「かわらけに、味噌を少し」
高校で古文・漢文を教え、かつ、大学受験科目にもする、ということには賛否両論あるようです。
曰く、
「現代社会 ── 特にビジネスで使えない科目に貴重な時間を遣うのは無駄」
── 確かにそうでしょうね。
欧州の中等学校でラテン語の授業が徐々に必修でなくなっていったのと同様に。
でも、高校生だった頃の僕たちは ── 少なくとも僕は、結構k古文を愛しており、日常にも使っていました。
よく引用されたのは吉田兼好『徒然草』の中の一節:
例えば、名古屋には珍しく雪が降った日に校庭を