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FC東京

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FC東京に関する自分の記事をまとめたものです。
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記事一覧

~30秒で分かる!~FC東京の"強み"と"課題"【データ分析&戦術分析】

~30秒で分かる!~FC東京の"強み"と"課題"【データ分析&戦術分析】

この記事で用いているデータは全て、2020シーズンのJ1第14節終了時点のものです。

【戦績】⇨8勝3分3敗

【勝率】⇨57%〇先制した場合の勝率:約86%                    

〇先制された場合の勝率:約29%

⇒相変わらず"先制出来ると強い"

しかし、

◎先制出来る確率はジャスト50%                   

◎先制されたとしても"追いつける確率"

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FC東京が早急にビルドアップを改善すべき理由

FC東京が早急にビルドアップを改善すべき理由

まえがき自分は、過去の記事たちで散々今シーズンのFC東京をdisってきている。解決すべき課題はピッチ上/外問わずにあり、量もかなり多いと思う。

それらの中で、まず最初に取り組むべき課題は、"ビルドアップの整備"だと考えている。

そう考える要因は、ビルドアップに苦戦しているせいで、"せっかくのJ屈指の攻撃陣を活かしきれていない"と感じるからだ。

[ビルドアップがうまくいかないと…]→前進・相手

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レアンドロのパフォーマンスについて~ドリブルうまい人あるある~

レアンドロのパフォーマンスについて~ドリブルうまい人あるある~

【プレースタイル】・左サイドのハーフスペースが主戦場

・緩急を活かし、少ないタッチ数で相手を剥がすドリブルが武器

・キック精度が抜群に高く、フリーキックのキッカーを務める

・第1節(vs清水エスパルス)の2点目にあらわれているように、ディエゴ, アダイウトンと形成する"ブラジルトリオ"のコンビネーションが最高

・守備も頑張ってはくれるが、その強度には物足りなさを感じる上、ネガティブトランジ

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【FC東京】室屋成の移籍によって生まれる穴と対処法

【FC東京】室屋成の移籍によって生まれる穴と対処法

【まえがき】こんにちは!にわかFC東京サポのメランコです。

今回は、室屋成選手のハーノーファー移籍によってFC東京にもたらされる影響についてです。

自分の考えとしては、室屋の移籍は相当な痛手だと考えています。

中でも、"サイド攻撃"は特に影響が出るだろうと考えています。

その理由について解説していきます!

「内容がおもしろかった」と思ったら、ハートやコメントを頂けるとありがたいです。

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~「あの悪夢から何を学んだのだろう?」~【2020.8.1 FC東京vsサガン鳥栖レビュー】

~「あの悪夢から何を学んだのだろう?」~【2020.8.1 FC東京vsサガン鳥栖レビュー】

まえがきこんにちは。にわかFC東京サポのメランコです。

今回はサガン鳥栖戦のマッチレビューです!

この試合、結果は2-3と(スコア上は)接戦の末敗れてしまいました。

この記事では、この試合のFC東京の敗因について考察していきます!

もし「内容がおもしろかった」と思ったら、ハートやコメントを頂けるとありがたいです。

スタメン

【敗因①:未だに整備されていないビルドアップ】この試合は4-4

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【FC東京】J1第5節VS浦和レッズマッチレポート~歓喜と別れ~

【FC東京】J1第5節VS浦和レッズマッチレポート~歓喜と別れ~

こんにちは!にわかFC東京サポのメランコです。

今回は、浦和レッズ戦のマッチレポートです。

結果は2-0で東京の勝利㊗!

15年間勝てなかったレッズに勝ち、ロシアへの移籍前ラストマッチとなった橋本挙人を最高のかたちで送り出せました。

そんな試合のマッチレポート(雑感)です!

①:4-1-4-1(4-5-1)への変更~ディエゴの右SH起用~前節の横浜Fマリノス戦での4-3-3⇨4-4-2へ

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~原点回帰~「J1第4節横浜FマリノスVSFC東京」【マッチレポート】

~原点回帰~「J1第4節横浜FマリノスVSFC東京」【マッチレポート】

こんにちは!にわかFC東京サポのメランコです。

前節の大敗から一転、3-1で快勝と、気持ちの良い試合となったマリノス戦のマッチレビュー(雑感)記事です!

