【書評】英傑たちのオールスター内閣〜『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(眞邊明人)
新聞の広告で見かけて気になり、読んでみた本です。『もしも徳川家康が総理大臣になったら』。今の閉塞した気分を一新するには絶好の、痛快な小説でした。
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1、内容・あらすじ2020年、政府は新型コロナの初期対応を誤り、首相官邸でクラスターが発生。ついには総理大臣までもが感染し、死亡してしまいます。
国民の政治不信は頂点に達し、日本は大混乱に。
そこで政府はとっておきの秘策を実行に移します。それは、AIとホログラムによって過去の英傑たちを復活させ、最強