お化け好きのためのnote

⚠️観覧注意 おもに心霊現象などの未解明の超常的な存在や現象について、今さらながら肯定側の立場からその正体を考察するオカルトなブログです。お化けの実在は絶対です……👽👽💪💪

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【詩】いつもいる

いつもの部屋 いつもの夜 鏡に映る いつもの自分 視線の先になにか 影がかすかに揺れる 名前を呼ばれたような気がして 振り向くけれど だれもいなくて 心臓が高鳴り 息が詰まる 冷たい視線 街灯が灯る 静かな夜 窓の外を、風が吹き抜ける カーテンが揺れ 影がさす 足音もない静けさのなかで 影が影を呼び 深く絡みつく 明日もまた 同じ夜に戻ってくる 終わらない輪廻のような夜 実体のない影なのか それとも心の奥底に潜む影なのか どこまでつづく 暗いトンネル 出口は見えず 

    • オカルトにおける観測問題

      人類の伝統的な自然観である有機体論的自然観における観測上のルールを明確化しました。本稿の内容は以下の記事に加筆したものです。 ――― 有機体論的自然観における観測上の規定有機体論的自然の内部に観測者自身が含まれる場合、観測者は観測対象と不可分な一体の存在としてとらえられます。これは、観測者がただ外から自然を眺めるのではなく、自然そのものの一部としてそこに在るため、観測の意味が根本的に変わってきます。以下にその影響を説明します。宗教・哲学上におけるアニミズムの融即律、神秘的

      • 【考察13】重力や質量の正体とはなにか?

        ✡ お化け好きのための宇宙論とはお化け好きのための宇宙論(以下、お化け宇宙論)では、熱の流れ(熱流束、フォノン)を媒介する振動子から構成された場から物理現象を説明します。時空とは、熱流束を媒介する振動子系であり、振動子を節点(ノード)とした熱流束の川=時空連続体は「ネットワーク」と呼びます。お化け宇宙論では、時空そのものを物質を包みこむ単なる背景や空虚な入れ物ではなく、振動子系の各所で収束・発散・渦動するベクトルや勾配をもった流束からなる定量的な実体としてあつかいます。お

        • 【考察12】社会に対して神話や宗教が果たせる役割を考えてみた

          オカルトは現実社会で役立つのか考えてみました😅😅 ――― 人間の共同体とは、たんなる動物の群れや近隣の集まりとは異なります。その地域がもつ神話や宗教、伝統に根ざした、独自の道徳や価値観、慣習、慣例を共有することで形づくられるのです。従来的な助け合いやお互いさまといった域内の良心は、住民がその土地に根ざした伝統的な価値規範や慣習慣行を共有することで共同体意識をもつことでなりたつものです。 このような共通する価値規範によって支えられた共同体の希薄化とは、関係を築く前からある

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        マガジン

        • オカルト考察マガジン
          15本

        記事

          【考察11】お化け好きのための科学②【あの世、死後の世界の仕組み】

          4.あの世の物理学の基本・時空そのもの種々の素粒子の場は、振動子(微細な振動体)の集まりが結合した系から構成されています。 ・振動子は熱の流れ(熱流束、フォノンの輸送)を媒介し、流束場を形成します。 ・流束場は、「カオス的遍歴」と呼ばれる力学系をもちます。 ・流束場は空間そのものであり、カオス的遍歴などによって相転移します。 5.流束場とは・各振動子の変位は隣接する振動子に影響を与えるため、エネルギーの伝達が連鎖的に進み、全体としての動態(運動パターン)が生じます

          【考察11】お化け好きのための科学②【あの世、死後の世界の仕組み】

          数ヶ月前に5ちゃんねるのオカルト板を覗いたとき 書き込んだら願い叶うみたいなスレに「毎週ディズニーランドに行きたい」と数回も書き込んだのですが、まだ叶っていません……

          数ヶ月前に5ちゃんねるのオカルト板を覗いたとき 書き込んだら願い叶うみたいなスレに「毎週ディズニーランドに行きたい」と数回も書き込んだのですが、まだ叶っていません……

          【考察10】お化け好きのための科学①【心霊現象や超常現象を肯定する論法】

          1.お化けを肯定するための前提お化けという物質と肉体を超えた実体・意識・心の存在形式を肯定するためには、宇宙が虚実の時空が直交して重なりあう二重構造からなりたっていることが前提になります。わたしたち生者が知覚できる物質的次元であるこの世は影絵のように射影された「影の世界」であり、霊的次元のあの世にこそ真の物理的実在が展開されているのです。既知の物理学と生物学の基本概念である時間、空間、力、物質、生命、意識、心などは、あの世が表現する派生的、二次的な概念にすぎません。物理現

          【考察10】お化け好きのための科学①【心霊現象や超常現象を肯定する論法】

          【考察9】お化け好きのための宇宙論

          お化け好きのための宇宙論とは、心霊現象を肯定するための宇宙論である。宇宙とは、それ自体が有機体(生物)であり、知能体であり、意識体です。 有機体論システムや創発などの用語については、以下の過去記事で説明されています。 ――― 有機体論システムの系内部に宇宙が存在した場合の考察この世の万象が有機体論システムに包含されているとすれば、量子系は粒子的にそれ単独で閉じているのではなく、地下茎のように有機的な力学的・熱力学的流束(ベクトルをもったエネルギーの流れ)のネットワーク

