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しあわせのレシピ

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レシピ11:与えることで幸せになる。

レシピ11:与えることで幸せになる。

1.幸せの十分条件
 もしも幸せかどうかと尋ねられたら、なんと答えるだろう?
 さらに「理由もあわせて答えなさい」と意地悪く問われたとしたら、こう言えばいい。

「理由のある幸せなんて、本当の幸せではない」

 そう。
 幸せには、十分条件があるわけではない。
 高価な装飾品や贅沢な食事、絶世の美人、桁外れの残高欄などの諸条件を満たせば、必然的にもたらされるものではないのである。

 持たざる者か

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レシピ10:ロールモデルとともに歩む

レシピ10:ロールモデルとともに歩む


1. 尊敬する人物は?
「尊敬する人物は誰ですか?」

 学校の先生から聞かれて、困った記憶もあるかもしれません。
 なんとなく知っている有名人の中から、いちばん凄そうな人を選んでみたり、適当にお茶を濁した人もいることでしょう。

 「尊敬する人物」というと、一般的には、偉大な功績を残した英雄や、歴史を変えた偉人たちの名前が挙がります。

 ランキングでいつも上位を飾るのも、次のような偉人たちの

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レシピ9:プチ断念してみる

レシピ9:プチ断念してみる

「なぜ、人間は悪と知りつつ、悪をなしてしまうのか?」

 散歩中に見かけた光景をきっかけに、しばらくのあいだ、この問いから離れることができませんでした。

 その光景とは、カメラをぶら下げた団塊世代とおぼしき男性が、立ち入り禁止の区域に平然と侵入し、そこに咲き乱れるハクモクレンの花を撮影していたというもの。

 妖艶なハクモクレンの純白の花被片は、確かに人を惑わし、惹きつけるものであったことでしょ

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レシピ8:好きなことをやりなさい

レシピ8:好きなことをやりなさい

 2015年11月30日、漫画家の水木しげる氏が亡くなりました。93歳でした。

 私は、どちらかというと烏山石燕や柳田國男の系統であり、それほど水木氏の熱心なファンというわけではありませんでした。

 しかし、水木しげる氏がいなければ、妖怪の存在が、今日において、ここまで語られることはなかったかもしれません。

 現代社会に妖怪の存在を伝え、あるいは、自由自在に妖怪を生み出した水木氏は、まさしく

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レシピ7:誰にも見せない日記を書く

レシピ7:誰にも見せない日記を書く

 「男もすなる日記というものを女もしてみんとてするなり」
 有名な紀貫之『土佐日記』の書き出しです。

 われわれも日記を書いてみましょう。
 ただし、誰にも見せない日記を。

 ソーシャルメディアの隆盛から、誰でも手軽に日々の姿を記録することが可能になりました。わざわざ日記を書かなくても、SNSやブログ、それこそ電子メールの履歴からも、その日に何が起こったのか、ある程度は振り返ることができるよう

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レシピ6:他者に不都合をおしつけない。

レシピ6:他者に不都合をおしつけない。

職場や学校・商業施設のトイレを利用したとき、ペーパーホルダーに芯だけが取り残されてるのを見ると、ガッカリします。

ロールの交換ばかりか、ゴミとなった芯を捨てることまで「おまえ、やっとけよ!」と押しつけられたような気分になるからです。

トイレットペーパーが切れたら、ロールを交換して、芯は捨てる。

せめて自分のケツぐらいは、自分で拭きたいものです。(トイレだけでなく)

イエローハットの創業者で

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レシピ5:陰徳を積む

レシピ5:陰徳を積む

どんなに善い行ないを繰り返したとしても、あることに注意しないと、まったくの逆効果になることがあります。

それは「他人には話さない」ということです。

恥ずかしいことは隠したくなるのと同様に、良いことは他人に話したくなります。家族や友達に話すこともあれば、交流サイトに書いて「イイネ!」と共感を集めたりすることもあるでしょう。

しかし、他人に話すことで、せっかくの善き行いも、その意味が失われてしま

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レシピ4:小善を積む

レシピ4:小善を積む

アドラー心理学では、人間が幸せになる方法は、社会一般的な価値観において「良い」とされるものに従うことだといわれています。(共同体感覚)

自分が生活する社会に、調和して生きること。それは、自分の利益ばかりを追求する生き方とは真逆のものです。

そして、共同体感覚を育成するためには、小善を積むことがいちばん有効だと考えています。

誰しもが「イイネ!」と思うことをすること。ほんとうに些細なことでいい

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レシピ3:かっこ悪く生きる

レシピ3:かっこ悪く生きる

誰でも、かっこわるいことは、隠したい。

失敗したこと。怒られたこと。負けたこと。知らないこと。

でも、隠すのはやめて、かっこわるいことを認めてみよう。

かっこわるいのも、ありのままの自分自身。

短所をさらけ出せる人は、本当にかっこいいのだ。劣等感に怯えてかっこつける人より、よっぽどかっこいい。

おならをガマンしてモジモジしている人よりも、ブー!と一発放屁。ガハハ、やっちまった!と大笑いす

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レシピ2:道を譲る

レシピ2:道を譲る

古代中国の思想家 老子は、こんなことをいっていた。

「終身 道を譲るも、百歩をまげず」

一生、道を譲りつづけたとしても、それは百歩もこえない程度のことだと。

道を譲ってみよう。

向こうから誰かが歩いてきたら、ちょっと待つ。

自転車が背後から迫ってきたら、ちょっとよけて、先に行ってもらう。

誰かがエレベーターに乗り込もうとしていたら、先を譲る。

「道を譲る」というのは、2つの意味がある

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レシピ1:靴を揃える

レシピ1:靴を揃える

最近はじめた習慣として「靴をそろえる」がある。

帰宅したら、玄関で立ち止まり、靴をそろえて端に寄せる。

たった、それだけである。

しかし、驚くべき効果があった。

① 自分と他者とを意識的に結合する自分が帰宅して靴を脱ぐという行為が、どのように周囲の人には映るだろうか? どうしたら、他の人は気持ちよく過ごせるだろうか?

自分の挙動が周囲に与える印象について、考える余裕が生まれるきっかけ

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