見出し画像

龍緣之(モナ)さんインタビュー①国を超えてつながるヴィーガニズムと#MeTooと


2024年7月、深沢の台北旅行の間、ずっと親切に案内してくれたヴィーガンのモナさん。そんな彼女は、実は各国の動物農場で潜入調査を行ってきたバリバリの活動家でもあり、セクハラのサバイバーでもあります。台湾における社会運動のありかた、潜入調査の経験、アートに基づいた運動、大学院で受けたセクハラの告発、活動を長く続けるコツなどについて2人で語り合いました。

(聞き手・翻訳:深沢レナ)


★英語版はこちら

【龍緣之(モナ)さんプロフィール】
ヨーロッパとアジアで調査研究を行い、飼育場、自然保護区、動物園などを訪れ、動物と人間の哲学的、芸術的、保護的、社会的問題を探求している。著書に『動物のユートピアを探して(日本未訳)』、『こぎつねのママ、ママのこぎつね(日本未訳、翻訳刊行予定)』(ノア・ノアとの共著)、”China's Fur Trade and its Position in the Global Fur Industry”(UK, 2019; Update 2020/2021)などがある。学者、活動家、Culture&AnimalsFoundationの助成対象者であり、現在は台湾人間動物研究所の所長を務める。東京工業大学(現・東京科学大学)に交換留学生として1年間在籍し、博士研究を行う。プラットフォーム「アニマルペップトーク」を設立。



自己紹介 「学者活動家」として


——簡単に自己紹介をお願いします。

モナ わたしは自分を「学者活動家」と呼んでいます。勉強は好きですが、哲学や学問的なことだけでは満足できず、社会運動にも関わりたいという気持ちが強かったので、「学者活動家」になりました。

私は台湾出身ですが、大学を卒業してから北京に移住し、動物保護活動に関わるようになりました。北京には多くの国際組織や会議やワークショップがあり、たくさんのことを学びました。その後は国際組織のパートタイムのスタッフとして働くようになり、海外でも調査を行いました。

また、組織で働く上で役立つと思ったので、科学哲学の博士号を取得することを決めました。私の研究テーマはパンダ保護に関するもので、パンダ保護の歴史についての調査を行いました。国際的なNGOで数年間働いた後、2018年に博士号を取得して台湾に戻り、現在は台湾人間動物研究所の所長を務めています。

——台湾人間動物研究所はどんな活動をしているのですか?

研究や会議の開催が主な活動です。約8〜10名のディレクターがいて私もその一人です。2025年には台湾の他の2つの組織と共同で大きなアジア動物会議を開催します。

——モナが動物問題に興味を持ったきっかけは?

幼い頃から動物に興味があったのですが、動物が社会で最も周縁化された被害者であることには気づいていませんでした。高校時代には、フェミニズムや死刑、環境問題、戦争など、さまざまな社会問題に関心を持ち始め、その中に動物の問題も1つのテーマとしてあることに気づき、大学に進学してからベジタリアンになることを決意しました。当時はまだ「ヴィーガン」という言葉は使われておらず、単に「ベジタリアン」と言われていたんです。大学を卒業した後は、家族が初めて猫を飼ったことでさらに多くのことを学んだし、世界中で動物がどれほど苦しんでいるのかを知って、動物保護を生涯のテーマとして選ぶことにしました。



潜入調査について


——モナは他の国で潜入捜査の活動もしていますよね。これまでどの国に行きましたか?

まず最初に、中国に8〜10年ほど滞在しました。その後、日本、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、シンガポールで調査を行いました。潜入捜査ではないけれど、オランダ、フランス、イギリス、ドイツ、韓国、米国、インド、そして台湾にはインタビューをしに訪れました。

——工場畜産の農場に潜入するのはどんな体験でしたか?

