最近のアメリカは確かにおかしい。茂木誠「「保守」って何?」
最近のアメリカは確かにおかしい。茂木誠「「保守」って何?」
この本は、だいぶ前に買ったんだが、今読んでみると、とても示唆に富んでいて、わかりやすい。
さすがは、駿台の世界史講師だね。
西部邁が「アメリカは左翼国家だ」と言い始めた頃は、若干時期が早かったが、小林よしのりが「戦争論3」で反米を唱えた頃、つまりブッシュJr.政権の頃は、もう完全におかしかったとボクは思った。
なんで?
ブッシュJr.の前のビル・クリントン政権から、米財務長官は、ゴールドマン・サックスの出身者の指定席になるんだ。
それは、何を意味するの?
ウォール街によるアメリカの支配だよ。実は、レーガン政権のとき、産業は復興できなかったんだ。その代わりに台頭したのが、ウォール街の国際金融資本だったわけさ。
ゴールドマン・サックスといえば、ウォール街だよね。
実は、bingでこのことを調べても、たしかに、ゴールドマン・サックス出身者だが、財務長官になったときは、退職しており、ゴールドマン・サックスの影響はなかった、と紋切り型の回答が出たんで、ああ、これは、自主規制がかかってるな、って思ったほどだ。
もう、メディアとか、ほぼ全部ウォール街の影響下にあると考えていいね。
大統領になるにも、ウォール街の莫大な資金がないと、なれない時代になってしまった。
でも、トランプは違ったんでしょ。
彼は大富豪だからね。自前で資金が用意できたんだ。ウォール街の影響の少ない大統領といえる。しかし、相変わらず、財務長官はゴールドマン・サックス出身者だったけれどね。
トランプは、人格的におかしいとか、日本でもそんな風に報道していて、ころっと騙される日本人も多いよね。
日本のマスコミも、ウォール街の莫大な投資をうけた、米マスコミの報道をそのまま垂れ流すだけだったからね。実際は言われているほど変な政策だったわけでもないんだ。
そうなの?
アメリカ・ファースト、つまり、アメリカ第一主義をとって、保護主義をとり、不法移民をシャットアウト、没落していた白人中産階級を救ったりしたんだ。
まあ、そこまでマスコミが言うほど変な人じゃなかったんだね。だけど、保護主義とか、アメリカ・ファーストでいかれると、グローバリズムで儲けたいウォール街の思惑に反するよね。
そう。だから、バイデンが勝つために不正選挙まで行われたわけ。いろんな疑惑が出ているけれども、不人気だったバイデンが「史上最高の8000万票を獲得した」ということ自体で、おかしいと思わねばならないよね。
不正選挙してたんだったら、メディアが動くんじゃないの?あ、メディアには、ウォール街の息がかかってるんだった!
そうそう、YouTubeやTwitterで不正を訴える投稿やアカウントは次々に消されてしまう。
もう最後は、集計作業に頼るしかないよね。
でも、そのとき、左右の過激派が、連邦議会ビルに乱入し、それがトランプのせいにされてしまう。トランプは反論しようにも、Twitterアカウントを永久停止されてしまう。いっかんの終わりだ。
なんか、トランプに同情するよ。
まあ、表現の自由を重んじる、イーロン・マスクがTwitterを買収してから、トランプのアカウントは復活するんだけどね。でも、イーロン・マスクも最近、薬物常用疑惑が持ち上がっているから、彼が失脚したら、どうなるかわからんよね。
トランプ大丈夫かなぁ・・・。
ちょっとトランプに肩入れしすぎたけれど、まあ、マスコミが彼に人格攻撃までしている現状だと、これぐらい持ち上げといたほうが、バランスがとれるんじゃない?あとは、ネオコンの存在などもあるけど、長文になるので割愛するね。
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