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この世に焼き肉がある限り。
焼き肉ほど満足度の高いご馳走はない。
スーパーやお肉屋さんでちょっと良いお肉を買って、ホットプレートで気兼ねなく焼く「お家焼き肉」も好きだけど、焼き肉といえばやっぱりお店で食べたい。
焼き肉にまつわる興奮は、口にする瞬間からでなく、メニューを開いたときからもうすでに始まっている。
盛り合わせ、本日のおすすめ、期間限定などなど、お店により少しずつ違うラインナップ。
毎回、注文するものはさほど大
メロンクリームソーダとおじいちゃん。
メロンクリームソーダ、その姿を目にするたびになんて完成された飲み物なんだろうと、わたしは惚れ惚れしてしまう。
山奥の清流の如く透き通って煌めくエメラルドグリーン。そこに浮かぶ、ころんと丸い優しい乳白色。
頂上に乗っかるのは、不自然なほど艶やかな赤色のシロップ漬けサクランボ。
グリーンと乳白色の爽やかな色合いを、この赤色がきゅと全体を引き締めて、魅せている。
メロンクリームソーダをいただくとき
ありふれたカレーが救った、ある日の夕方。
カレーが好きだ。
まあ一口にカレーと言っても、欧風カレー、インドカレー、キーマカレー、家庭的なカレー、給食のカレーと多種多様であるんだけど、わたしはカレーと名がつくものなら満遍なく愛している。
ある日の仕事帰り、どうしてもカレーの口と化してしまった。
きっかけは、ほんの些細なことだった。
松屋か何かのチェーン店で窓際に座っていたサラリーマンのおじさんがカレーを食べていた。
彼が美味しそうに、と
美しきパフェに浸る。II
パフェとは、つかの間の夢であり刹那のエンターテイメントである。
以前、ブライトンホテル東京ベイのロビーラウンジ「シルフ」にて「美しすぎるパフェ」として苺をふんだんに使用したスワンパフェを堪能した。
そして今回また別のブライトンホテルに泊まることになり、他のスワンにもお目にかかれると知ったとき、これはぜひ会いに行かねばと思った。
というわけでパフェを食す、あの夢のような時間を求めてブライトンホ
滋賀大津にて、ドイツを堪能する。
未知との遭遇は愉しい。
それが不安要素が特に見当たらず、期待に覆われているならばなおさら。
目に飛びこんでくる文字は読めるけれど、どんなものを指すのかは見当もつかない。
しかし、きっと美味しいものであるという期待は膨らむ。
わたしは、ドイツにやってきた。
いや、正しく言うと滋賀県大津市にある
「ヴュルツブルクハウス」というドイツ料理のレストランにやってきた。
可愛らしい民族衣装のようなワ