大変でした。偽名の名刺を作り、新しいアイデンティティをつくらなければなりませんでした。常に緊張感があったし、自分はこの役目に最適な人間ではないかもしれないとも感じていました。でも誰もやらなかったのでやらざるを得なかったんです。農場に潜入することだけが、動物製品を売買している人々と接触する唯一の方法でした。

わたしは毛皮の国際取引に注目していました。毛皮は東アジアで最も消費されていて、北欧諸国ではアジアの研究者による調査があまり行われていないので、独自に調査することにしたんです。中国ではこうした話があまり語られていないため、わたしはこの潜入捜査について自分の本に詳しく書きました。


——まさに先駆者ですね。海外の団体と協力したりしていたのですか?

私は組織に雇われていたわけではなく、自分で行動していました。ローカルな組織・国際的な組織とは協力しあい、情報を共有していますが、もし組織に雇われていたら、活動はもっと制限されていたでしょう。独立していたからこそ自由に行動できたのかもしれません。

——とても勇敢だと思います。

勇気があったかはわからないけど、海外で活動する機会を持つ人は少ないので、自分がその役割を担うべきだと感じたんです。この問題はとても重要だし、やるしかなかったんです。

——怖くなかったですか?

怖かったです。捜査中は緊張感を和らげたくて、頻繁にトイレに行きたくなりました(笑)。

デンマークのこのミンク農場では、世界中のあらゆる農場と同様、ミンクに水を与えず、檻に直接餌を置く。一人の作業員が数千頭のミンクを管理している。(撮影:Mona)
ミンク農場の殺処分ボックス:作業員はケージからミンクを引っぱり出した後、箱の上部にある穴から落とす。箱の中がミンクでいっぱいになると、車の排気ガスを用いてガス殺する。(撮影:Mona)



中国、日本での体験


——海外での経験の中で、最も印象に残った場所はどこですか?

二つあります。一つは日本、もう一つは中国です。

まずは中国について。台湾の人々の多くは、中国大陸の人々についてよく知りません。大陸の人々と会う機会がほとんどないからです。現在は中国大陸から観光客は台湾を訪れることができません。だから、私は北京に移住し、地元の人々や活動家たちと一緒に生活することができて運がよかったと思っています。

中国では、動物を助けるために、多くのクリエイティブな人たちが私生活を犠牲にしているのを目の当たりにしました。国民のほとんどは動物のことを気にかけていませんし、中国には動物保護法が存在しないため、非常に厳しい状況です。それでも、弁護士や学者、地元の人々、子どもたちを含む、たくさんの人々が動物を助けようとしています。彼らは抗議やデモを行うことができないため、常に異なる方法を考えて活動していて、その姿に感銘を受けました。

たとえば、数年前に若くして亡くなった友人がいるのですが、彼は南中国の厦門(アモイ)で動物保護教育に焦点を当てた団体を設立しました。彼は20年ほど前に地元の小学校や高校と協力して活動していたのですが、これには本当に驚きました。彼は裕福だったわけでもなく、学校の教師でもなかったのですが、たくさんの活動をオーガナイズしていました。どれほどの労力がかかったか想像もできません。中国にはこうした人々が各地にいて印象深かったです。

アモイで動物愛護教育団体を設立し、学校で動物愛護の概念を広めているシャオ・ビン氏


——日本についてはいかがですか?

2015年に日本に移住する前、わたしは完全に燃え尽きていました。

——それはどうして?

いくつか理由がありますが、主に二つ。一つは、当時の恋人との関係です。彼は私が活動することに反対していました。彼は中国人の学者で、私にも学問に専念して学者になってほしがっていたんです。彼にとって社会運動への参加は「時間の無駄」でしかありませんでした。彼は社会問題に関心を持っているとは言っていましたが、自ら行動に移すことはせず、「教授として大学で教えられるのに、なんでそんな活動に参加しなければいけないのか」と言っていました。彼の考え方は私にとって大きなプレッシャーになっていました。

もう一つの理由は、私は中国での動物保護活動に熱心に取り組む一方、大学院生でもあったので、毎日授業の準備もしなければならず、学業と活動とのバランスを取ることが非常に難しかったんです。

そんななか、ある日、ACTAsia(国際NGO)の元上司から電話がありました。「きっとまた任務だろう」と不安になり、断る準備をしていたのですが、彼女は「これは本当に良いニュースだから」と言いました。彼女は私をアニマルライツセンターのインターンに推薦してくれたんです。

