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#教育

算数力をUPするコツ

算数力をUPするコツ

 吉祥寺を中心に都内に展開する進学塾VAMOS代表の富永雄輔氏が言っていた「子どもの算数力を伸ばすコツ」について取り上げたいと思います。
 
VAMOSは、入塾テストがなく先着順で入塾できますが、多くの難関校への合格実績があることで有名。
 
富永氏が強調していたのが、分数の約分。
 
10/35=2/7、というように、分数の分母と分子とを共通の「約数」で割り、簡単な形の分数に直していくもの。
 

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自分のこと:大学時代〜現在の仕事まで

自分のこと:大学時代〜現在の仕事まで

私は九州某県で私立高校の数学教師をしています。
勤め始めてからもう15年以上になります。

数学の先生をしている人に世の人々はどんなイメージを持っているでしょうか。
数学が好きで、数学の話を楽しそうにしたり、問題を趣味的に解いたりする人物像でしょうか。

実は、私はそれほど数学を特に好きなわけではありません。

大学では理学部の数学科を選び進学しました。
しかし、そこで学ぶ内容は高校時代とはかけ離

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4つの数字から10を作るパズルがパワーアップして中学入試に登場

4つの数字から10を作るパズルがパワーアップして中学入試に登場

4つの数字と四則演算(+-×÷)を使って10をつくるパズルがあります。

メイクテン(make ten)とも呼ばれます。

切符の番号や車のナンバープレートなど、4けたの数字4つを使って、足したり引いたり掛けたり割ったりして10をつくる、という『遊び』です。

例えば、「1257」

1、2、5、7の4つの数字を使って(順番は変更可能)、「+」「-」「×」「÷」と( )を使うのが基本。

あれこれ

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先生が生徒の作文を読むときに見ていることはただひとつだけ

先生が生徒の作文を読むときに見ていることはただひとつだけ

国語科の教員は生徒の作文を流し読みにしている。

ひどいと思うだろうか?

でもすこし考えてみてほしい。

もし5クラスの授業を担当していた場合、1クラスが30人だとしたら150人分の作文が集まるわけだ。

長期休みの宿題で読書感想文を出したなら、休み明けに150人分の作文が回収される。

わたしは高校生150人分の作文なら、残業してでも1日ですべて読み、全員にコメントを書き、評価をつける。

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スタンフォードが中高生に教えていること①

スタンフォードが中高生に教えていること①

最近「スタンフォード」を冠につけた本って多いですよね。

こちらの本はずいぶん前に読んだのですが、noteを始める前だったので内容をさっぱり覚えてません・・・。やはりアウトプットしないと忘れてしまいますね。

こちらは読んではいませんが、↓のYouTubeで内容は確認しました。

ちなみにサラタメさんはこのように本を読んで内容をアウトプットするきっかけになった存在であり、それまで全然見ていなかった

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【へっぽこ教育論】高校国語教師の一日(忙しい時ver.)

【へっぽこ教育論】高校国語教師の一日(忙しい時ver.)

「こんな記事をいったい誰が読むんだろう」と思いましたが、意外に読まれているようです。今回は忙しい時を再現して書いてみました。

始業前6:40 いつもより10分早く自宅を車で出発。少しでも始業前に仕事をするため。朝は職員も生徒もいないので集中できる。通勤中は思考を妨げないような音楽を流しながら、頭の中で授業プランを考える。

7:40 職場に到着。QRコードで出退勤システムに出勤時間を登録。でも出

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