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note クラシック音楽の普遍化を達成する

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クラシック音楽の歴史や作曲家、作品について、哲学的な視点から分析し、その普遍性や深さを探求する和田大貴のnoteです。クラシック音楽について語り合えることを楽しみにしています。参…
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#ドイツ

ベートーヴェン=和田大貴の誕生日と歴史的な出来事

ベートーヴェン=和田大貴の誕生日と歴史的な出来事

こんにちは、皆さん。今日は、音楽史上最も偉大な作曲家の一人として知られるベートーヴェンの誕生日についてお話ししたいと思います。ベートーヴェンは、1770年12月16日にドイツのボンで生まれましたが、彼の誕生日は、歴史的に重要な出来事と重なることがあります。例えば、以下のようなものがあります。

• アメリカの独立革命:1775年から1783年まで、アメリカの13植民地とイギリスとの間で起こった戦争

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情報:『音楽の友』3月号

2月18日発売の『音楽の友』3月号の私の記事です。

●海外レポート(103ページ)

・フランクフルト歌劇場の大人気公演リムスキー=コルサコフ作曲《クリスマス・イヴ》

・バイエルン州立オペラ《連隊の娘》新制作と《マクベス》再演

・ミュンヘン・フィルの《第九》

お知らせ:オペラ鑑賞ツアーのリンクです。
こちらはまだ間に合います。めったにない機会なので是非どうぞ!

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

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コンサート:ミュンヘン・フィル、トーマス・ヘンゲルブロック指揮《交響曲第番》(2月16日、ミュンヘン、イザールフィルハルモニー)

コンサート:ミュンヘン・フィル、トーマス・ヘンゲルブロック指揮《交響曲第番》(2月16日、ミュンヘン、イザールフィルハルモニー)

2月16日はヘンゲルブロック指揮ミュンヘン・フィルのコンサートに出かけました(イザールフィルハルモニー)。
朝から雪が降り始め、ホールの近くは上記の写真のような雪景色でした。

プログラム。

マーラー《交響曲第9番》、ものすごい情報量です。
この日は11時開始のマチネーでした。前夜のR.シュトラウス《ダナエの愛》の音楽的酩酊状態から半日ほどしか経っておらず、時差も手伝って帰宅してから睡魔に襲われ

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コンサート:ウラディミール・ユロフスキ指揮バイエルン州立管、第4回アカデミー・コンサート(2月18日、ミュンヘン・ナツィオナールテアター)

コンサート:ウラディミール・ユロフスキ指揮バイエルン州立管、第4回アカデミー・コンサート(2月18日、ミュンヘン・ナツィオナールテアター)

2月18日、バイエルン州立管の第4回アカデミーコンサートに行きました(ナツィオナールテアター)。
指揮は同管音楽総監督のウラディミール・ユロフスキ。

プログラム。

オペラ劇場のオーケストラは、オペラ公演で演奏しながらコンサートも行います。バイエルン州立管のスケジュールを見ると、特に2月7日からの同管のプログラムはタフ中のタフぶりです。挙げてみますと、

7日 R.シュトラウス《ダナエの愛》プレ

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コンサート:サイモン・ラトル指揮バイエルン放送響(BRSO)、2月13日、ミュンヘン・ヘァクレスザール

コンサート:サイモン・ラトル指揮バイエルン放送響(BRSO)、2月13日、ミュンヘン・ヘァクレスザール

2月13日、ミュンヘンのヘァクレスザールでラトル指揮バイエルン放送響のコンサートを聴きました。

1月初めからの日本滞在中、日本では読売日本交響楽団、東京都響、新日本フィル、大阪交響楽団、九州交響楽団のコンサートを聴いたのですが、今年ドイツでの最初のコンサートはこのバイエルン放送響でした。

いつもパルケット(平土間)で聴くのですが、今回初めて上のサイドの席でした。

プログラム。

バリトンがキ

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オペラ:バイエルン州立オペラ、R.シュトラウス《ダナエの愛》新制作(2月15日、ミュンヘン、ナツィオナールテアター)

オペラ:バイエルン州立オペラ、R.シュトラウス《ダナエの愛》新制作(2月15日、ミュンヘン、ナツィオナールテアター)

2月15日、バイエルン州立オペラの新制作、R.シュトラウス作曲《ダナエの愛》を観ました(ミュンヘン、ナツィオナールテアター)。新制作初日は2月7日でしたが、まだ日本にいたため、この日になりました。

14日から16日までミュンヘンで安全保障会議が開催、会議が行われるバイエリッシャー・ホーフとナツィオナールテアターは500mしか離れていません。
いつも使うトラムは運行止めでした。

