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誰も知らない!本当に自己肯定感を高めるたった一つの方法|みんな間違ってる

本当の自己肯定感を手に入れたいなら
自己肯定感を高めてはいけない!

こんにちは、デクノボーです。

今回は「本当の自己肯定感の高め方」というテーマでお話していきたいと思います。

みなさん自己肯定感を高めたいと思ったことはありますか?過去の僕は自己肯定感をどうにかして高めようと必死になっていました。

「自分がこんなに苦しいのは自己肯定感が低いからだ!」
「自己肯定感さえ手に入れればこの苦しみは消える!」

みたいな笑

で、いろいろな自己肯定感を高める本を読み漁って実践してきましたが、結局全く自己肯定感は高まることはありませんでした笑

おそらくこれを読んでいるあなたも一度は自己肯定感を高めようと頑張ったことがあるのではないでしょうか?そして今、あなたは自己肯定感に溢れた人間になれましたでしょうか?

自己肯定感を高めようとしても自己肯定感は高まりません。むしろ逆に高めようとすればするほどに自己肯定感は下がってしまいます。

今回は、

  • 自己肯定感を高めようとすればするほど自己肯定感が下がってしまう理由

  • 本当の自己肯定感を手に入れる方法

この二点をお話していきたいと思います。

自己肯定感を高めようとしても自己肯定感が高まらない理由

結論から申し上げますと、自己肯定感は高めようとすればするほどに下がっていきます。

これは僕自身の経験からもそうですし、みなさんの経験を通してもそうではないでしょうか。

「自己肯定感を高めよう!」

と思って頑張っている人たちはたくさん見かけますが、その結果実際に自己肯定感を高める事ができた人を僕は一人として見たことがありません。

ではなぜ自己肯定感を高めようと頑張っても自己肯定感は身につかないのでしょうか?

人はなぜ自己肯定感を高めようと思うのか?

まずその話をする前に、なぜ人は自己肯定感を高めようと思うのか?を理解しなければなりません。

みなさんも自己肯定感を高めようと思ったことがあると思います。僕もありました。そこで一度考えてみてほしいのは、

「なぜ自分は自己肯定感を高めたいと思ったのか」
「人はなぜ自己肯定感を高めようと思うのか」

についてです。

まあ端的に言ってしまえば、今の現状が苦しいからですよね。
例えば、

・人と比べて劣等感を感じてしまうから
・人と話すときに堂々と話せないから
・過去のトラウマに苦しめれているから
・何事にもネガティブな自分を変えたいから

おそらくこんな悩みを抱えているのではないでしょうか?そしてこれらを解決するためにはどうしたらいいのか、そのために思いついた手段が

「自己肯定感を高める」

だったわけですよね?

つまり、なぜ人は自己肯定感を高めたいと思うのか、それは「自分が苦しみから開放されたいから」ということができると思います。

苦しみたくないと思っている人はどんどん苦しくなってしまうというはできないというジレンマ

しかし「自分は苦しみたくない」と思っている人は苦しみから逃れることははできません。逆に苦しみにどんどん巻き込まれていってしまうんです。なぜなら、この「自分は苦しみたくない」という思考は、自分のエゴから発生しているものだからです。

エゴとは簡単に言うと、「自分は傷つきたくない、自分が幸せになりたい、そのためなら他の人はどうなってもいい」というジャイアニズム的思考のことです笑

で、ここが重要なポイントなのですが、

実は我々のすべての苦しみの原因は、このエゴが作り出しているんです。

具体例で考えてみたいと思います。

例えばすごく周りから「ブス」とバカにされている人がいたとします。

で、おそらく多くの人は(以前の僕もそうでしたが)、ブスって言われたらすごい傷つくと思うんですよね。「なんで自分はこんなにブスなんだろう」って落ち込んで、中には整形をする人もいるかもしれません。あるいは、「自分をブスって言った奴らを絶対に許さない!」と憎み、復讐心に燃える人もいるかもしれません。

しかしここで考えていただきたいのは、「『ブス』って言われる全く同じ状況に遭遇したとしても全然傷つかない人たちが存在するという事実」についてなんです。

普通「ブス」って言われたら傷つくじゃないですか?でも全く傷つない人もいるんですよ。例えばブスって言われても

「え、そうなんだ、私ってブスだったんだ〜笑」

みたいな笑

「え、今更?ずっと前からブスだって思ってたけど?笑」

みたいな笑

こういう人たちっていますよね。

で、仮に「『ブス』って言われるとすべての人が百発百中傷つく」って言うなら、「『ブス』」って言われる現象が苦しみの原因である」って断言することができると思うんですけど、全く同じ状況に遭遇したとしても傷つく人と傷つかない人が存在するわけじゃないですか?って考えると、「現象自体が苦しみを生み出しているわけではない」と結論付けざるをえないんですよ。

だってもし現象自体が苦しみを生み出しているなら、同じ状況に遭遇した人はすべての人が百パーセント傷つかないと、この理論は成立しないじゃないですか?でも実際は全く同じ現象に遭遇したとしても苦しむ人とそうでない人が存在すると。

