あまやく

18歳のとき友人に「老獪(ろうかい)」と言われました。

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18歳のとき友人に「老獪(ろうかい)」と言われました。

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やりたくないことリスト

自己紹介の代わりに「やりたくないこと(されたくないこと)リスト」を載せておきます。今後も増えたり減ったりすると思います。 残業すること 出勤時に同僚と一緒になること 友人の友人に会うこと 電話で話すこと カラオケに行くこと 5人以上で集団行動すること 襟付きのシャツを着ること 店員を呼び止めること 信号が赤に変わろうとしているときに走ること 同じノリを求められること キャバクラに行くこと エレベーターで誰かといること アイロンをかけること ヒゲを剃

    • キャッシュレス生活の反省と店員の配慮に感謝

      近所にあるお店は大抵キャッシュレス決済に対応しているため、ふらっと外に出るときは、財布を持ち歩くことがなくなっていた。 その日は、散歩がてら自宅から少し離れたスーパーへ買い物に行くことにした。外に出る前に日差しが強いことに気づき、日焼け止めを塗るかどうか一瞬迷ったものの、結局その手間を省いてそのまま出かけることにした。 スーパーに到着し、普段通り買い物を始め、必要なものを次々とカゴに入れていった。そして、レジに並び自分の番が来たところで、財布を持ってきていないことに気づき

      • やさしさと負債の境界線

        人にやさしくするのって難しい。 「やさしくする」と「大切にする」という行動にはどのような違いがあるのか自分なりに考えることがある。 「やさしくする」とは、相手を助けたいという気持ちから、自分が今まで培った方法で相手に手を差し伸べること。これは見方を変えれば一方的な行動であり、時には相手が望んでいない形での支援にもなりうることがある。 それに対して「大切にする」というのは、相手の立場ややり方を尊重しつつ、見守りながら必要に応じてサポートすること。つまり、相手が望むかどうか

        • 傾聴で広がる相手への理解と関係

          自分にとって心地よいコミュニケーションのあり方を明確にするための重要なステップとして、「傾聴」があるかもしれない。 自分がどのようなコミュニケーションを望んでいるのか、相手とどの程度の距離感を望んでいるか、あまり深く考えてこなかった。相手の言動に対して感情的に反応するのではなく、その言動に至るまでの背景や考えに目を向けることで、より落ち着いたやり取りができるようになりたいという節がある。 そのため、テンポの速い会話よりも、じっくりとした対話の方が自分には向いているのかもし

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        やりたくないことリスト

          エンゲージメント調査の功罪と改善の盲点

          ブルシット・ジョブがどのようにして生まれるのか、その仕組みを垣間見た気がした。 最近、会社でエンゲージメント調査が実施された。昨年度の調査結果からエンゲージメントが低かった項目について、今年度は改善されたとの結果報告があり、次年度は各部署の「強み」をさらに強化するよう指示があった。これに基づき、部署の強みが何であるかをヒアリングする場が設けられた。 エンゲージメント調査は、社員の仕事への意欲や満足度を評価するもので、社員の働きがい向上や組織改善を図るためのツール。特に項目

          エンゲージメント調査の功罪と改善の盲点

          ベッカライ探訪と食物繊維の補給

          「食物繊維を摂取せよ」という身体からのシグナルを受け取る。 そういえば、ライ麦って食物繊維が豊富だったなと何かの記事で読んだことを思い出した。そうなるとハード系のパンかと思い、脳内では勝手に「硬いパン=ドイツパン」という図式になった。 そこでドイツパンを扱っているベーカリー(そう、ドイツでは"ベッカライ"と呼ばれる)へわざわざ電車に乗って行った。 お店に到着して入店すると、パン屋さんならではの焼きたてパンの香りが漂ってくる。それだけでちょっと満足した感じもあるが、並んで

          ベッカライ探訪と食物繊維の補給

          会話のノイズを減らす一呼吸の実践

          「一呼吸おいてよく考え、慌てて適当な発言をしない」という自分の中の信条について、具体的な例や考え方を踏まえて掘り下げてみる。 この信条を意識するようになった背景には、会話の中で自分が無意識に「間を埋めるためだけの発言」をしてしまうことに気付いたから。会話が途切れると、ついその場を保つために当たり障りのない言葉を挟んでしまう。 そうした発言は結果的に内容に深みを与えず、むしろ相手の話の流れを邪魔してしまうこともある。こうしたことを繰り返しているうちに「空気を読んで当たり障り

