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レシピ9:プチ断念してみる
「なぜ、人間は悪と知りつつ、悪をなしてしまうのか?」
散歩中に見かけた光景をきっかけに、しばらくのあいだ、この問いから離れることができませんでした。
その光景とは、カメラをぶら下げた団塊世代とおぼしき男性が、立ち入り禁止の区域に平然と侵入し、そこに咲き乱れるハクモクレンの花を撮影していたというもの。
妖艶なハクモクレンの純白の花被片は、確かに人を惑わし、惹きつけるものであったことでしょ
レシピ6:他者に不都合をおしつけない。
職場や学校・商業施設のトイレを利用したとき、ペーパーホルダーに芯だけが取り残されてるのを見ると、ガッカリします。
ロールの交換ばかりか、ゴミとなった芯を捨てることまで「おまえ、やっとけよ!」と押しつけられたような気分になるからです。
トイレットペーパーが切れたら、ロールを交換して、芯は捨てる。
せめて自分のケツぐらいは、自分で拭きたいものです。(トイレだけでなく)
イエローハットの創業者で
レシピ5:陰徳を積む
どんなに善い行ないを繰り返したとしても、あることに注意しないと、まったくの逆効果になることがあります。
それは「他人には話さない」ということです。
恥ずかしいことは隠したくなるのと同様に、良いことは他人に話したくなります。家族や友達に話すこともあれば、交流サイトに書いて「イイネ!」と共感を集めたりすることもあるでしょう。
しかし、他人に話すことで、せっかくの善き行いも、その意味が失われてしま
レシピ4:小善を積む
アドラー心理学では、人間が幸せになる方法は、社会一般的な価値観において「良い」とされるものに従うことだといわれています。(共同体感覚)
自分が生活する社会に、調和して生きること。それは、自分の利益ばかりを追求する生き方とは真逆のものです。
そして、共同体感覚を育成するためには、小善を積むことがいちばん有効だと考えています。
誰しもが「イイネ!」と思うことをすること。ほんとうに些細なことでいい
レシピ3:かっこ悪く生きる
誰でも、かっこわるいことは、隠したい。
失敗したこと。怒られたこと。負けたこと。知らないこと。
でも、隠すのはやめて、かっこわるいことを認めてみよう。
かっこわるいのも、ありのままの自分自身。
短所をさらけ出せる人は、本当にかっこいいのだ。劣等感に怯えてかっこつける人より、よっぽどかっこいい。
おならをガマンしてモジモジしている人よりも、ブー!と一発放屁。ガハハ、やっちまった!と大笑いす
レシピ1:靴を揃える
最近はじめた習慣として「靴をそろえる」がある。
帰宅したら、玄関で立ち止まり、靴をそろえて端に寄せる。
たった、それだけである。
しかし、驚くべき効果があった。
① 自分と他者とを意識的に結合する自分が帰宅して靴を脱ぐという行為が、どのように周囲の人には映るだろうか? どうしたら、他の人は気持ちよく過ごせるだろうか?
自分の挙動が周囲に与える印象について、考える余裕が生まれるきっかけ