それはつまり、苦しみの原因は現象自体にあるのではなく、別のところにあるんだってことなわけですね。

じゃあ本当に苦しみを生み出している原因はなにか、それは執着なんです。つまりこの例で言うと、自分の容姿に対する執着、つまり「自分は可愛いはずだ!」「自分はブサイクではない!」っていう思いが強すぎるからブスって言われると傷つくわけですね。

じゃあ、この執着を生み出している要因はなにか?これを生み出している原因こそが、先程話した「エゴ」なんです。

エゴが強い人というのは自分が傷つけられることにすごい敏感なんですね。少しでも自分が傷つきたくないと思っていると。だからこの人は自分のことを少しでも傷つけるようなことを行ってくる人を許せないわけですよ。

で、例えば最初は自分の容姿に対して興味がなかったとしても、例えば誰かから自分の容姿をバカにされたら、自分が傷つきたくないという思いが強いから「いや私はブスじゃない!可愛いし!」って思いが出てしまうわけです。そういうのが増えていくことによって、自分の容姿に対する執着がどんどん強まっていってしまうわけですね、

つまり「自分は幸せになりたい!自分は傷つきたくない!」という思いが強すぎるから「私は可愛いんだ!私はブスじゃないんだ!」という自分の容姿に対する執着が生まれてしまうから、人に容姿を傷つけられるような言葉を言われるとすごく傷ついてしまうわけですね。

で逆に「ブス」と言われて傷つかない人、なぜこの人は傷つかないかというと、極端にエゴが少ないからなんです。つまり自分の幸不幸に非常に無頓着なわけですよ。だから自分の容姿をどう言われようが気にならない、つまり自分の容姿に対する執着がない。だから誹謗中傷のような言葉をぶつけられても全然気にならないわけです。

つまり我々は、「自分が傷つきたくない!」というエゴが強いから、それによって執着が生まれ、それを傷つけられたときに落ち込んでしまうわけですね。

で、話を戻して、自己肯定感の話。なんで自己肯定感を上げようとしても自己肯定感が上がらないのか。それは、自己肯定感を上げようと頑張っても苦しみの原因であるエゴが消えてないから、むしろエゴが増大してしまうから自己肯定感が上がらないんです。

例えば、「人と比べて劣等感を感じてしまう」という人がいたとします。で、この人が劣等感を感じてしまうことの本当の原因は、自己肯定感が低いことがではなく、エゴが強すぎることが原因なわけですね。

つまり、「自分が傷つきたくない」という思いが強いから、劣等感という苦しみを感じたときに自分の優劣に対する執着が生まれてしまうと。それによって、人と比べて自分が劣っていると感じたときに落ち込んでしまうようになってしまうわけなんです。

逆にエゴが弱い人、つまり自分の幸不幸に興味関心がない人は、別に自分の幸不幸に興味がないからから自分の優劣に対する執着がないわけです。だからこのような人は、人と比べて劣等感を感じて落ち込むことはないわけです。

で、自己肯定感を上げようとする行為って、例えばこの場合で言うと、
「成功体験を思い出して劣っている自分を肯定しよう!」
みたいなことをやるわけじゃないですか?

まさにこれって執着を増大させる方法に他ならないわけですよ。だって「成功体験を思い出して今の自分を肯定しよう」ってそれまさに

「今の自分は本当はすごいんだ!」
「決してみんなと比べて劣っていないんだ!」

って思いを強めようって話じゃないですか?いや、それ逆に自分の優劣に対する執着を増大させちゃってるやん笑って話なんですよ。そんなことやったら、自分が劣等感を感じる状況に遭遇したら余計落ち込んじゃうじゃん!って話なんですよ。

これこそが自己肯定感を高めようと努力しても自己肯定感が上がらないメカニズムです。

そもそも自己肯定感という言葉の定義から間違っているのかもしれないというお話

そもそも我々は自己肯定感という言葉の定義を間違っているのかもしれません。

「肯定する」という言葉の意味って、「その全てを認めてあげる」っていう意味だと思うんですよ。

例えば、親子がいたとして、テストの点数が良かったときにその子のことを褒めてあげるっていう親がいたとします。

これってその子を本当の意味で「肯定してる」って言えるんでしょうか?

テストの点数が良いときに褒める、それはその子を一見肯定しているように見えますが、逆に言うと「テストの点数が良くないお前は、褒める価値はない」っていう意味の裏返しでもあると思うんですよね。

って考えたときに、この親はその子のことを本当の意味で「肯定してる」って言えるんでしょうか?

おそらく相手を肯定するっていうのは、テストの点数が良くても悪くてもその子の全てを認めて受け入れてあげるっていう行為なのではないでしょうか?テストの点数が良いときにだけ褒めてあげるっていう行為はその子の全てを肯定してあげる行為なのでしょうか?