①:3トップ→2トップへ橋本挙人移籍によって、アンカー役が居なくなることが関わった変更のように感じるが、戦術的にも良い変更となっていた。

2トップで中央に二人選手が居ることによって、カウンターの起点を多く作れていたからだ。

ただ二人居ると

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【FC東京】‟4-5-1,OMFレアンドロ”の提案

【FC東京】‟4-5-1,OMFレアンドロ”の提案

まえがきにわかFC東京サポのメランコです。

自分は、今シーズンのFC東京の戦いぶりに満足してません。

なぜなら内容が酷く、運によって勝敗が大きく左右しているからです。

攻撃面では、選手のアドリブに任せている印象をとても抱いていて、守備面ではプレスバックが間に合わず、昨季までの長所であった4-4のブロック形成が間に合っていない。

むしろ不満すら抱いているかもしれないです。

ということで、上

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『‟基本に忠実”が与えた大敗』~J1第3節FC東京VS川崎フロンターレ~【マッチレビュー】

『‟基本に忠実”が与えた大敗』~J1第3節FC東京VS川崎フロンターレ~【マッチレビュー】

こんにちは。にわかFC東京サポのメランコです!

J1第3節FC東京VS川崎フロンターレのマッチレビュー記事です。

この試合、結果は0-4。フルボッコにされました。

~大敗の要因~一言で言うと…

⇒攻守において局面で川崎が圧倒しただけ。

圧倒していた部分/要因となったプレーについて具体的に書いていきます。

<攻撃において>

・川崎は、‟三角形を作る”という、基本に忠実なサッカーを遂行

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【FC東京】~「ロングボール戦術の綻び」と修正策~

【FC東京】~「ロングボール戦術の綻び」と修正策~

FC東京にとって4ヵ月ぶりの公式戦となったJ1第2節柏レイソル戦。

結果は1-0と勝利を収め、幸先の良いスタートを切ることができた。

今シーズンのFC東京は、CBなどから早めに前線へロングボールを放り込む攻撃が多くみられる。

MFまでもが前線に加わり、前線に多くの人数をかけている。

4-4-2から4-3-3に変更したのも、この攻撃パターンのためだと予測できる。

永井が離脱中であるというこ

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FC東京のベストメンバーとは?{Part2}

FC東京のベストメンバーとは?{Part2}

Part1はコチラ!↓

ベストメンバー

~各ポジションでの役割~GK

・セービング、フィールディングといった基本的なGKとしての能力が高水準である

・4-4-2により被ミドルシュート数が多くなるため、ミドルシュートに対するセービング、コーチングの能力が高いこと

⇒1st:林 2nd:波多野

CB

・CBとしての守備能力(フィジカル、空中戦など)が高い(←最優先)

・楔を入れることが

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FC東京のベストメンバーとは? {Part1}

FC東京のベストメンバーとは? {Part1}

にわかFC東京サポであり、超低頻度でサッカーのマッチレビューをしているメランコです!

今回は自分が考えるFC東京のベストメンバーについての記事です!

【経緯】2020シーズンの開幕節(対清水エスパルス)を見たのですが、

「ポゼッションしようとしてるけど中身は昨シーズンと変わってない!」

という印象でした。

また、4-3-3のシステムにしたことでレアンドロor田川の帰陣が遅れ、7人+GKで

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【マッチレビュー】~[2009ナビスコカップ決勝]FC東京VS川崎フロンターレ~{Part2}

【マッチレビュー】~[2009ナビスコカップ決勝]FC東京VS川崎フロンターレ~{Part2}

Part1はコチラ!↓

【勝因②:個の力】<守備での個>

勝因①で、組織的な守備で失点を抑えたことを挙げたが、その組織的な守備は”個の力”によって成り立っていた側面が大きい。

その理由は、ペナルティエリア内でロングボール・クロスを待ち構える戦術は、空中戦に勝利できることが前提となっているからだ。

[特に際立っていた選手]

①今野とブルーノ

→ポストプレーや決定力、さらにポジショニングで

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【マッチレビュー】~[2009ナビスコカップ決勝]FC東京VS川崎フロンターレ~{Part1}

【マッチレビュー】~[2009ナビスコカップ決勝]FC東京VS川崎フロンターレ~{Part1}

にわかFC東京サポであり、超低頻度でサッカーのマッチレビューをしているメランコです!コロナウイルスに唯一の趣味であるサッカー観戦を奪われ、悲しい毎日を過ごしています。

しかし幸いなことに、この試合の録画があったので改めて見たところ、とても胸アツだったのでこのレビューを書いています。

この試合はシーズンでの順位や、東京はトップスコアラー石川直宏の負傷、一方川崎はベストメンバーということから、優勝

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