          【考察9】お化け好きのための宇宙論

          【考察6】オカルトを現代の知識に照らし合わせて考えてみた

          近代以前の人類が普遍的にもっていた有機体論的自然観を、有機体論を説明する複雑系やシステム論の観点から考察していきます。 有機体論的自然観については、以下の記事を参照してください。 ――― 有機体論システムとはなにか生物学的なシステムは、化合物、細胞、組織、器官、器官系、個体、個体群、生態系、自然環境といったミクロからマクロまでの階層構造をもっていますが、ミクロな下位レベルとマクロな上位レベルの関係において、上位レベルの動作は下位レベルの法則だけでは説明できません。これ

          【考察6】オカルトを現代の知識に照らし合わせて考えてみた

          【考察5】この世界を説明、理解するための方法は、本当に科学>>∞>>オカルトか?

          科学の自然界に対するアプローチは万全なのでしょうか? 古代の賢人たちは、自然界を機械的なシステムではなく、生物の体制である有機体としてとらえてきました。 ――― 有機体論的自然観の歴史古来、人類は自然を活きた存在としてとらえていましたが、発達した都市文明では、アニミズムをシステマティックにとらえ、生物の体制である「有機体」に基づいて自然の原理を説明してきました。古代ギリシャのイオニア自然学では、自然の変化をプシュケーと呼ばれる活力によって説明していました。ここからアリスト

          【考察5】この世界を説明、理解するための方法は、本当に科学>>∞>>オカルトか?

          【考察4】宇宙は一つの生命体? アニミズムから聖書、量子力学まで、古今東西の自然観にみる有機的な一体不可分性

          古来、人類は世界全体の各現象がばらばらに動作するのではなく、有機的に動作するひとつの統一体としてとらえてきました。本稿では、世界中の独自の自然観に見られるその万物一体的な思想を説明していきます💪💪 ――― デカルトの二元論的な認識方法では、意識に現れる前段階において、認識内容の全体を、内的関係からなる主体的側面を「心」や「自我」とし、外的関係からなる客体的側面を「物質」や「外界」として識別します。そして、思惟する自我を主体とし、その相対として主観内の物質的事物を具体化し

          【考察4】宇宙は一つの生命体? アニミズムから聖書、量子力学まで、古今東西の自然観にみる有機的な一体不可分性

          【考察3】なぜ科学はオカルトを退けたのか(現代編)💢💢

          前回の考察記事では、近代科学とオカルトの対立する点をとり挙げましたので、今回は近代科学、とくに現代物理学を代表する相対性理論や量子力学に対してオカルトを肯定する余地を探っていきます。 ――― 現代物理学の自然観機械論的自然観を礎とした近代科学は、自然界が主体や主観に関わりなく客観的に存在するという見方を示すものでした。自然現象は人間の意識や心から独立し、一般的に共通する法則や性質によって説明され、機械のように決まりきった反応を示します。観測者である測定装置や人間も観測対象

          【考察3】なぜ科学はオカルトを退けたのか(現代編)💢💢

          【考察2】なぜ科学はオカルトを退けたのか(近代編) 💢💢

          自然界のさまざまな仕組みを解明し、多大の功績を上げてきた近代科学を批判的に見直す、あるいは対処しなければ、オカルトを肯定する余地はありません。 まず本稿では、近代科学とそれ以前の伝統科学(自然哲学)との違いに焦点を当て、科学とオカルトがどのような点で対立しているのかを明らかにしていきます。  ――― 近代科学とはわたしたち現代人が模範とする近代科学の成立には、理性や合理性を重視する価値観が背景にあります。近代化は17世紀以降のヨーロッパの理性的な価値観のなかで成立しまし

          【考察2】なぜ科学はオカルトを退けたのか(近代編) 💢💢

          【考察1】幽霊や精霊、神さまがこの宇宙に実在した場合の仮定

          オカルトとは、科学ではなかなか説明できない超自然的な現象や存在に関する考え方です。本稿では、物と心の実体二元論の視点から、この超自然的な世界について考えてみたいと思います。 ――― 対立する科学とオカルト近代以前、人々は、世界の背後にあらゆるものを生み育むなにかが存在し、それが自然現象に秩序や意味を与えていると感じ、そのような自然観に基づいて生活や文化を営んでいました。自然界の変化は、物質が外部から力を受けて機械的に動くのではなく、心身の主従関係のように内在する要因によっ

          【考察1】幽霊や精霊、神さまがこの宇宙に実在した場合の仮定

          書き直し

          文章が気に入らなかったので過去記事をやや手直ししました😓

          【詩】お化けへの熱き思い

          夜が静かに広がるとき 風が囁く不思議な声 窓を叩く見えない手が わたしを呼んでいるみたいだ お化けがくるよ、影の向こう ひっそり笑って、じっと見てる 怖いけれど逃げられない この夜が明けるまでは 月明かりが照らす道に ひらりと揺れる影ひとつ どこから来たの?どこへ行くの? 聞いても答えは返らない お化けがくるよ、足音もなく 冷たい風と一緒に来る 遠くへ逃げてもすぐ隣 この闇が消えるまで 手を伸ばすその先には 触れられぬ何かがいる 見えない瞳がわたしを ずっと見つめて

          【詩】お化けへの熱き思い