そのときはまだ、それが本当にやりたいことなのか確信が持てませんでしたが、私はアニマルライツセンター代表の岡田千尋さんと連絡を取り、東京に行ってインターンを始めました。私は大学生時代にはあまり友人がおらず、北京大学でも清華大学でも東工大学でも親しい人はほとんどいませんでした。でも、アニマルライツセンターのインターンに行った時には、活動家の仲間がたくさんできました。活動には毎週参加し、オフィスにも頻繁に出入りして、多くのボランティアや先駆的な活動家たちに出会い、勇気をもらいました。

2016年6月、東京で初めて開催された「動物はごはんじゃないデモ」で牛の着ぐるみを着るモナ。数百人の参加者は猛暑をものともせず、気温30度を超える東京都内を数時間にわたって歩いた。




社会運動とパートナー——社会運動を嫌がる男たち


——元パートナーのお話をされていましたが、私の周りでも、夫やパートナーから、社会運動への理解を得られず苦しんでいる女性たちがいます。恋人や妻が社会運動に関わることを嫌がる男性は少なくないですよね。

そうですね。それは確かに辛いことです。長い時間を共に過ごす相手とは、やはり同じ価値観を共有していることが大切です。特に、私たちのような活動家にとって、その価値観は生活の中で非常に重要な部分を占めているから、友人や家族と価値観が合わないのは本当に辛いことです。

私の元彼は社会運動を軽んじていましたが、その時の経験からわたしは学んだことがありました。たとえば、私は当時、動物に関するニュースを共有したり、オンラインキャンペーンに積極的に取り組んでいましたが、次第に学術的なアプローチでも何かできるのではないかと考えるようになりました。つまり、執筆を通じて、何か意義あることを成し遂げることができるのではないか、と考えるようになったんです。

実際、その当時、私のように活動している人や、似たような記事を見かけることは少なかったので、私自身の強みや興味をどの分野で活かし、どのように効果的に取り組んでいけるかを真剣に考えるようになりました。わたしは彼との関係を通じてこうした新しい視点を得ることができましたが、同じようなパートナーシップを誰かに勧めるつもりはありません。苦しむ必要なんかないからです。



台湾におけるヴィーガニズムと動物福祉 


——台湾ではヴィーガニズムは広まっていますか?

このトピックについて話すのに私は最適な人間ではないかもしれませんが、台湾ではヴィーガニズムはとても活発だと思います。たくさんのヴィーガンマーケットがあり、ヴィーガンレストランやヴィーガンカフェの数も増え続けています。台北だけでなく他の都市でも。これは主催者の運営がうまいからだと思います。多くのワークショップが開催されているので、必ずしも店舗がなくても、ヴィーガンの企業(ベンダー)や料理人たちが参加できるのです。

20年前、私がベジタリアンやヴィーガンになったときには、周囲の人々にあまり理解してもらえず、「健康上の問題でもあるの?」と思われていましたが、そういった状況は長くは続きませんでした。ヴィーガニズムの考え方はすでに変わっています。

——「ヴィーガン」という言葉はあまり一般的ではないのでしょうか?

台湾ではヴィーガニズムは人気のある考え方になっていますが、異なる用語を使用しています。たとえば「素食」という言葉がありますが、これは食べ物を意味するので、バッグや靴などには必ずしも使われません。人々も「プラントベースの食事」という言葉を使っています。

台湾の環境大臣はベジタリアンかヴィーガンで、彼はプラントベースの食事を推進するために非常に積極的です。日本ではこのような高い地位の政治家がヴィーガンやベジタリアンであるという話を聞いたことはありますか?

