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韓国に繋がる糸 家族の記録

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韓国との縁を言葉で記録したファイルです。
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秋分の日、突然の嵐 ~対馬への旅の記録1

秋分の日、突然の嵐 ~対馬への旅の記録1

2024年9月22日。
昼と夜の長さが同じになる秋分の日。
対馬を訪れた。

長女が対馬高校在学中、学校行事で年に2回は訪れた対馬。
在学中に対馬博物館は建築中だった。
対馬を訪れる際は、オープンがいつになるのかと気にしながら情報をチェックしていたけれど、在学中にオープンすることはなく、2019年の春に長女は卒業を迎え対馬を離れた。

そして2022年春に対馬博物館はオープンした。
その後、対馬を

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夢の記憶

夢の記憶

平成のはじめ。
私は高校生まで暮らした土地を離れ、自分を受け入れてくれた大学に進学するため、福岡へ移り住んだ。

3月下旬の合格発表の日、発表時刻は夕方の16時だった。
大学の正門付近に張り出された合格者発表の掲示板を確認したその足で、新生活を始めるための住まいを探しに不動産屋に立ち寄った。
当時の受験システムでも、秋ごろからの推薦入試、年明けの私大の入試と、周りが進路を決めていく流れがあったので

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呼び起される遺伝子

呼び起される遺伝子

長女は小学生の時にK-popから韓国の文化に親しみを持ち始め、気づけば韓国語を学んでいた。
親の私から勧められたり強制されたりでするでもなく、自ら。韓国語を全く知らない私には、彼女が何を読み書きしているのかさっぱりわからなかった。
中学校では本格的に英語の授業も始まったけれど、彼女は英語にはほとんど関心を持たず、いつも韓国の本や雑誌を見ていた。
周りからは韓国語の前に英語を勉強すべきとか時々言われ

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繋げるのではなく、繋がる。

繋げるのではなく、繋がる。

韓国の釜山に留学中の長女に会うために、2年ぶりに就航が再開した釜山と博多を結ぶ船で、釜山へと赴いた。

初めて私たちが釜山を訪れたのは、長女が中学2年生、14歳の夏休み。8年前になる。
その時の思い出の写真には、私の友人Yさんもいる。
当時、釜山に住んでいたYさんを訪ねての旅だった。

このYさんと長女との、不思議な縁を書き残したいと思う。

私とYさんの出会いは、現在22歳の長女が生まれる少し前

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光の航路と虹を見た日 ー 釜山にて

光の航路と虹を見た日 ー 釜山にて

☆☆☆

釜山の旅の記録を残します。

☆☆☆

釜山の大学に4年間留学をしていた長女が、卒業を迎えた。

韓国の年度末は2月。
2月に行われた卒業式と、いったん帰国の荷物の引き揚げの手伝いをするため、釜山へ行くことを決めた。

今回の旅は、卒業式と、荷物の片付けと引き揚げの作業だけが目的の、2泊3日の予定だった。

卒業式の前日に釜山入りをするために、博多発の高速船ビートルの博多⇔釜山往復チケッ

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ネガティブな感情の刷り込みがない世代同志の、清らかに紡がれた友情 - 釜山にて

ネガティブな感情の刷り込みがない世代同志の、清らかに紡がれた友情 - 釜山にて

☆☆☆
釜山の旅の記録を書き残します。

光の航路と虹を見た日 ー 釜山にて|bijou blanc|note

続きです。
☆☆☆

光の上を滑るような感覚で海を渡り、水しぶきの中に七色の虹を見た昨日から一晩あけて、長女の卒業式の日を迎えた。

釜山駅から地下鉄を乗り継いで1時間ほどの、小高い丘の上にある美しい大学で、長女は4年間を過ごした。

4年前も、この場所を訪れた。
最寄りの地下鉄の駅か

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落とし物の意味 ー 釜山にて

落とし物の意味 ー 釜山にて

☆☆☆
釜山の旅の記録を書き残します。

光の航路と虹を見た日 ー 釜山にて|bijou blanc|note
ネガティブな感情の刷り込みがない世代同志の、清らかに紡がれた友情 - 釜山にて|bijou blanc|note

