前田 彰

「諦めるを、前向きに。」株式会社Happy PR / 「しらんけど」くらいの距離感が好…

前田 彰

「諦めるを、前向きに。」株式会社Happy PR / 「しらんけど」くらいの距離感が好き / 周りを活かし自分を生きる人 / 元スポーツ指導者 / SMAPと神戸と天津飯が大好き / 企画メシ2023

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明るく賑やかな「死」

10/4-10/7の4日間、神戸へ帰省した。昨年末インターンとしてお世話になったwebメディア「soar」が神戸で行う活動説明会をお手伝いする為だ。 会場である「はっぴーの家ろっけん」はちょっと不思議な高齢者施設。ちなみに僕にとっては"実家"。帰省するとここで寝泊まりさせてもらってる。 夕方過ぎに到着すると、認知症のヨネ爺はフロアをウロウロし、星ばあちゃんは朝から晩まで同じ席で新聞紙を折ってゴミ箱を作ってる。どこかでおばあちゃんが騒がしい子どもたちにブチギレている声がする

    • エイリアス

      退職して2週間があっという間に経ってしまいました。 組織から離れることで、もっと寂しさや後悔が残るのかと思ったけど、思いの外あっさりした心持ちに自分でも驚いています。 意識的に退職後の2週間に予定を詰め込むようにしました。 それは過去の経験上「きっと寂しくなる」と思ったので、先回りをして楔を打つようにしました。成長です。 でもあまりにあっさりしているので「あれ、これで良いのかな?」と逆に心配している毎日です。 「辞めたよ!」と言ったことで色々な人が声をかけてくれます。

      • エコトーン

        情報も興味関心も、広く浅いことがコンプレックスだが、それは強みであると思っている。 地域や何か1つのことに、深くjoinして、いわば人生をbetして、そこに根を張り草木を伸ばし、時間を費やしている人を尊敬している。 でも、人によってはマウントを取ってくる人もいる。 「ここは俺らの縄張りだ」と言わんばかりに、興味を持った人を経験と実績でねじ伏せる。 「お前みたいなもんが、地域とかコミュニティとか語ってんちゃうぞ」と言われると何も言えなくなるが、「興味を持った生活者」であ

        • 「怖い」と思ったらやってみる。

          「自分は何がしたいのか?」って、いつまで考え続けるんでしょうか? 「やってみないとわからない」が答えであることが多いけど、その「やってみる」というハードルを超えるのが難しかったりしますよね。 間違えるのは、怖いです。 でもハードルを超えたら「あ、そんなものか」と思って次のハードルはトントン跳べたりするものです。 ・ 去年の今ごろ、はやる気持ちを押し殺しながら、MacBookのエンターキーを押していました。 企画の講座、「企画メシ2023」 半年間参加して、自分と

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        明るく賑やかな「死」

          わかりやすさ

          脳はわかりやすさを求める。人は1日に60000回以上思考を続けていると言われている。 男と女とか、できるとかできないとか、白黒ハッキリと線引きした方がわかりやすい。 そしてシンプルさを追い求める。プレゼンのスライドは極力情報を入れ込まない方が良い。60000回も6万回と書いた方がわかりやすい。きゃりーぱみゅぱみゅをきゃりーちゃんと呼んだ方がベロが楽。新しい学校のリーダーズは海外では「ATARASII GAKKO」としているのも覚えて欲しいからだろう。 もしも逐一気になるこ

          わかりやすさ

          しゃあないなあ

          朝6時の山手線は満員だった。2019年に1年間東京で暮らしていたので、狭い土地に異常な数がいることは知っていたが、肌身で感じると引いた。腹ペコの若い大学生が、地元の食堂でいっぱい食べやとぎゅーぎゅーにご飯を持ってくれるのは嬉しいが、電車の箱の中に知らないおじさんと知らないおじさんに挟まれてぎゅーぎゅーになることは辛い。もう1人知らないおじさんが来て、ぷよぷよみたいに消えてなくなりたいと思った。 7時になりカフェに寄った。10時から予定があったのでそれまで時間を潰そうと思った

          しゃあないなあ

          退職"前"エントリ 「4年間働いたHappyを退職し、⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎になります。

          2024年5月末をもって、4年ほど勤めた(株)Happyを退職することに決めました。 Happyには、何も武器を持っていなかった自分に対価をいただいていたことに感謝の気持ちでいっぱいです。 忙しくも楽しい仕事に感謝しながらも、同時に、「このままで良いんだろうか?」と問い続ける日々でした。 マクドで現金、二度見する子供2019年末に東京からUターン、キッカケはタニンの葬儀でした。 家族はいないため実家がない=帰る場所がないので、はっぴーの家に居候生活をしていました。

          退職"前"エントリ 「4年間働いたHappyを退職し、⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎になります。

          句読点って、どうつける?

          4月1日付でトモダチが東京に旅立った。 俗に言う栄転だ(本人は神戸か大阪が良いと言っていたけど) 東京に行く前に「お別れ会」を行った。 と言っても、「またどうせ会う」と思っているからお別れ会的なことは苦手である。 プレゼントも、 手紙も、 改まった一言も。 「困るんだよね、送別会。だってまたどうせ会うでしょ?」 なーんだ。 やっぱり相手も同じことを考えていた。 〜 そこでふと思い出した。 子供の頃から「寄せ書き」が苦手であるということを。 決して寄せ書きを書

          句読点って、どうつける?