——動物の問題に取り組んでいる政治家は何人かいるようですが、彼らがみんなヴィーガン・ベジタリアンかはわからないです。

台湾ではあらゆる会議や会合で、参加者は「ベジタリアンですか? ヴィーガンですか?」と尋ねられます。政府が主催する会議でも、非政府組織が主催する会議でも同じです。

——すごいですね。日本では主催者側から聞かれることはほとんどないし、ヴィーガンだといっても対応してもらえないことが多々あります。
 昨日、わたしたちは「植境」に行きましたが、そこは仏教の団体や提携するレストランによって運営されているそうですね。大きな組織や政府との連携することの重要性を感じました。現在、台湾では、ヴィーガニズムに関してどのような課題が残っていますか?

動物の状況が問題だと思います。台湾ではいまだに多くの動物製品が消費されています。将来的にはその数が減少するかもしれませんが、動物たちは依然として劣悪な福祉状況で苦しんでいます。だから、単にヴィーガンになるだけでなく、動物の状況を改善するための活動家にもなってほしいと願っています。

——「動物福祉(アニマルウェルフェア)」という言葉は台湾で広く知られていますか?

徐々に広まっています。新聞やテレビニュースでは頻繁に目にしますし、2年前には、台湾の有名な新聞の一面に、台湾における飼育動物の福祉に関する記事が掲載されました。こういったことは20年前には想像もできなかったことです。ですが、一般の人々にとっては動物福祉の概念はまだなじみのないものです。


たとえば、私の両親は動物を大切にしていますし、家ではヴィーガンの生活を送っていますが、彼らは「動物福祉」という言葉を使いません。専門家向けの概念です。しかし、社会運動やアクティビズム、政府や大学で働く人々は、動物福祉の意味を誰もが理解していると思います。



仏教、および寄付の力


——台湾では、仏教が動物の運動に大きな影響を与えていると思いますか?

仏教は最も大きな影響の一つだと思います。仏教だけでなく、地元の宗教も影響を与えていますが、仏教が主流です。

——仏教の僧侶や哲学は、台湾の人々から広くリスペクトされているのでしょうか?

台湾の人たちは仏教の寺院に多額の寄付をしています。特に地元の人々は多額の寄付をすることが多く、台湾の仏教寺院はとても裕福です。彼らは寄付を集める力を持っています。

——日本ではヴィーガニズムの運動を仏教団体が支えるということもあまりなく、多くの社会活動団体が資金集めに苦労しています。スタッフに十分な給与を支払うことができず、ほとんどがボランティアで運営されています。台湾でも同じような状況ですか?

だいぶ違います。台湾には多くの動物保護団体がありますが、ほとんどの団体ではスタッフに給与が支払われています。給与が支払われないという話はあまり聞いたことがありません。パートタイムのスタッフもいますが、彼らにも給与が支払われています。台湾では、団体がボランティアのみで支えられているという話はあまり聞いたことがありません。

——これが日本で社会運動が難しくなってしまっている理由の一つだと思います。お金がかかるのに、見返りがほとんどないから、なかなか運動が続かないんです。

台湾では寄付をすることが文化の一部になっています。動物や環境保護団体の正職員の給料は高くはなく、おそらく最低賃金より少し高い程度ですが、スタッフには常に給料が支払われています。たくさんではないですが、給与は支払われるのが普通です。



モナの楽しい活動について——アートを用いた社会運動


——モナに初めて会ったとき、スタンプを使ったり、ヴィーガンのイラストが描かれたカードを使って食べ物の写真を撮ったりしていて、こんなに楽しい活動方法があるんだと感銘を受けました。モナの本も表紙カバーが動物モノポリーになっていて遊び心がありますよね。こういったアートをつかった社会運動は台湾では一般的なのですか?

そうだと思います。台湾には優れたデザイナーやイラストレーターがたくさんいて、そのほとんどが動物擁護に賛同しており、動物保護団体に協力してくれる人が多いんです。

——私が日本の工場畜産の実態を簡単にまとめた映像を作成した際、本当はデザイナーに協力をお願いしたかったのですが、家畜たちの映像が「あまりにも残酷すぎる」と言われてしまって、結局誰にも協力してもらえませんでした。

確かに残酷ですよね。でも、台湾でそのような話は聞いたことがありません。

——アートを通じて活動をサポートしてくれる人は簡単に見つけられるのですか?

