私は演技が上手いほうだと思う。

それまで、病気を隠すために
場をやり過ごすことを日常的に続けてきたからかもしれない。

だけど、大学生になると、もう隠しきれなくなったのか
友人に気付かれるようになった。

もしかすると心のどこかで「多少知られても仕方ない」という気持ちが芽生えていたのかも。

当時一緒に過ごしていた子たちは
ちょっと幼くて、ターゲットを変えて嫌がらせをする節があった。
私の手洗いの長さについて、目の前で手を洗うジェスチャーをして目配せして笑い合ったりしていた。

(幸い、小中学生ではなく大人になっていたので、いじめられているようなような悲しさはなかった)

他にも、例えば

私は家では眼鏡をかけていたのだが、自分にとって家は汚い物まみれなので
眼鏡が下がってきても手の平には触れないよう、手の甲でちょっとだけ触るようにしていた。

たまに学校に眼鏡をかけていくと、その癖で変な眼鏡の上げ方をしているのを嘲笑されたりした。

またある時には、直行する用事があってキャリーケースを持って学校に行ったとき
勝手に中を開けられて、中身が全てゴミ袋に入れて分けられている(キレイのレベル別に分けている)荷物を見てバカにされたりした。

そんな風に少しずつ少しずつ
ボロが出る?というか、人前でもおかしな様子でいることがあった。

---------------------------
強迫性障害と家族について、もしお話希望してくださる方いらっしゃいましたらこちらご覧ください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?