バレエファンの会社員🇯🇵Tokyo Ballet Fan

東京に住むバレエが大好きな会社員。素人がバレエやお金について、好き勝手書きまくります。 English reviews are here → https://note.com/capaism/m/m0e48fc1bb99e

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パートナーと一緒に子宮頸がん(HPV)ワクチンを打ちに行った話(自費接種:1回目)

私のnoteは基本的にバレエの話がメインとなりますが、今回は2024年9月にパートナーと一緒に子宮頸がんワクチンを自費接種した体験談です。 1人でも多くの人にワクチン接種をして欲しいので、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。 なぜ自費接種なのか答えは簡単で、接種対象年齢からもキャッチアップ接種対象年齢からも外れているからです。 私が接種対象年齢だった時代に「ワクチン接種のお知らせ」が届きましたが、当時はマスコミによる子宮頸がんワクチンの副作用についての報道がかなり加熱

    • 【追悼】ウラジーミル・シクリャーロフ、バレエ感想「愛の伝説」2015年マリインスキーバレエ団

      2024年11月16日、全世界のバレエ界を揺るがす悲しい事故が起こってしまいました。マリインスキーバレエ団で長年大人気プリンシパルとして活躍したウラジーミル・シクリャーロフが、自宅の5階から転落するという悲劇的な事故によって死去されました。 シクリャーロフと同時期にワガノワバレエ学校で学ばれた谷桃子バレエ団プリンシパルの三木雄馬さんがロシア語の記事を共有してくださっているので、こちらにURLを貼らせていただきます。死因については色々と憶測が飛び交っておりますが、マリインス

      • バレエファンの会社員、10月を振り返る

        既に11月も半ばですが、10月に印象に残った舞台について話してみたいと思います。今回取り上げる3名については、彼ら独自の表現が斬新で、美しさの中にそれぞれの個性が爆発するような踊りを見せてくれたことが印象的でした。 バクティヤール・アダムザン(Bakhtiyar Adamzhan)のアルブレヒト カザフスタンのアスタナ国立オペラ・バレエ劇場でプリンシパルとして活躍するバクティヤール・アダムザンについては、実は以前から名前を知っていました。2017年のモスクワ国際バレエコンク

        • バレエ感想「眠れる森の美女」新国立劇場バレエ団

          新国立劇場バレエ団「眠れる森の美女」を見に行きました。私が見に行ったのは10/30, 10/31, 11/1の3回で、色々なダンサーの工夫を随所に感じて興味深かったです。 2024年10月30日一言にまとめると親指トムを演じた上中佑樹さんが素晴らしかったです。上中さんのバレエの実力だけでなく、プロフェッショナルとしての姿勢に心を打たれた回でした。 この回は学校団体が入る日で、客席のほんの一部の一般客を除いて複数校の生徒が鑑賞しており、1階から4階まで高校生で埋め尽くされ

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        • バレエのオープンクラス感想
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        • 日本の素敵なバレエダンサー
          6本
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        記事

          バレエ感想「椿姫」シュツットガルト・バレエ団

          シュツットガルトバレエ団「椿姫」を見に行きました。椿姫といえばジョン・ノイマイヤー振付なのでハンブルクバレエ団の作品かと思ってしまいますが、実はマリシア・ハイデとシュツットガルトバレエ団のために作られた舞台です。ちなみに初演は1978年11月4日でした。 音楽はヴェルディの同名オペラの曲ではなく、全編に渡りショパンの曲が使われています。マルグリット・ゴーティエのモデルとなったマリー・デュプレシは肺結核で亡くなりましたが、ショパンも同じ病で苦しみ亡くなりました。そのためノイ

          バレエ感想「椿姫」シュツットガルト・バレエ団

          バレエ感想「オネーギン」シュツットガルト・バレエ団(2024年11月2日)