そう思います。わたしはいつも、動物問題や倫理について基本的な理解がある人たちと協力しているからかもしれません。例えば、キツネの絵本では、ノアノアさんが、最初の構想の段階でわたしを呼んでくれました。また別の時には、ヴィーガンであるHerbibobo Creative Studioのデザイナー夫婦と一緒に仕事をすることができました。相互扶助です。お互いに助け合う。私は彼らの作品を宣伝することができるし、彼らは私の動物に対する考えを広めてくれます。だから、このような協力関係にノーと言う人には会ったことがないです。

『こぎつねのママ、ママのこぎつね(日本未訳、翻訳刊行予定)』。イラストレーター:NoirNoirSHIH; Authors: Noir Noir SHIH and Yuan-Chih LUNG (Mona)


——先日、モナの友人たちに会ったとき、みんなフレンドリーで感動しました。日本では、他の活動家との関係もなかなか難しいと感じています。たとえば、先日、ある女性に「あなたたちは真剣さが足りない」と叱られました。こういった話はわたしにかぎらず周囲の人からも聞くのですが、日本の社会運動はもっと楽しくあるべきだと思っています。

そうですね、私もそう思いますし、台湾では多くの人が同じように考えていると思います。あなたに「真剣さが足りない」といった人は、台湾の活動を見たらリラックスしすぎだと感じるでしょう! パーティーに行けば、みんなずっと笑って冗談を言い合っていて、時々「まじめに話をしよう!」と言わなければならないこともあります。私たちは動物問題に対しては真剣ですが、日常生活ではそんなに真面目ではありません。台湾はリラックスした国です。



学校で行ったワークショップーー若い世代を巻き込む


——モナが先生として教えた学校での授業はどういったものでしたか?

台湾の名門高校で教えていたときは——そのクラスはエリート学生が集まる特別クラスで、言語や創造性に重点を置いていました——私は1年間、動物倫理の必修クラスを教えていました。これは忘れがたい経験でした。動物問題や動物倫理について紹介し、ポピュラーソングなども含め、動物に関するアート作品を多く見せました。学期の最後には、生徒全員が動物に関する研究やアート作品を提出することになっていて、生徒たちは絵画や歌などを提出しました。特に女子生徒2名が作った歌はとても印象的でした。

若い世代は自然と私たちの社会運動に賛同してくれます。だから高校や大学での教育はとても重要です。社会運動というのは、怖いことでも、大人だけのためのものでもなく、ティーンエイジャーにとっても重要なものです。ティーンエイジャーには新しい道を切り開く力と可能性があります。クラスで教えているとき、感動して涙が出そうになることもありました。彼らは動物に対して大いに思いやりを持っており、プレゼンテーションも上手で楽しく、このクラスを受け持ったことは私にエネルギーを与えてくれました。

モナが高校で教鞭をとったとき


——中国の田舎にある小さな学校でも今年(2024)講演を行ったと言ってましたね。

そこでは動物擁護・アート・哲学について話しました。最初はみんな真剣な表情をして、ノートを開き、ペンを握りしめていました。でも、私の講演は形式的な授業ではありません。社会運動やアート作品についていくつかのアイデアを提供しただけです。

例えば、わたしは彼らに「あなたの犬の名前は何ですか?」などを質問しました。動物擁護の世界では、ペットと呼ばずに「コンパニオン・アニマル(伴侶動物)」と呼びます。このことは彼らの日常生活にとって非常に新しい考え方で、おもしろく感じているようでした。参加した人の多くが、「動物を虐待してはいけない」「動物には感情があり、私たちには動物に対する義務がある」という考え方に賛同してくれたと思います。

2024年、中国の有名な景勝地である瀘沽湖のほとりにある草の根運営の小学校で、モナは講演を行った。



→②へ




※2024/11/16 一部修正しました。

いいなと思ったら応援しよう!

大学のハラスメントを看過しない会【動物問題連続座談会開催中】
大学のハラスメントを看過しない会は、寄付を原資として運営しています。いただいたサポートは裁判費用、記事・動画作成に充てさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。