あなたに出会ってから、
こんな重い話をするのは大変恐縮だが、私の過去の話をしようと思う。
暇な時にでも読んでくれたら幸いだ。
わたし、人間としてこの世界を生きていくのがずっと苦しかった。
いつも1番になれなくて、何もかもが劣っているように感じて
外では明るく振舞ってるくせに、家に帰ると親にもバレないように声を殺して気絶するまで泣くような、そんな生活だった。
おかしくなったのは中学に入ってからで、
当時習っていたバレエと両立出来るからという理由で入部した美術部が原因だった。
顧問は車椅子で手足が麻痺