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歴史

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記事一覧

大学生5

この頃には、自分のクローズゼット以外は
全て汚染エリアになっていました。

今もそうですが、キレイか汚いか?を白黒ハッキリつけてしまい
グレーにすることが苦手なため
「汚い」と判断したところは何故か無駄に汚したりする傾向があります。

当時も、自分の部屋をあえて汚していたので
THEゴミ部屋になっていました。

その汚れを学校などに持ち出したくないし、外では通常を装って生活したかったので
外出する

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大学生4

大学生になって初めて同じ病気の子に出会いました。

といっても、強迫で衣食住が乱れまくりの私とは正反対。
身なりもきちっとしていて自分のことを大切にできているようでした。

はじめは超几帳面な子という印象でしたが、親しくなって生活を共にすると
軽く症状があることに気がつきました。

彼女は、普段からを身の回りの物を揃えることに強いこだわりを持っていました。

ある場所でお土産を買って、それを透明の

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大学生3

母とおばと3人で、祖母の家に行ったことがあった。

祖母は施設に入って空き家になっていて、泊まれるような状況ではなかったが
予定の都合で泊まらなければならなくなった。

その頃、私にとって綺麗と呼べる場所は
自分のクローゼットしかなくなっていた。

家も車も、もちろん祖母の家も
汚いエリアだ。

手洗いやお風呂に入れない状況で、そこに滞在することなんて出来なかった。
なのに、泊まりだなんて。。。

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大学生2

大学生の春休み、気持ちが塞ぎ込みがちだったある日
リビングにあるテーブルが無性に虚しく感じられた。

″物が虚しい″という感覚は初めてで、未だによくわからないのだが
とにかく虚しくて仕方なかった。

後にも先にも、物にそこまで虚しさを感じたことはない というくらいだ。

虚しくて虚しくて、死にたくなった。

これも未だにわからないが
とにかく死にたくて仕方なかった。

この理解できない感覚により

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大学生1

私は演技が上手いほうだと思う。

それまで、病気を隠すために
場をやり過ごすことを日常的に続けてきたからかもしれない。

だけど、大学生になると、もう隠しきれなくなったのか
友人に気付かれるようになった。

もしかすると心のどこかで「多少知られても仕方ない」という気持ちが芽生えていたのかも。

当時一緒に過ごしていた子たちは
ちょっと幼くて、ターゲットを変えて嫌がらせをする節があった。
私の手洗い

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高校生3

高校に入ってから、飲食店でアルバイトをした。

臭いが強烈な場所があり、いつも吐きそうになるのだが
他の人はさほど気にしていないようだったので
「自分は鼻が良いほうなんだ」と気に留めないようにした。

仕事では、触れない物などはなく
洗い物も、ゴミの片付けも、人並みにやって
退勤する時の手洗いも人並みに。

本当は、汚れも臭いも取れていない感覚で洗い足りないので
別の場所に立ち寄って洗うようにして

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高校生2

行動が鈍いわけではなかったが
強迫行為によって、何をやるにも時間がかかる。

そのため、子供の頃から
待ち合わせは後に着くほうが多かった。

中高生になると、見た目に関わる身支度にも時間がかかるようになるので
遅刻することが多かった。

悪意がなくても遅刻。
言い訳を考える癖がついてしまった。

辛く感じる一方で、ルーズなキャラクターでいることは
相手にも自分にも″私は細かくなんてない、ゆるい奴な

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高校生1

部屋がゴミ部屋になった。

掃除ができないうえに
一度汚いと判断すると、むしろ自ら汚すようなことをする。

何故だか、きれいと汚いを
より明確に分けようとするのだ。

もう、閉鎖された空間しか信用できなくなり
最後の砦といわんばかりにクローゼットだけが
″きれいな物を置ける場所″となった。

万が一クローゼットの扉が空いていて
汚いものが侵入してはいけない と
扉を閉めるときは力ずくて押し、何回も

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中学生3

長期休みの大掃除がさらに過酷になり、鬱っぽくなっていた。

この頃から、自分の強迫行為に対して
命がけ という言葉を使うように。

真夏でも真冬でも、飲まず食わずでも寝なくても
儀式を完璧に遂行しなくてはならない。

「これさえ終われば」という希望を頼りに、血走ったような目をしてやり続ける。

が、実際には底なし沼。

中学生にして、腰が疲労骨折に近い状態になり
今尚悪いままだ。

中学生2

とある授業では、ノートをとるのではなく
先生が用意したプリントに穴埋めをしていくスタイルだった。
重要な箇所は、赤ペンで。

その赤ペンで書く作業が特に難しかった。

そもそもは、字の少し薄いところを修正するという目的でなぞるのだが

その″なぞる″作業がやめられない。

繰り返して太くなった文字が不格好になるので
それをならすために、塗りつぶしたり。

特定の箇所にインクがのりすぎて
プリントが

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中学生1

中学生になると、とにかく周りの目が気になるように。

人前で手洗いを長くしてしまったら″終わり″だと思っていた。

学校では女友達と常に行動を共にしていて
トイレに行くのも一緒。

なので、手洗いの工程を工夫し「これを完了すればOK」というルールを設けた。
どうにかやり切ることができていた。

おかげで、この頃は最も手洗いの時間が短かかった。

しかし、家での症状は悪化。
いくら掃除をしても、キレ

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高学年3

学校で、手洗いの時間が最も長かった時期。

手洗いだけでなく絵の具のセットを洗ったりするのも大行事で
1人で手洗い場に残るのが当たり前の光景だった。

冬は冷たい水との戦い。休憩しながらでないとできない。
いつも手が真っ赤だった。

この歳にもなると友人から
「〇〇ちゃんて、潔癖症?」と指摘された。
「え⁈なにそれ?」って引いている子もいた。

私は「な訳ないじゃーん」みたいなかんじで
必死で誤魔

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高学年2

思春期になり、過食傾向に。

お腹は空いてないんだけど、欠乏感を満たさずにはいられず
ご飯やお菓子を食べ終えると、家にある食料を探し漁っていた。

戸棚の奥に眠っている古いもの
(例えば海苔とか、ハチミツを舐めるとか)
を食べ続ける。

身体の許容範囲をとっくに超えているから
よく具合が悪くなったり、下痢をしていた。

当時は過食症という病気がポピュラーではなかったため、自分では″ストレス食い″と

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高学年1

高学年になると、もう日々の掃除をしきれなくなり
長期の休みに大掃除を計画。

今考えても、これがとにかく過酷だった。

まず、手をつけるタイミングやその時の自分の状態までも
観念に従っていないとNG。

ほぼ不眠不休で、数時間の仮眠も
計画通りに起きれなければ、様々な儀式をやり直さなければならない。

終わるまでお風呂に入ることを許さず、一週間以上入らなかった。

もちろん、入らなかった期間に着て

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