【高齢者孤立】私は「なぜ、どう、何を」やるのか
こんにちは、けいごです。
内閣の孤独・孤立に関する調査、居場所がないことに関する本を読んで、高齢者の孤独・孤立問題に対してどのようにアプローチしていくのかをまとめたいと思います。
高齢者の孤独・孤立の仮説
以前私は以下のような記事を書きました。
ここでは、高齢者は「コミニケーションの総量が現役世代よりも少ないこと」が「将来のコミュニティがなくなる不安に繋がっていること」という仮説を立て、そこにアプローチしていくことを考えました。
この仮説から、「ゴールデンサークル」という理論を使って説明していきたいと思います。
ゴールデンサークルとは以下の順番で説明をして、感情と行動を促すプレゼンテーションの考え方です。
WHY・HOW・WHAT
ではゴールデンサークルに従って、高齢者の孤立にアプローチする理由、方法、何をするか、についてまとめます。
【WHY】高齢者孤立死の差を埋める
私は以前警察官をやっていました。
地域課として日々様々な事件を取り扱う中で、高齢者の孤立死取り扱うことが複数ありました。
そこには様々な差があり、発見時の状況も様々でした。
1時間後に発見〜2ヶ月後に発見まで。そして発見者もご家族からヘルパーさん、全く関係ない人、何かのコミュニティの方、様々。1時間後には自殺も含まれます。
私的感情で、自分が亡くなった時「2ヶ月後に発見されたら辛いな」と感じます。
一般社団法人の日本少額短期保険協会の「第4回 孤独死現状レポート」では、孤独死の6割が孤独死の発見まで4日以上かかっているという調査結果が出ています。更に、30%以上は15日以上の発見となっています。
「なぜここまで差があるのか、この差をもう少し埋められないのか」ということを、取り扱うたびに疑問に思っていました。
【HOW】身近なコミュニティを構築・強化する
亡くなっても誰かに気付いてもらえる社会を作るために、以下の2点が必要であると考えています。
死後4日以内に気付くには、普段誰かと関わっている状況が必要です。
周囲に「そういえばあの人、最近様子が変」とか、「最近連絡ないね」とか、そういったことに気付く存在が必要です。
そのためには、さらに以下が必要だと考えます。
私は、居心地のいい社会参加には、自分の役割が必要であると考えています。それは、仕事でも、サロン活動でも、SNSでも同じです。
仮にコミュニティに参加していなくても、その方と繋がりを少しでも持っている方の輪を広げていくことで、人との関りに繋げられる可能性が高まります。
故に私は、「今役割がないと感じている方に、役割を取得、発揮できるようなサポートをしてつながりを構築していく行動」をしていきます。
【WHAT】地域共生のための生活支援体制整備
介護保険や介護人材不足の問題で、今後この先の介護は、より重度の要介護者しか介護保険サービスを受給できなくなってくるのではないかと考えています。
そんな中孤独な高齢者は、今後も対策しない限り増えていくでしょう。
人との関わりを絶った高齢者はより活動を控えるようになり、結果的に介護度が重度化していきます。
負のループで介護保険の費用負担が上がり、社会を圧迫していきます。
そのような、重度の方が増え続ける社会ではなく、サロン・コミュニティの構築や強化をしていく「生活支援体制整備事業」に参画することで、「要支援・要介護者の早期発見、見守り体制を構築していくこと」=「地域共生社会の構築」に貢献していきます。
結果的に、孤独・孤立の解消に繋がっていきます。
まとめ
本記事をまとめると、以下の通りです。
ここまで自分のやることをまとめると、仕事やプライベートにおいて自分がどのように行動していくべきかの指針になるため、わかりやすく生活できるようになります。
もし皆さんにも「思い」等あれば、私は人の「夢」や「やりたいこと」を聞くのが好きなので、コメント欄で是非教えていただきたいです。
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