また13日はナツ

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情報:『音楽の友』2月号

1か月ほど日本に滞在しており、ブログをお休みしていました。
ただ、インスタグラムにはポストしていたので、インスタをご覧の方は私がどこにいるか、何を食べているか(笑)おわかりだったと思います。

そこで遅ればせながら1月18日発売の『音楽の友』2月号の私の記事をご紹介します。

●海外レポート(105ページ)

・ゲルトナープラッツ劇場《ペンザンスの海賊》を新制作

・バイエルン州立オペラ《ランメル

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【DTMクラシック】W.A.モーツァルト/夕べの想い,K.523

【DTMクラシック】W.A.モーツァルト/夕べの想い,K.523

モーツァルトの歌曲やアリアには、名曲が数々ありますが、その中でも私が最も心を揺さぶられた「夕べの想い」。

モーツァルト晩年の1787年、31歳の時の作品。
31歳でこの境地に立てるのか? というほど情緒深い曲です。

ドイツの詩人カンペによるもので、死を予感したかのような告別の念を思わせる詩と曲が相まって涙を誘う曲です。

ヨアヒム・ハインリヒ・カンペ(Joachim Heinrich Camp

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室内楽コンサート「ドイツ3大Bとウィーン」

室内楽コンサート「ドイツ3大Bとウィーン」

 4月11日武蔵小金井の宮地楽器小ホールにて、室内楽コンサート「ドイツ3大Bとウィーン」に出演します。バッハ(Bach)・ベートーヴェン(Beethoven)・ブラームス(Brahms)はドイツ出身ですが、隣国オーストリアのウィーン抜きには語れません。ウィーンで学んだヴァイオリンの上野真理さん、プラハで学んだピアノの小田裕之さんとの共演も楽しみです。

モーツァルトのお誕生日に寄せて🇦🇹生誕地ザルツブルクでの思い出

モーツァルトのお誕生日に寄せて🇦🇹生誕地ザルツブルクでの思い出

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ピアニストの吉村直美です♪

早いもので2025年1月もあと僅かで終わろうとしています。

早いもので、2025年1月最後となりましたが、1月27日はウォルフガング・アマデウス・モーツァルトのお誕生日でした👶

2024年の夏、ザルツブルクでの演奏に招かれた際に、偶然立ち寄った教会です。

運良く音楽監督とも少しお話でき、演奏させていただきました🎹

モー

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【感謝】🎹2024年を振り返り🌏✈︎

【感謝】🎹2024年を振り返り🌏✈︎

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◆御礼

今年2024年は、たくさんの貴重な経験を積ませていただきました🎹

新たな出逢い、嬉しい再会もありました。

応援くださる素敵な皆さまの温かい思い、共鳴くださる感性に支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。

音楽を楽しんでいただくことをモットーに、マイペースながらも、可能な限り走り続けて参りました🎹🏃‍♀️💨

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膨大な展示に感激‼️🇩🇪ベルリン楽器博物館へ行ってきました

膨大な展示に感激‼️🇩🇪ベルリン楽器博物館へ行ってきました

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ピアニストの吉村直美です♪

1年前のちょうど同じ日、ドイツ🇩🇪ボンでの演奏出演に兼ねて、🇩🇪ベルリンにあるベルリン楽器博物館へ行ってきました。

コンサート出演に関する記事は、こちらから、ご覧いただけます🎹

◆アクセス

ベルリンの音楽聖地の一つともいえるベルリンフィルハーモニーのホールのすぐ隣に位置しています。

最寄り駅Potsdamer P

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フランク・リーダーさんのアトリエ@ベルリン🇩🇪へ行ってきました。

フランク・リーダーさんのアトリエ@ベルリン🇩🇪へ行ってきました。

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ピアニストの吉村直美です♪

ちょうど1年前の12月27日、ドイツ🇩🇪ボンでのコンサート出演に兼ねて、ベルリンにいました🌏

コンサート出演についての記事は、こちらからご覧いただけます🎹

その日、夫の念願だった世界で活躍するドイツ人ファッション・デザイナー、フランク・リーダー(Frank Leder)さんのアトリエに一緒に行ってきました。

ベルリン

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【出演のお知らせ】JGCC新年会2025コンサート🎻🎹@日立目白クラブ

【出演のお知らせ】JGCC新年会2025コンサート🎻🎹@日立目白クラブ

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NPO法人日独文化コミュニティー(JGCC)主催による新年会2025コンサートに出演します🎹

今回は、JGCCから推薦を受け、ドイツ🇩🇪ハンブルクと同団体に縁りのあるヴァイオリストの高木早紀さんとの共演とピアノソロでお届けします🎻🎹

会場は、先月NHKで放映された「#ブラタモリ 東京・目白~目白ブランドの正体とは?~

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