ヒポクラテスに学ぶ
こんにちは!
アトピー改善アドバイザーのちーちゃんです。
今日は
ヒポクラテスに学ぶ
をテーマにお話ししていきます。
ヒポクラテスとは、古代ギリシアの時代を生きた医師で「医学の父」とも呼ばれる偉人です。
当時注目されていた「病を呪術で治そうとする」ような迷信的なあり方ではなく、彼は科学的に病を観察するということを始め、
現在に至る医療発展の先がけとなった人物でもあります。
しかし、彼が残した言葉には現代の西洋医学の考え方とは少し異なるように思います。
ヒポクラテスは紀元前5世紀頃に生きた人物でありながら、
既に「人間たるもの」や自然の摂理を見抜いていたように思います。
また、このような思想から、「医学」の始まりを作ったのです。
人間の可能性
現代の医学と彼の残した名言を照らし合わせてみると、
あるものは合致し、あるものは考慮していない(目を向けないようにしている)ように思います。
●心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する。
これなんかは、よく言われる言葉ですよね。
しかし、
●人は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力である。
●病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである。
●汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ。
●人は自然から遠ざかるほど病気になる。
について、考えてみてください。
これらは現代の医療では、適用されている考え方でしょうか?
少なくとも、私が通ってきたことのあるお医者さんでは、
「自然治癒力」「自らの力をもって自然に治す」「汝の薬は食事とせよ」「自然から遠ざかるほど病気になる」
というキーワードは聞いたことがありません。
この世の中にある医療に関する一般常識(盲信)は、
・不調があればお医者さんに行く
→不調があるのにお医者さんに行かせないなんて、虐待だ
・慢性疾患があるならば、お医者さんに通い続け、薬を飲み続ける/塗り続ける
→薬は病気を治す
・風邪を引いたら風邪薬を飲んで、熱が出たら解熱剤を飲む
→薬を飲んででも仕事に行く
・お医者さんやお薬は自分の病気を治してくれる存在
→お医者さんが言うことは「絶対に」間違いがない
などが挙げられます。
逆に、これと反対のことを提唱すると、「陰謀論者」「変な宗教に入った人」扱いにされてしまいます。
果たして、
お医者さんや薬はあなたの病を治すのでしょうか。
紀元前から伝わるヒポクラテスの教えは、幸いにも現代にまで伝わっています。
インターネットや印刷の文明なんて、もちろんありませんでした。
後世に伝承することが難しかった時代にも関わらず、その情報が残っているのです。
それは、なぜなのでしょうか?
その情報に価値があるからです。真実だからです。
しかしながら、多くの医療現場では、この医学の祖の教えは参考にはされていません。もちろん否定はしていないでしょうが、彼の教えは考えないことになっています。教科書に書いてあることだけ学習なさってきたお医者さんに関しては、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
世の中の常識、当たり前のように慣行している規範、学校教育、
「そういうものだから」(それ以上考える必要はない)ではなく、
「なぜか?」「なぜそうなったのか?」「その根拠は?」と疑いの目を持って生きることが大事なように思います。
与えられる情報だけを鵜呑みにして、
「はい、分かりました」とだけ言って、羊の群れのように生きている方が多いように思います。
かつての私もそうだったと反省しています。
自分が触れる情報に気を遣い、
その情報を自分の頭で咀嚼すること、
「誰かの意見に賛同して、周囲に合わせておいたらいいや」ではなく、自分の意見を持つこと
人との調和、和睦、人への敬意はとても大事なことです。
しかし、同調圧力に負けてはならない、それが日本民族の課題だと常々思っています。
多数決という言葉がありますが、多数が必ず正とは限りません。
もしあなたが少数派だったとしても、自分の意見や直感に従い、
自分に自信を持って、少数派を貫いたら良いと思います。
そういうことを腑に落として生きている人がこれからの時代を生き抜ける人だと思いますし、私自身もそうでありたいなと思っています。
皆さんの暮らしが快適で笑顔に満ちたものとなりますように♡