自分で自分を追い込まないための【5ステップ】！
こんにちは☺︎
心理カウンセラー,メンタルコーチ,家族相談士の
江杉侑記(えすぎゆき)です( Ü )
前回は「『無私の心』と『自己犠牲』〜似て非なるもの」でした。
今日は
自分で自分を追い込むことなく、
自分で自分を守れるようになるための
お話です。
私たちは
自分自身が持つ 「あるもの」で
自分を追い詰めてしまうことが
多々あります(T ^ T)
あなたにはその 「あるもの」
おありでしょうか。
■ あなたを縛りつけるもの
ーーーーーーーーーー
苦労から
抜け出したいのなら
肩の力を抜くことを
覚えなさい
ーーーーーーーーーー
精神科医の
斎藤茂太先生のことばです。
いかがでしょう、
あなたは今、
肩に力が入ってませんか？
がんばり屋さん
まじめさん
気配り屋さん
気を使い屋さん
そんなあなた、
責任を負い過ぎていないですか？
頼まれごとや仕事を
引き受け過ぎていないですか？
1人で抱え過ぎていないでしょうか？
そして
いろんな「思い込み」で
自分自身を
がんじがらめにしていないですか？
■ 間違った思い込み
たとえばこんな「思い込み」
あなたには
あるでしょうか。
♢逃げてはいけない
♢途中で投げ出してはいけない
♢断ってはいけない
♢自分がガマンするべきだ
♢人をガッカリさせてはならない
♢人の期待に応えなければならない
♢人に助けを求めてはならない
なんだか読んでいるだけで
窮屈になるような言葉ですが、
あなたは
このような「思い込み」で
息苦しくなっていないでしょうかヾ(｡>﹏<｡)ﾉﾞ
実はこれらは
多くの人に見られる
「間違った思い込み」
の代表的なものです。
心理学では
非合理的ビリーフ
(非適応的スキーマ)
と呼ばれるものです。
■ 自分のために断る、逃げる
生きていると
「思い通りにならないこと」って
起きますよね。
それで
ストレスを感じたり、
ガマンするような場面も
あると思います。
適度なストレスは
心身によい影響を与えると
いわれますが、
度を越した
ストレスやガマンは、
身体にも精神的にも
大きなダメージを与えます。
・身体のダルさ、倦怠感
・漠然とした不安、憂鬱感、イライラ
ストレスが溜まり過ぎると
このようなもので現れてくることが
多いのですが、
中にはそれでもガマンして
無理して走り続け、
心身の病気になってしまう方も
いらっしゃるのです(´;ω;｀)
でも…
自分を犠牲にしてまで、
自分を擦り減らしてまで、
やらなきゃいけないことなんて
あるのでしょうか。
大事な自分の心や身体を
壊してまでして、
やり遂げなければならないことなど
あるのでしょうか。
・
・
それほどしんどいのなら、
遠慮せず、断ればいい。
引き受けなければいい。
堂々と逃げればいい。
自分を守るために
途中で投げ出したっていいんです。
そのようなことをすると
人から
無責任だと言われたり、
非難されたり、
ということにもなるかと思います。
それはとても
怖いし、
悲しいことですよね(T . T)
できればそんなこと
言われたくもないし、
経験したくなどないですよね。
でも、私たちは
自分の心身を守るために
断ったり、
NOを伝えたり、
逃げたり、
投げ出すことが
必要な場面って、
時にだれにでも
訪れるものだと思うのです。
そして
自分を守るために
断ったり
NOを伝えたり
逃げたり
投げ出したりする時には、
他者からの
非難や批判というものが
必ず付いてくるものだと
思うのです。
それは本当に悲しいし
残念だし
怖いことなのですが、
どうにも仕方のないこと
なのですよね。
きっと、
自分の気持ちを大切にして
自分らしく生きようとすることと、
他者の不機嫌や
他者からの非難・批判は
ワンセット
なのではないでしょうか(*˘︶˘*).。.
私たちは必要に応じて
「自分で自分を守る」ために、
◇断る
◇NOを言う
◇逃げる
◇投げ出す
ことを
「自分のためにやってあげる力」
を発揮することが
とても重要だと思うのです。
たとえ今はその力が
微弱なものだとしても、
これから
その力を育んでいくことが
とても大事なのです。
そう、
自分を守るために
「断る力」
「NOを言う力」
「逃げる力」
「投げ出す力」
とは、
育んでいけるものなのです(*˘ᗜ˘*)
■ 「非合理的ビリーフ」をゆるめる5ステップ
その力を育てていくためには
前述した
「間違った思い込み」
=非合理的なビリーフ
をゆるめていくことが
必要になってきます。
ゆるめていくための手順を
【非合理的ビリーフをゆるめる5ステップ】
にまとめましたので
よければご参考にしてみられてください＾＾
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【非合理的ビリーフをゆるめる5ステップ】
1. まず、自分は
どんな思い込みを持っているか
に気づく
2. その思い込みって、
「必ずしも自分を
助けてくれるものじゃないよなぁ」
「自分をラクにしてくれるものじゃないよな」
「現実的じゃない窮屈な思い込みだよな」
と、思い込みから少し距離をとって
客観的に見てみる。
3. 「ねばならない」から
↓
「〜に越したことはないけど、
そうできない時だってあるよなぁ」
へとゆるめていく。
例えば
＊「断ってはいけない」
↓
「断らないでやれるに
越したことはないけど、
自分の状態だってあるし、
断ることだってあるよなぁ」
＊「逃げてはならない」
↓
「逃げないに越したことはないけど
逃げることだってあるよなぁ」
＊「人の期待に応えなければならない」
↓
「人の期待に応えられるに
越したことはないけど、
応えられない時だってあるよねぇ」
固く融通のきかない
「ねばならない」を
やわらかい
「〜に越したことはないけど
そうならない時だってあるよなぁ」
にゆるめていってあげるのです(*´◡｀*)
4. 自分に許可を出してあげる
「逃げてもいいんだよ」
「避けたいものは避けていいんだよ」
「途中でやめたって
人生で致命的なことにはならないから、
大丈夫。
やめたっていいんだよ」
「人の期待に応えられなくたって
いいんだよ、大丈夫なんだよ」
繰り返し繰り返し
自分にそう言って
ゆるしを与えてあげる。
5. 実際に本当に大丈夫か
小さなことで試してみる。
例えば
・無理なく断れること
・断っても怖くない人
に対して
実際に断ってみるなどして、
難易度の低いことから
試してみるのです。
↓
それで致命的な大事には至らない
ということを肌で実感して
自分に経験させてあげる。
そんな小さな成功体験を
少しずつ積み重ねていくと、
「間違った思い込み」
=「非合理的ビリーフ」は
徐々にゆるんで、
あなたを苦しめるほどの力は
持たなくなっていきます。
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以上、
自分を縛りつける
「間違った思い込み」
=「非合理的ビリーフ」を
ゆるめていくための5ステップを
ご紹介しました。
自分を
追い詰めたりしないために、
無理なくできるところから
取り入れてみるのはいかがでしょう。
少しでも
あなたのご参考になれば
うれしいです☺︎
応援しています＾＾
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さいごまでお読みくださり
ありがとうございました。
あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように。
～安心感と自己信頼感に満たされた人生を～
幸せな自己実現の専門家 江杉侑記