続きです。
☆☆☆

釜山の大学を卒業した長女の卒業式を終え、引き揚げる荷物をまとめ、明日は高速船ビートルで博多に戻る予定の日。
その日、長女がペイカードを落としてしまい、

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迷い込んだ街 ー 釜山にて

迷い込んだ街 ー 釜山にて

☆☆☆
釜山の旅の記録を書き残します。

光の航路と虹を見た日 ー 釜山にて|bijou blanc|note
ネガティブな感情の刷り込みがない世代同志の、清らかに紡がれた友情 - 釜山にて|bijou blanc|note
落とし物の意味 ー 釜山にて|bijou blanc|note

続きです。
☆☆☆

紛失届の手続きを終え、何かに呼ばれる感覚が消えないまま、ホテルに戻り、次の日の帰国予定

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ひとことにまとめられた、その向こうにある情景 ー 釜山にて 

ひとことにまとめられた、その向こうにある情景 ー 釜山にて 

☆☆☆
釜山の旅の記録を書き残します。

光の航路と虹を見た日 ー 釜山にて|bijou blanc|note
ネガティブな感情の刷り込みがない世代同志の、清らかに紡がれた友情 - 釜山にて|bijou blanc|note
落とし物の意味 ー 釜山にて|bijou blanc|note
迷い込んだ街 ー 釜山にて|bijou blanc|note

続きです。
☆☆☆

計画通りに、思い通りにい

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目覚めに見た観覧車と運命の輪 - 釜山から下関へ ー

目覚めに見た観覧車と運命の輪 - 釜山から下関へ ー

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釜山の旅の記録を書き残します。

光の航路と虹を見た日 ー 釜山にて|bijou blanc|note
ネガティブな感情の刷り込みがない世代同志の、清らかに紡がれた友情 - 釜山にて|bijou blanc|note
落とし物の意味 ー 釜山にて|bijou blanc|note
迷い込んだ街 ー 釜山にて|bijou blanc|note
ひとことにまとめられた、その向こうにある情景 ー

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諳んじ

諳んじ

今日は2023年5月1日。
家族のルーツを思い出させる出来事を、今日も回想しながら、文字に変換して記録する。

今年の冬、大寒と呼ばれる頃、シアターの前を通りかかった息子が偶然観た映画。
私たちに繋がれた、映画を通しての家族からのメッセージ。

映画の中で、主人公の山本さんの家族への思いを預かった仲間は、
そらんじる、という方法で、その思いを山本さんの家族へと届け、伝えた。

息子が、映画のエンデ

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手繰り寄せられていたと思ったできごと

手繰り寄せられていたと思ったできごと

2023年2月。
私は繋がる縁に手繰り寄せられ、博多から釜山へ赴いた。
その時釜山で起こった旅の記録を記したところで、
旅に出る少し前にあったできごとを思い返す。記録に残しておきたい。
きっとこの出来事も、何かを思い出すように、呼びかけられていたのだと思う。
起こっていることは、決して偶然ではない。
全てが何かのメッセージだ。

1月の土曜の夜。
冬の冷たい澄んだ空気のむこうに、星が鮮明に見える夜

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あの時、訪れていた場所

あの時、訪れていた場所

2023年春、再び釜山への旅に出た。
今回の旅は、夫や3人のわが子、そして親戚の10人以上のメンバーとともに行く、家族のルーツを巡る旅だ。

福岡空港を飛び立った飛行機は、あっという間に金海空港に到着する。
けれど、国境の存在は心理的な距離を感じさせる。
福岡から釜山は、東京よりも、大阪よりも、物理的距離は近いはずなのに。

降り立った金海空港の、冷たい空気に迎えられた。空気は冷たいが、日差しは眩

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水の記憶

水の記憶

7月の初め、長女に誘われて福岡アジア美術館を訪れた。
彼女は映画館のメンバーズカードを落とし、それを探しに行ったショッピングモールで、福岡アジア美術館のフライヤーを見つけたという。

長女が当初誘ってくれた展示会は、もちろん素晴らしかったのだけど、
その隣の展示会場で、私たちはまた、何かにたまたま出会うことになった。

私たちは、その企画展示のことを知らずに、そこを訪れた。

現在開催されている、

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