日本の素敵なバレエダンサー⑤新国立劇場バレエ団の凄すぎるダンサー達
新国立劇場バレエ団の「アラジン」が全世界に公開され、Twitter上でも色々な感想が溢れていて毎日とても楽しく読んでいます。そんな中で目に止まったのが、バレエ界のインフルエンサーである「バレエ好きの経理担当者」様のこちらの投稿。
新国には凄い人が沢山おり、山田✨人気に便乗して紹介しまくっていたら凄い数になってきたので、noteにまとめようと思います。是非是非あなたも推しダンサーを見つけてください😆
山田悠貴さんについて
大変話題になった山田✨こと、山田悠貴さんはジョフリーバレエスクール、ワガノワバレエ学校、NBAバレエ団などを経て現在は新国立劇場バレエ団ファースト・アーティストとして活躍されています。
ワガノワ出身の新国ダンサー3名
山田悠貴さんと同じくワガノワ出身のバレエダンサーは新国に何名もおり、今回はそのうち3名のご紹介です。
①玉井るいさん(ファースト・アーティスト)
②内田美聡さん(アーティスト)
③東真帆さん(アーティスト)
名門バレエ学校出身の新国ダンサー3名
ワガノワ出身の新国ダンサーを紹介したらかなり話題になったので、他にも名門バレエ学校出身の新国ダンサーを3名ご紹介!
①小川尚宏さん(アーティスト)
「アラジン」で印象的だったので調べたところ、まさかのベルリン国立バレエ学校出身で驚きました。その後ある舞台で小川さんのパキータを見る機会がありましたが、佇まいが王子そのもので、本当に美しくて、こんな上手なダンサーをコールドにするって新国は本当にもったいないことをしているなぁと感じました。
ちなみに小川さんのプロフィールには「ベルリンでGregor Seyffertに師事」と書かれていたのですがSeyffertさんは昔私がよく見ていたポリーナ・セミオノワのドキュメンタリーに出演されていた方で、まさかあの人の弟子だとは🥰
②太田寛仁さん(アーティスト)
ワシントンバレエスクール、サンフランシスコバレエスクール出身。
余談ですが、ネット情報によると寛仁さんはテニスの全国大会出場経験がある上に、なんと双子らしいです!こんな高身長で格好いい人が世の中に2人もいるのか…😍
樋口響さん(アーティスト)
ボストンバレエスクール、タルサバレエセカンドカンパニー出身。明るい雰囲気とフィギュアスケートのような綺麗な回転技が魅力。バジルとかアリとか似合いそう。
オープンクラスがたまたま一緒で美しすぎて感動したダンサー3名
この3名は本当に超偶然なのですが、オープンクラスでたまたま一緒になって「あの人うまっ!凄い!」と感動した新国ダンサーが何名かいるのでご紹介します。
①大木満里奈さん(アーティスト)
大人クラスで一緒になったのですが、1人だけ明らかにスタイルや雰囲気が違っていて本当に綺麗でした。
②白駒紗楽さん(アプレンティス)
某プリンシパルによるオープンクラスでたまたま一緒になったのですが、手足が長くて本当に綺麗でした。調べたらまだアプレンティスで正団員ではないとのことで驚愕。やっぱ研修場出身じゃないと入団は厳しいんですかね…。
③水井駿介さん(ファースト・ソリスト)
クラスで見つけて驚きすぎて5度見しました😂
名門バレエ学校出身の新国ダンサー3名 その②
①上中佑樹さん(アーティスト)←😱
ウィーン国立バレエ学校、ウィーン国立バレエ団を経て、スロバキア国立バレエ団でプリンシパルとして活躍後、新国入団。ですが新国立劇場バレエ団では1番下ランクのアーティストに塩漬け。事情は知りませんが、誰が見たって彼は突出して上手だし、この人事は彼を登用したスロバキアやウィーンに対して非常に失礼だと思うので、さっさとソリスト以上にあげてほしいですね。
②森本晃介さん(アーティスト)
ハンブルクバレエ学校やジョン・クランコ・バレエ学校を経て新国に入団した森本さんはファンが多く、例えばSNS上でも森本さんについて書くと結構コメントが来たりするので人気あるんだろうなぁと思います。
余談ですが、森本晃介さんは兵隊/軍人/ドラゴンなど男性陣がわぁっと一気に出てくる時に毎回先頭なんですよね。例えばファッションショーで最初に登場するモデルはファーストルックと呼ばれ、そのショーを印象付ける大事な存在であり、そこでコケなければそれ以降に出てくる人たちも綺麗という印象をつけられるから注目モデルが起用されることが多いです。毎回森本さんが先頭にいると言うことは、彼はまさに新国のファーストルックであり、彼の美しさを内部の人も認めているんだろうなと思っています。
③長谷川諒太さん(ファースト・アーティスト)
ロイヤルバレエ学校を経てボルドー国立バレエ団で活躍された方なのですが、ボルドーのYoutubeチャンネルを見ると結構な確率で映りこんでいるので、結構実力が認められて役がついていたのではないかと推測。
ちなみにボルドーの芸術監督はパトリック・デュポンとマリ=クロード・ピエトラガラ「白鳥の湖」で最高に格好いい道化を踊っていたエリック・キエレ氏!キエレに鍛えられたダンサーがどんな踊りを見せてくれるのか心から楽しみです💕
格好いいダンサー達3名
最初はコールドだけの紹介にするつもりでしたが、水井さんも紹介してしまったのでこの流れで格好いいソリストたちもご紹介✨
①中家正博さん
ワガノワ出身で牧阿佐美バレヱ団プリンシパルを経て、現座は新国でファースト・ソリストとして活躍。
最近はキャラクテールばかりなのですが、この方は高身長な上に端正で美しい踊りをされる方なのでもっと王子を踊ってほしいと思います。ポジションの一つ一つが丁寧で、どんなに速い動きでも5番がきちんと入って、パートナーを美しく見せる凄いダンサーです。
②直塚美穂さん(ソリスト)
私はまさにこの動画のローズ・アダージオを生で見て直塚美穂さんの虜になりました。ロシア人ダンサーばかりのガラでしたが、日本からついにこんな美しいダンサーが出てきたって、日本人として誇らしかった。
彼女の入団をきっかけに新国立劇場バレエ団を見に行くようになり、出演公演は必ず見るようにしていますが、日本一のダンサーだと思います。これ以上のオーロラ姫はなかなか見れないと思いますし、ぜひもっとたくさん踊ってほしいです。
③渡邊峻郁さん(プリンシパル)
大人気プリンシパルの渡邊峻郁さんは、新国では少女漫画の王子みたいな役ばかりですが、フランスで活躍していた時代はこんな感じの支配欲と性欲まみれのスルタンとか、セクシーな野獣とかも演じていて、かなり振れ幅が広いダンサーです。峻郁さんみたいなイケメンがこういうぶっ飛んだ役をするとセクシーでゾクゾクするので私はそういう役をもっと見たいのですが、まぁ日本では無理だろうな…。
峻郁さんがいた時代のトゥールーズ・キャピトル・バレエ団はパリ・オペラ座元エトワールのカデル・ベラルビが芸術監督で、この時代のYoutubeを見ると結構な確率で峻郁さんが真ん中で踊っているので相当ベラルビに気に入られていたんだろうなと思います。綺麗だし、努力家だし、本当に凄いですよね。
おまけ
一時期新国に在籍していたと聞いたことがありましたが、都市伝説だと思っていました。本当でした…!