          11月2日にシュツットガルトバレエ団の「オネーギン」を見てきました。主演はフリーデマン・フォーゲルとエリサ・バデネスの黄金コンビです。 有名な鏡のパドドゥや最後のパドドゥはガラ公演で何度か見たことがありますが、全幕を見るのは初めてで、発売初日にオネーギンと椿姫のチケットを購入し心から楽しみにしていました。 11/2 「オネーギン」感想オネーギンを演じたフリーデマン・フォーゲルは美しく、タチアナ役のエリサ・バデネスは技術力の高さを感じさせてました。他にも特にレンスキー役のガ

          バレエ感想「オネーギン」シュツットガルト・バレエ団(2024年11月2日)

          バレエ感想「ドン・キホーテ」オランダ国立バレエ団(2024年10月26日)

          ジョージア出身のギオルギ・ポツヒシヴィリはオリガ・スミルノワが主演した「ジゼル」でヒラリオンを演じ、そのあまりの美しさと格好良さから世界中から注目を集めたダンサーです。 オランダ国立バレエ団には素晴らしいダンサーが沢山在籍しているため、今回どの日程で鑑賞するか非常に悩みましたがギオルギの出演を知り、あのハンサムすぎるヒラリオンを見逃す手はないと決心。しかもキトリはアンナ・ツィガンコワ!実は以前アンナが主演した「くるみ割り人形」のDVDを持っており、素敵なダンサーだと思っていた

          バレエ感想「ドン・キホーテ」オランダ国立バレエ団(2024年10月26日)

          バレエ感想「ドン・キホーテ」オランダ国立バレエ団(2024年10月25日)

          ついに夢だったオランダ国立バレエ団の舞台を見ることが出来ました! アムステルダムにある国立歌劇場は運河が目の前にあって、建物自体もとても素敵です。 ちなみにオランダだけでなくヨーロッパあるあるだと思いますが、バレエの開始時刻は夜の20:00です。終演は約23:00とかなり遅く、客席に子供は見かけませんでした。パーカーにジーンズのラフな格好の人もいれば、イブニングドレスを着用したゴージャスな人もいて、その場にいるだけでとても楽しかったです。 この日はダントツでサイドキャスト

          バレエ感想「ドン・キホーテ」オランダ国立バレエ団(2024年10月25日)

          バレエ感想「Lucid Variations」 NDT 2(24/10/2024 World Premier)

          2024年10月24日にNDT2の「Lucid Variations」を見に行きました。 NDTの舞台は通常トリプルビルで3本立てのことが多いらしいですが、今回はマルコス・モローの「Folkå」とナダフ・ゼルナーの「An untold story | World premiere」の2本立ての構成でした。どちらも日本ではまず見られない斬新さがあって、とても面白かったです。 Marcos Morau – FolkåMarcos Morau振付の「Folkå」は初めてコンテン

          バレエ感想「Lucid Variations」 NDT 2(24/10/2024 World Premier)

          日本の素敵なバレエダンサー⑤新国立劇場バレエ団の凄すぎるダンサー達

          新国立劇場バレエ団の「アラジン」が全世界に公開され、Twitter上でも色々な感想が溢れていて毎日とても楽しく読んでいます。そんな中で目に止まったのが、バレエ界のインフルエンサーである「バレエ好きの経理担当者」様のこちらの投稿。 新国には凄い人が沢山おり、山田✨人気に便乗して紹介しまくっていたら凄い数になってきたので、noteにまとめようと思います。是非是非あなたも推しダンサーを見つけてください😆 山田悠貴さんについて大変話題になった山田✨こと、山田悠貴さんはジョフリー

          日本の素敵なバレエダンサー⑤新国立劇場バレエ団の凄すぎるダンサー達

          東京都内バレエショップでのトゥシューズフィッティング備忘録

          どうしてもポワントクラスに参加してみたいと思い、久々にトゥシューズを買いに行きました。ポワントを最後に履いたのはもう15年以上前で、久々すぎてわからないのでとにかくフィッティングです! トゥシューズフィッティングの話は恥ずかしいのでnoteに書かないでおこうかと思いましたが、足に合うシューズが無く、結論として色々な店にフィッティングに行きました。色々なお店でそれぞれの店に特徴があるなと思ったので、私なりにおすすめポイントを記載します。 フィッティングに行って良かったこと①