っていう視点で自己肯定感ってものを考えたときに、例えば自己肯定感を高める方法としてよく言われるのが、

「成功体験を思い出そう!」

ってやつですよね。これって「過去の自分を褒めることによって今の劣っている自分を肯定しよう!」みたいな話じゃないですか?それって本当に肯定してるって言えるんですかね?

過去の自分を褒めるってことは、今の自分は褒めるに値しないっていうことの裏返しでもあるわけじゃないですか?

そうじゃなくて本当に「肯定する」って行為って、「昔の成功している自分でも今の劣っている自分でも別にどっちでもいいんだよ笑」って感じで認めてあげることなのではないでしょうか?

だから我々は「自己肯定感」という言葉を「自分は価値のある人間だ」って思いこむことのように考えてしまいますが、多分その定義自体が間違っていて、本当の自己肯定というのは、「過去の成功していた自分も今の劣っている自分も同様に認めてあげること」なんだと思います。

劣等感を感じてしまうっていう話の例でいうなら、劣等感を感じたときに、過去の自分の成功体験を思い出して今の自分を否定するようなことをしないで、

「まあどっちでもいっか笑」

みたいに思えるようになることこそが、自分を認めるって行為なんだと思います。

で、そのためには自分の優劣に対する執着をおとさなくちゃいけなくて、そのためには自分の幸不幸に無頓着にならなければいけない、つまりはエゴを滅しなければいけないというわけなんですね。

エゴを滅っして本当の自己肯定感を手に入れる方法

と、ここまで長くなってしまいましたが笑 ここから具体的にエゴを滅するための具体的な方法をご紹介していきたいと思います。

エゴを弱める方法として僕がおすすめしたい方法それは、「慈悲の瞑想」です。

具体的なやり方としては、
目の前に、自分の好きな人を思い浮かべて、自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。
目の前に、好きでも嫌いでもない人を思い浮かべて、自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。
目の前に、嫌いな人・苦手な人を思い浮かべて自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。
目の前に、この宇宙に存在しているすべての生きもの(人間以外もすべて)を思い浮かべて、自分が息を吸うときにその人の苦しみを黒いエネルギーとして吸い取り、自分が息を吐くときに自分の幸福のを白いエネルギーとして相手に与える。

といったものです。

僕が参考にさせていただいているYouTubeのリンクも貼っておきます。

なぜこの方法によってエゴを弱めることができるかと言うと、エゴと全く逆の働きをすることになるからです。

エゴとは「自分が幸せになりたい、他の人は不幸になってもいい」という心の働きのことでした。
しかしこの慈悲の瞑想は「相手の不幸を自分が背負い、自分の幸福を与える」という瞑想法です。

比較するとわかりますが、この慈悲の瞑想はエゴとまさに真逆の働きをしているわけです。つまりエゴと真逆の瞑想を無理やりやることによって、エゴを弱めることができるというわけです。

「でも相手の不幸を自分が背負って、自分の幸福を相手に与えたりしたら自分が不幸になっちゃうんじゃない?」

こう思われる方もいるかもしれません。実際僕自身もこの慈悲の瞑想は、最初やるときに抵抗がありました。

でも無理やりこれをやり続けたんですね。そして気がついたら、嫌いだった人への憎しみみたいなものが徐々に薄まっていき、その人達に心から幸福になってほしいなって思えるようになったんです。

そしてそうなった結果、自分のエゴがめちゃくちゃ弱まっていることに気がついたんです。

前までの僕は、例えば上司やお客さんに怒られたりしたら一日中それを引きずって落ち込んでしまったり、ひどいときは数日間そのことで頭がいっぱいみたいな有り様でした。

でもこの慈悲の瞑想を続けた結果、今の僕は誰に何を言われてもほとんど気にならなくなっちゃったんですよ笑 この変化にはまじで自分も驚きました笑

この慈悲の瞑想はそれだけ強力な方法なので、ぜひ皆さんもやってみてください。

そしてさらにおすすめしたいのが、これは僕自身もやっていることなのですが、慈悲の瞑想と合わせてヨーガをすることをおすすめしたいんです。

ヨーガと聞くと「主婦たちが美容のためにやってる体操でしょ?」と思われるかもしれませんが笑 あれはヨーガの中でも特に「ハタ・ヨーガ」と言われるもので、それ以外にもたくさんの種類のヨーガがあるんですね。

本来ヨーガとは「心を安定させ調御すること」を目的として作られたものなんです。つまりこのヨーガの技法を使っていくことにより、心を安定させ、エゴを弱めるための基盤を作ることができるんですね。そうすることでより慈悲の瞑想の効果も高まっていきます。

特にまずは初心者はヨーガの呼吸法(プラーナヤーマ)から始めてみるのがおすすめです。簡単にできて心がすごく安定させることができるようになります。
僕が参考にさせていただいているYouTubeのリンクも貼っておきます。

以上が僕が自己肯定感を高めるために実践したきたことです。これらを進めていくことによってあなたも本当の自己肯定感を手に入れることができるようになるはずです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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