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村田のちょっとエッセィ話✍🏻

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創作の場。本を読むのが好きで素敵な文章が好きで、私もちょっと書いてみたくなりました。
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#朗読

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

某日日、

むかしの男が、誕生日を迎えた。
出会った頃は20代だったのに、そうかぁ、あいつも40かぁ。もうメソメソしてないんだろうか。あの頃も今もずっと激動だなぁ。健康だけは願ってるよ。できればお金持ちになっててくれ。

▶︎シュガーバイン。
耐陰性や耐寒性があり室内でもしっかり育つ。
三つ葉じゃなくて四つ葉でもなくて、五つ葉、頼もしい。
花言葉は、『すこやか』

この冬、ダウンコートを買って、

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独身独歩記、某日日/村田千沙の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田千沙の写日記✍🏻

某日日、



いただきもの。
モロッコでとれる希少なウチワサボテンオイルを配合したヘアオイルだそう。熱を与えると艶が出るという。あ、たしかに。ふしぎ。
この年で、白髪がない黒髪を保てているのは一体何の効果かわからないけど、そのかわり円形ができる。円形に塗ったらフサフサ〜みたいなのないかなぁ。地肌は白く、黒髪だもんだからぎょっとしちゃう。
安倍前総理とか、た山本太郎さんの円形をテレビで見たとき、

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独身独歩記、某日日、/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日、/村田の写日記✍🏻

某日日、

とにもかくにも、健康でありさえすれば知恵は湧く。
誰かに元気でいてもらう為にわたしも健やかでなくっちゃ。

🍀シュガーバインは直射日光の当たらない場所で育ててくたさい。

花言葉は、すこやか。

佐世保出身の歌手と多く縁のある作家先生が、「佐世保の人は頑固もんが多か〜」とおっしゃる。
気が乗らないものに安易にYESと答えない正直もんって事ですよ。それで周りを震撼させる事があるかも

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2011. 3. 11 #東日本大震災

2011. 3. 11 #東日本大震災

2011. 3. 11

2014年、大切な人のところへ、福島県いわき市小名浜港にて。

『新相馬節』 (福島民謡) 
ShinSomaBushi (Fukushima folk song) 

薩摩琵琶 / 徳 將城  Masanari Toku
歌 / 村田千沙

ハァー
遥か彼方は 相馬の空かよ
ナンダコラョート
相馬恋しや 懐かしや
ナンダコラョート

ハァ

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独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

某日日、

食料調達にスーパーへ行くと、レジ待ちのわたしの後ろに並んだお婆ちゃまが、「今日は土曜日なのに、混んでますね〜」とほわほわした笑顔で語りかけてきた。「あ、今日は日曜日なんですよぉ」と答えると「わたしったら毎日、日曜日みたいなものだわね〜」と更にぽわぽわした笑顔でククッと笑った。ふっ、かわいい。毎日が日曜日、いーな〜と思いつつ、自粛な雰囲気にわたしも曜日をうっかり間違えそうになる時がある。

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朗読👂『わらしべ長者』おとえほん日本昔話①より/ 村田千沙 音楽.守時タツミ

朗読👂『わらしべ長者』おとえほん日本昔話①より/ 村田千沙 音楽.守時タツミ

【おとえほん】と言うアプリに出逢ったのは8年か、10年か、ずっと前のこと。物語りの進行に合わせた音楽と、ハイレベルなオーケストラ。当時、いろんな朗読アプリを漁っていた中で、【おとえほん】は特級でした。音楽にここまで拘りのある朗読アプリは他にないわ! と大興奮したものです。
もちろん、スマートフォンなど、どなたでもこの興奮を体感できます。

朗読は、子どもたちにはもちろん、高齢者にも注目されています

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『静寂のピラミッド』/ 村田は綴る✍🏻

『静寂のピラミッド』/ 村田は綴る✍🏻

『静寂のピラミッド』

清潔な空間に、穏やかにその時を待つ人の姿。微妙なこころの揺れ。よろこびもあれば、かなしみもある。けれど無機質。病院。

カーテンを開け閉めするシャーっと乾いた音。パタパタと小走りな看護師の足音、制服のきぬずれの音。器具が当たるカチャカチャと控えめな音。静かな話し声。低血なわたしに湿度の低さが心地いい。

患者が立ち入らないバックルームでは、薬剤師が、すべすべしたシルクの

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独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

某日日、

苺ジャムをこっそり舐めまわす子どもっているでしょう。これも、その手のうっかりできないタイプ。すりつぶした安納芋と林檎のバタージャム。バターって言うほどベトベトしていないのがいいけれど、苺ジャムよりごっそり食べてしまうので減りがはやい。脂肪はふくらむ。わが家はふたつ目、薬局で購入。病院から処方箋を持って、順番待ちしている間にこれ。手を出さすにはいられなかった。危険だなぁ。歯の根がゆるみそ

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独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

某日日、

___次は、冷やしぜんざいの季節ですね。水羊羹も大好き。スーパーの棚には、冷やしぜんざいも、水羊羹も、毎年変わらずお行儀よく配置され、わたし達はここに居ますよーと誘惑してくる。
こっちの豆はあーまいよー。こっちの水もあーまいよー。

しかしだね、深夜に塩っぱいものが食べたくなるのはなぜだろね。あれに勝てれば将来みんな健康なんだと思う。 

人生はしくじった分だけ、しあわせに満ちている

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独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

某日日、

アメイジング・グレイスの歌詞を大幅カットし、理論にそってメロディーも変えてうたう。そら、短か過ぎるよね。チササン。ちゃんと歌って。と鍵盤奏者に言われる。ダメよ、駅から此処まで来れないって言うオジサンから電話がきて、迎えに行かなくちゃならないのよ。誰それ。知らない。歌って。... 。


__考え事をしながら、スマートフォンの充電ケーブルを、テレビのリモコンのお尻に突き刺す。刺さらない

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独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

独身独歩記、某日日/村田の写日記✍🏻

某日日、

ちいさい、ちいさい頃、自分のことを「イモチャン」って言ってたんです。
ほくほくしたものを愛しすぎたが為に我をも忘れる🍠

「自分の魂をのぞくことはできる?」

そんなーことはーできまーてん!( ་ ⍸ ་ )( ˙-˙ )!

すいみん不足は免疫力がさがるからさっさっとねてまえ。

『永い夜』Gewitternacht
著  ミシェル・レミューMichèle Lemieux (カナ

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『歳下の青年』 / 村田は綴る✍🏻

『歳下の青年』 / 村田は綴る✍🏻

 ふたまわり近く年齢差のある歳下の男性とお付き合いをしている。
 彼は若手声楽家、芸能全般をやっている。青学を卒業し、好きなうたの世界に入った。
 身長は170センチちょっとくらいの細身。髪は昔のキムタクを彷彿とさせる、今時珍しいふんわり艶のあるロングヘア。お顔は、ぼやけてよくわからないが、スルんとシミひとつなく、透けすぎない丈夫そうな白い肌、切れ長の柔和な目元、薄い唇、鼻はささやかに付いている程

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