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介護職

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#介護

高齢者である時間はわりと長い

高齢者である時間はわりと長い

キャッチコピー。
もう一度しっかり勉強しようと思って。

ぼくが文章を書くきっかけになったのは、
まちがいなくキャッチコピーを学び始めて、
言葉の面白さを知ったからでさ。

知らない言葉に出会うたびにさ、
新しい世界を知ることになるんだよね。

今日はさ「暇にならないために」って話なんだけどね、
ちょっと何を話したいのか、まとまっていないんだけど、

ぼくの母親。まだ仕事を続けていて、
整膚ってマ

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ぼくは、なんでnoteをはじめたのか

ぼくは、なんでnoteをはじめたのか

なんで介護をテーマにしてエッセイを書いているのか。

年のはじめに、あらためて整理しておこうかと思う。

まず、介護の仕事をはじめたきっかけについて。

これは将来、母親の介護が必要になるだろうと思ったからだ。

ぼくは今、母親と同居していて2人で一軒家に暮らしている。
幼いころ両親は離婚して母子家庭だ。兄はいるが実家から離れた県外に住んでいる。ぼくは独身で母親と実家にいるという構図だ。

母は、

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介護職員だからって

介護職員だからって

40歳を越えて涙腺が崩壊してきているぼくに、感情を抑制しコントロールしながら介護の仕事をするということが、できるわけがないのだ。

利用者さんにも一緒に働く職員にも介護を取り巻く世間にも悲しみを覚えるし怒りを感じるし。プロなのだからできて当然。なんていうことは、できれば言わないでほしい。

ただ、言えるとするならば、ネガティブな感情との付き合い方を理解できているとは思う。瞬間的メタ認知。心の声や頭

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書かないとやってられない。

書かないとやってられない。

専門知識があるからといって、
経験が豊富だからといって、
どんな時も平常心でいられるとは限らない。

デイサービスで仕事をしているたった8時間のあいだでも、感情の揺れ動きや喜怒哀楽のチャンネル争いは幾度となく起きる。
そこでもし攻撃的な内面をそのまま外側に出してしまうと、時と場合によっては大ごとになり取り返しのつかない事態に発展しかねない。

人と人が関わり合う環境で、いちばん面倒なのは人なのだ。

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笑顔と笑い声を届けよう

笑顔と笑い声を届けよう

認知症高齢者の方とのコミュニケーションは、なかなか一筋縄ではいかない。

言葉による意思の疎通が思うようにいかない。場所が分からない。時間・日時わからない。やり方が分からない。ついさっきの記憶ない。さまざまなことが伝わらない。

ただ僕は、認知機能が正常に働かないからこそ感受性が鋭く強くなっていくように感じている。介助する側の感情や環境・空気を察知する能力が、敏感になっていると感じる。
介護職員が

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900人ありがとう【固定記事】

900人ありがとう【固定記事】

今回は900人突破記念記事です(*'ω'*)!

850人からピタッと数字が止まり、ここまでくるのが本当に長かった。泣

ここまでの道のり↓

①【小規模多機能型居宅介護】というマニアな事業所で8年間介護経験を経

  て退職

②有り金を全部使って家族とハワイ旅行へ行くことで金のない無職が完成。

③金が無いとやる事が無いので、ブログを書き時間をつぶすことにする。

④移動の制限を感じている方が

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介護職のイメージは?

私は小さい頃から自分の祖父母が一緒に暮らしていたり、裏に住んでいたりしたので世間のイメージ(汚い・辛い・大変)は持っていませんでした❗

むしろ、そういう環境で育ったのでお年寄りが大好き❤️
それに、今は女性も働く時代ですし手に職があったほうが後々いいだろうし、どうせ働くなら自分が好きな仕事をしたいと思って、短大を中退して介護の世界へ❗

しかし実際に働いてみると、介護の現状を目の当たりにして現実

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介護職を目指したきっかけと元彼

介護職を目指したきっかけと元彼

気が付けば早いもので、僕が介護職に転身してから現在6年目に突入する。
今回は、僕が介護職を志したきっかけを書きたいと思う。

10代から30代はじめまで続けていた仕事せっかく10年以上も勤続していたのになぜ辞めたのか?と採用面接などの際に聞かれることが多いが、僕は今でも辞めて良かったと思っている。
一応、履歴書には通販関係の仕事をしていたようなことを書くが、勤めていた職場はアダルト企業だった。

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介護職として“人生に触れる”

介護職として“人生に触れる”

今回は“介護職として人生に触れる”というテーマでお伝えしていきたいと思います。

なぜこのテーマにさせていただいたかというと、

人生に触れるとはどういうことかを考え、感じることは、それ自体が介護職としてのやりがいを感じられる一つであり、また、ひとりの人間としても貴重な財産となるからです。

前提に"介護職として"と表現させていただいたのは、介護職の専門性を持って人様の人生に触れることと、持たずし

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