増える方がより貯金も増えやすくなるため、収入や生活状況により、貯金する額を変動させるのが良いです。

そもそも、貯金とは「収入 - 支出」で決まりますが、収入も支出も変動するので、固定化させるのは難しいため、その時々で無理せず貯金できる額を貯めればということです。

富を得たければ収入を増やせ

貯金を増やす場合、「収入を増やす」か「支出を減らす」かの2択がありますが、筆者は「収入を増やす」ことが大事だといいます。
そもそも、節約をして増やせる額というのは限られています。最低限生活に必要な資金は確保しなければならないので、そこにストレスを感じるぐらいなら収入を増やすことに注力した方がよいです。

また、増やすための手法もいくつかあると思いますが、「仕事で出世すること」が一番の優良な方法であるといいます。副業なども流行ってきていますが、若いうちはまずは本業に専念してなるべく多くの経験や知識を身につけ、自己成長を図る方が収入を得るためには近道だといえます。

節約すれば貯金が増えるはウソであり、収入を増やして収益を生み出す資産に投資をすることが大事なのです。

投資対象は分散させろ

お金持ちになりたければ、まずは多様な収入源となる投資資産を買い続けることが必要だといいます。
株式、債券、投資信託、不動産、リートなどリスクを分散させることが大事です。また、その割合も資産額によって変わり得るため、自身にあったポートフォリオを考えるようにしましょう。

個別株は買うな

資産を分散させるということで、株式投資をすることは大事なのですが、基本的に個別株は買わない方がよいといいます。理由は2つあります。

  • 個別株投資をしても、プロの投資家ですら勝てないことがほとんど。インデックスファンドやETFを買って幅広い銘柄の株を保有した方がリターンが良く、ストレスも少ない

  • 個別株は運用素が強く、終わりのない恐怖の状態になりえる

分割投資ではなく、即一括投資をしろ

ほとんどの市場は常に上昇を繰り返しているため、「出来るかぎり早く投資をする」ということが大切だと筆者はいいます。ただし、個人的には初心者の方がいきなり全額投資をするのはリスクが高いと思いますので、まずは少額から積み立て投資を始めていただき、慣れてきた早いタイミングですこし大きな額をNISA枠でインデックスファンドやETFなどに投資していただくのが良いと思います。

安値を待つな。買い続けろ

多くの方が、「なるべく安く買って、高く売りたい」そう思うと思いますが、実はこれはほぼ不可能であると同時に、パフォーマンスが出にくい手法なのです。

神の視点にたって、底値をあらかじめしった状態で確実に株を底値で買えるという買い方を、「バイザティップ」と呼びます。また、「常に一定額を定期的に買い続ける」という手法を「ドルコスト平均法」と言います。
これら2つを比べると、長期的には「ドルコスト平均法」の方がパフォーマンスが良いのです。なぜなら、暴落は頻繁には起こらないため、高値を推移している時期は投資額を増やすことが出来ません。一方、ドルコスト平均法で買い続けた場合、着実に投資額を増やすことが出来、複利のちからで少しずつ資産は増えていくのです。とにかく「出来るだけ早く、頻繁に投資をする」ことが大事なのです。

成功者は、相場の変動におびえない

最後に、投資で長期的に成功する人の特徴として、市場のボラティリティにいちいち一喜一憂しないということがあります。相場の変動というのは、長期的な投資で成功するための”入場料”であるといいます。これは受け入れる必要があるのです。

資産を最大化する観点で、15%以上の下落がきたら保守的になるべきだと筆者はいいます。なるべく分散投資をして15%の下落にはならないようなシミュレーションをしておくことが大切ですが、実際に暴落してしまった場合もおびえ過ぎずに、じっと耐えましょう。個別株出ない限り、相場はいずれ元に戻ります。

以上、いかがでしたでしょうか
ここではあくまでほんの一部を解説していますが、本書の中では実際に数式などを用いて、自身にあった投資額やリタイアするために必要な額を計算することも出来ますので、興味があれば手に取ってみてください。



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