          会話のノイズを減らす一呼吸の実践

          気が散らない空間作りとモノ選びの基準

          部屋のモノを少しずつ処分するようになったのは、身の回りにある文字情報が自分の思考をかき乱し、集中を阻害することに気づいたから。 たとえば、パッケージに書かれた商品名やキャッチコピー、インテリアに散りばめられた装飾文字など、視界に入るたびに無意識に情報を読み取り、気が散ってしまう。 文字が視界から消えるだけで、心が静まり思考もクリアになることを実感し、そこから少しずつモノを減らし始めた。本棚に並べた書籍の背表紙も気が散るため、思い切って本棚ごと処分した。 「ミニマリスト」

          気が散らない空間作りとモノ選びの基準

          属人的な説明と募る不安

          こんなに教科書通りの「反面教師」も珍しいと思った。 ある先輩社員はかなり頑固で、他者の意見を受け入れず自分の頭のなかで考えたことのみが正しいと信じ込んでいる節がある。 以前、先輩が抱える案件を担当しているスタッフに確認したいことがあり、先輩に仲介をお願いした際、「そんな質問、恥ずかしくて聞けない」と言われ断られたことがあった。何が「恥ずかしい」のか、レベルの低い質問だと先輩が勝手に判断したのか、不明だったため、質問を拒む理由を聞き出そうとしたが納得のいく説明もなく、ただ「

          属人的な説明と募る不安

          従兄との別れとデジタルとの距離感

          従兄が亡くなり初めて墓参りに行ったのは彼が亡くなって数年経った頃だった。彼とは特段仲が良かったわけではない。それでも自ら命を絶って亡くなったと聞かされたときは動揺した。身近な人では初めてのことだったから。 年始の親戚の集まりでたまに顔を合わせ、一言二言話す程度の間柄。私がいない年もあれば、彼がいない年もあったし、会ったのはちゃんと数えれば10回あるかないか。 その日は父に車で連れられて従兄の墓がある墓地に向かった。雲一つない快晴。墓地のある一帯は公園の敷地内に併設されてい

          従兄との別れとデジタルとの距離感

          ひとり外食の気軽さと小さな葛藤

          自炊する気になれず、かといって外食であまりジャンキーなもので済ませたいという気分でもない。 そういや『しゃぶしゃぶ温野菜』ってヘルシーって誰かが言ってたことをふと思い出した。肉も野菜もバランスよく摂れるし、悪くないなと思ってお店のサイトをチェックしてみると、一人前の食べきりサイズの「しゃぶしゃぶ御膳」というメニューがあることを発見。これなら一人でも気軽に行けそうだと思い、さっそく自宅から一番近い『しゃぶしゃぶ温野菜』に向かった。 一人で外食することが多いが、なるべくお店に

          ひとり外食の気軽さと小さな葛藤

          テレワークで見つけた理想の働き方と家庭時間

          定時後に作成した資料を翌日に見返すと、粗が目立つことが多い。 自分の特性として、残業中に作業をしてもパフォーマンスが低下していて、日中帯と比べて半分程度の成果しか出せないという感覚がある。そのため、遅くまで残業するよりも、テレワークの利点を活かして早めに出社して始業前から作業を開始する方が効率的だと感じている。横やりも入らず集中して作業ができ、ミスや抜け漏れも少ないため、会社にとっても有益だと自負している。 仕事に拘束される時間が長いことも苦痛に感じる。仕事と同じくらい家

          テレワークで見つけた理想の働き方と家庭時間

          散歩で広がる未知の道と発見の楽しみ

          アパートやマンションの建物名を見かけるたびに、その名前がピン芸人の芸名にありそうかどうかを勝手に考えるという趣味ができた。初めは何気なく始めたが、意外に楽しく、散歩中のちょっとした楽しみになっている。 いくつか例を挙げると、個人的に「ピン芸人っぽいな」と感じた建物名には「コーポよしの」や「グレイス小林」、「パークサイド関口」などがある。 「片桐センチュリーハイツ」はちょっとクドいと思った。 数年前に仕事が完全テレワークとなり、通勤がなくなったことで、歩く機会が劇的に減少し

          散歩で広がる未知の道と発見の楽しみ