【人生ノート 241ページ】最初の心のきめかたが第一であります。自分でしっかり考えて、よく定めねばならぬ。
今の一文より先の百文すべて、最初に確固たる決心があるというと、たとえ失敗しても、それが自分の教訓になる。もうああいうことはすまいと考えるから、後になれば、失敗がその人の財産になる。そうでないと、しっかり省みる心もない。自分で自分を責める心もなく、いつもおなじ失敗をしている。癖がなおらん。癖がなおらんというと、世の中から受け入れられず、また神さまから本当のお恵みを受けることもできん。自分で自分を引きずって行くというような心意気がないと、本当の信仰へもはいれず、本当のお蔭もないも