          東京都内バレエショップでのトゥシューズフィッティング備忘録

          新国立劇場オペラ「夢遊病の女」2024年10月6日

          ※オペラ初鑑賞のド初心者の感想を書きます。あくまで超初心者の感想です😇 私はバレエ好きの父とオペラ好きの母に育てられましたが、実はオペラを見るのは人生初です。今回は直前に元新国立劇場バレエ団所属の渡部義紀さんが出ると聞いてバレエが多い演目かと思ってチケットを購入しました。ちなみにバレエダンサー達は最初から出てきますし、結構踊る場面が多いです。皆様クールで格好良かったです。 ちなみに渡部さんは元々新国立劇場バレエ団で踊られていたということもあり、高難度のリフトでは持ち上げ役の

          新国立劇場オペラ「夢遊病の女」2024年10月6日

          バレエファンの会社員、9月を振り返る

          すでに10月も半ばに近づいてきましたが、9月に印象的だったことを気楽に書いていきたいと思います😊 K-BALLET TOKYOプリンシパル石橋奨也さんのシャークについて9月はKバレエ「マーメイド」を2公演見たのですが、プリンシパルの石橋奨也さん演じるシャークに圧倒されました。シャークは本来原作には登場しませんが、海のシーンで初めて出てきて観客を海中に誘う重要な役柄であり、マーメイドが足を得るシーンでも演出的に重要な役割を果たします。 私は初演時(9/8)に石橋さんのシャ

          バレエファンの会社員、9月を振り返る

          バレエ感想「ピーターパン」ホワイトバレエスタジオ

          ホワイトバレエスタジオ「ピーターパン」を見に行ってきました。 発表会は3部構成で、1部が子ども中心のスクール小品集、2部がピーターパン、3部がバレエコンサートという形でした。踊る前に出演者のアナウンスもあってとても分かりやすかったです😊 ちなみに第1部でめっちゃ可愛かったのが「狼と赤ずきん」で、自分の子ども時代にこんな演目があったら楽しかっただろうなと思いました。 第2部の主演ピーターパン役は東京シティバレエ団でソリストとして活躍する林高弘さんで、にこやかで、感じが良さそ

          バレエ感想「ピーターパン」ホワイトバレエスタジオ

          バレエ感想「マーメイド」K-BALLET TOKYO(2024/09/23マチネ)

          9月8日に引き続き、再びK -BALLET TOKYOの「マーメイド」を見てきました。別キャストで2回目を見て、この作品やKバレエのダンサーに対する印象が大分変わったので、忘れないうちに書いておこうと思います。 今回のマーメイドはKバレエで躍進中の岩井優花さんでした。バレエチャンネルのインタビューで熊川哲也監督がイメージする動きを岩井さんの身体で試していたという話を読み、彼女はファースト・キャストでは無かったけれどある意味オリジナルキャストだったのではないかと考え、とても楽

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          バレエ感想「スーパースターガラ」2024年10月4日

          良くも悪くも色々と話題になっている「スーパースターガラ」を見に行ってきました。 当初出演予定だったロイヤル・バレエ団プリンシパルのナタリア・オシポワとワディム・ムンタギロフが怪我のため降板し、マリインスキー・バレエ団のオクサーナ・スコーリクとウラジーミル・シクリャーロフが代役登板したと思ったら、スコーリクは来日直前に急遽キャンセルで、シクリャーロフは腰痛のためにまさかの当日降板!シクリャーロフを見るために九州から遠征してきた方の投稿も見かけたので、明日の舞台にはぜひ立てます

          バレエ感想「スーパースターガラ」2024年10月4日