          平熱36.5Cの熱狂

          オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームをオンライン配信で観た。番組開始15周年を記念したイベントで、東京ドームには5万人を越えるリトルトゥース(番組リスナーのこと)が集まった。 ここ2週間ほど体調を崩し、身体もメンタルも落ち込んでいた。ずっと目標に掲げていたものに興味がなくなり。無気力、虚無感、虚脱感。体調が回復しつつあるタイミングで、気分転換できるような明るい刺激が欲しかった。 大勢のリトルとゥースに紛れ、PPVをする映画館で観ようかと思ったけど、「たぶん、泣い

          平熱36.5Cの熱狂

          お茶葉

          ある人と、喫茶店でお茶をすることになった。「ここのお店に行ってみたくて」。そのお店は紅茶にこだわりがあるお店だった。紅茶と呼び捨てではなく「お紅茶」とお呼びしたくなる丁寧なお店だった。 たくさんのカタカナが並ぶメニュー。鳥が上空から地上を見たら人はこんな感じなんだろうなと思った。髪の毛の色や服の色の違いはわかるけど、どれも同じに見えているのだろうなと思った。「この一番下の(お)紅茶をください」。一か八か適当に選んでみた。 店員さんが戻ったと同時に目の前の人は言った。 「私

          「みんな、コミュ力中の下」説

          「私、コミュ力高いから」という人がいる。そういう人は、初めて会った人ともフランクに話すことができること。初対面の人がたくさんいる飲み会が好きであること。人見知りをせずにどこでも自分の話をできることを武器だと思っている。そんな人を”コミュ力強者”と呼ぶことにする。 でもだ。 色々な人と関わる中で、上記の理由=「コミュニケーション能力が高い」というのはおかしいのではないかと思うようになってきた。そもそもコミュニケーションとはなんなのだろうか。 つまり、AIが要したものを要す

          「みんな、コミュ力中の下」説

          内村さんと、ちょうど良い距離感。

          内村さんが気になっている。 なんでだろう。 コント職人としてのこだわりを見せつつ、超大物なのに周りを緊張させない雰囲気を醸し出す。 自分の性格を活かす参考になるのでは? と思い読んでみました。 〜 人生を通じて叶えたい事は、「ちょうど良い距離感」をつくることである。   PRや仕事で作りたいことも、組織や友達との仲良さも、夢と掲げる理想の暮らしも、「ちょうど良い距離感」を作ることで解決するのではないかと思う。   近すぎると鬱陶しくて、遠すぎると他人事になる。 戦争も

          内村さんと、ちょうど良い距離感。

          ズレ

          NGKに行った。笑いの殿堂。笑いとは緊張と緩和である。ズレるから面白い。戻ってこそズレが面白いと感じられる。次から次へと面白いが止まらない圧巻の2時間ちょいの記憶。笑った、いっぱい笑った。でも出る時は真顔になってしまった。怖くなった。 「知っている」と「わかりやすい」は正義。 なんというか、出てきただけで安心感を感じる。知らない人が出てきて、10分間の立ち話を聞くとなると少し変わる。「この人はどんな人なんだろう?」と構えてしまう。吉本新喜劇では色とりどりの衣装を着た演者の人

          「コンプレックス」は、夢となる。#かなえたい夢

          ▶︎そもそも母子家庭でひとりっ子、父親の顔は今まで一度も見たことがありません。脳に病気を持っていた母は、体調を崩していたことが多く、近所で暮らしていたおじいちゃんとおばあちゃんに育てられました。 高校生の頃におじいちゃんが亡くなり、後を追うようにおばあちゃんも亡くなっています。そして25歳の頃あたりに、お母さんも亡くなりました。 「前田家、全滅」。 親戚付き合いのなかった自分にとって、「家族」という存在は無くなってしまったも同然でした。 ▶︎例えば”家族のような人”た

          「コンプレックス」は、夢となる。#かなえたい夢

          PRを軸に2024年からやっていきたいこと

          1.HappyのPRをベースにコミット2020年あたりから働き出している(株)Happy。2023年は意識的に「PR」に取り組み出した1年でした。初めてのプレスリリースを書いてみたり、手探りだったPRを深めるためにオンライン講座に通ってみたり、実務を体感するために三重県・名古屋へ向かい(株)on-coさんの元へ向かうなどしていきました。 実感として「あとは、やってみて成果をあげること」だけしか残っていないということです。「広報は発信業務ではなく、双方向の価値を交換するコミュ

          PRを軸に2024年からやっていきたいこと

          記録より記憶-1グランプリだったらブッチギリで優勝は「さや香」。

          だめだ、まだ思い出す。 M-1グランプリ2023。最終決戦最後のネタ「見せ算」。 令和ロマンとヤーレンズが爆発を起こし、大逆転して優勝するためにはとんでもない「爆発」を見せるしかなかったタイミング。 「なんだこれ」 よくわからないけど、応援していたので頑張れー!と思いながら観ていた。 他の漫才と比べると爆発しきれていなかったように感じた(シロウトの意見です。すいません) 優勝は令和ロマン、 そして準優勝はヤーレンズ。 さや香は0票。 翌日の番組でイジられたり、いろ

          記録より記憶-1グランプリだったらブッチギリで優勝は「さや香」。