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「その日」が来るまで貪欲に、走り続けていたい。
中学生くらいの頃、『君たちはどう生きるか』が何度目かになるブームを迎えていた。
元々、岩波文庫の少し難解なイメージのある小説だったものが、漫画になって書店の表に並んだ。ブーム、と言っても本好きやビジネスマンでないと気付かなかっただろうから、私と同世代の人のほとんどにとっては"知らない作品"だったと思う。しかしそのとき、私は『君たちはどう生きるか』の漫画を手に取った、
けれど、私がその本を開いた
lemon no tanka(2024.03.24)
旅行
待ってるねあなたの愛に胸躍る
旅の目的あなたに会いに
新生活
苦しさの底なし沼でもがくのを
やめることさえ苦しいなんで
地元
外に出て眼下に広がる緑世界
絵画の中に飛び込むような
新たに暮らす土地
空飛んで辿り着きたい雲の上
輪っかがくれる私の居場所
若葉
晴れやかな希望を抱き芽を伸ばす
忘れないでね今ある気持ち
風
窓開けて風の流れに身を任せ
我を忘れて目を奪われる
日向
日向
lemon no tanka (2024.02.19)
檸檬
酸っぱいと敬遠されて自己否定
私の好きなそのままの君
水
普段なら辿り着かない感情へ
泳いでいける国境超えて
春
出会いより別れの方が多くなり
別れる人もいなくなりそう
桜
散ってゆき人が離れる喜びを
もしも私が桜の木なら
朝
一日の始まり終わり逆ならば
私はどんな夢を見るのか
夜
希死念慮あなたの気持ち重すぎる
終電前に今日は帰って
こころ
傷ついて破れた心はぎ合わせ
バレない
風を食み、時限爆弾のような恋心を閉じ込める。
ヨルシカの曲は友人や妹が好きで、私もずっとヨルシカにハマりそうな予感はずっとあって、よく聴いていた。だけどこの曲は知らなくて、歌詞を見たとき、その文学性に惹かれた。
「タイムカードを押して」「値引きのシールを貼って」「閉店時間を待った」「此処にも客が並んで」と、コンビニでバイトする主人公が浮かぶ歌詞で、まるでコンビニの商品と自分 or だれかを重ね合わせるかのよう。
ネットを見るとこの歌につい