見出し画像

後屈の科学:5つのホルモンが導く明るい未来

後屈を習慣化させるには、定期的な実践と達成感が非常に重要になってきます。その際にポイントとなるのがホルモンです。後屈が心地良くなると放出されるホルモンがあります。そのホルモンの仕組みを理解することで、あなた自身が様々なことを習慣化・継続しやすくなります。また短期間で効果を出すために必要なものとは何でしょうか。今回は生理学的機能と新しいメソッドから後屈をより効率的に行う方法について説明していきます。

🧠 習慣化させるのに重要な5つのホルモン

1. βエンドルフィン

• やればやるほど楽しくなるメカニズムの本拠となっています。
• 痛みを感じにくくさせる限界値も、このホルモンで1.5倍にできるとデータがあります。
• 腰痛で悩んでいる人の痛みの限界値を1.5倍に増やすことができるので、腰痛の痛みが緩和したり改善したりする可能性があります。

2. ドーパミン

• 目標達成時に30%から50%増加するホルモンです。
• 報酬の繰り返しを促進し、習慣化形成を手助けします。
• 多くの人がスマホ依存になっていますが、このドーパミンがこの習慣形成に大きく関与すると言われています。

3. マイオカイン

• 筋トレによって放出されるホルモンで、特に後屈動作は多くの筋肉を使わないと行うことができません。
• 認知機能向上や記憶力向上、記憶の定着にも効果があり、習慣継続を後押ししてくれます。
• このホルモンを味方にすることができれば、今まで苦手だった記憶力低下や英語学習、言語学習も上達が見込めることでしょう。

4. セロトニン

• 日光で分泌が促進される「幸せホルモン」です。
• 前頭前野の活性化による意思決定力向上や自律神経調整作用でストレス耐性強化に寄与します。
• メラトニンの前駆体として放出され、睡眠の質を改善します。
• 日光を浴びることでビタミンDの合成も促されるため、骨粗しょう症の予防にもなります。

5. コルチゾール

• 別名「ストレスホルモン」と呼ばれています。
• この値を低くすることでストレスを軽減し、挫折や失敗を予防して新たな挑戦を促すきっかけとなります。
• 特に運動習慣をきちんと継続できている人は、このストレスホルモンであるコルチゾールの値が18%低くなっているとデータがあります

💪 短期間で後屈動作の効果を出すためのポイント

🌟痛みと友達になる

• ここで言う痛みとは筋肉が伸びる際の心地よい感覚のことを指します。激痛ではありません。
• この感覚を恐れずに受け入れることでより効果的なストレッチと後屈が可能になります。
• これは心理学で言うコンフォートゾーンからストレッチゾーン(ラーニングゾーン)にいるときのことを意味します。
• コンフォートゾーンにとどまっていても腰痛が改善することはありません。少しだけ痛みを伴うストレッチゾーンに体を持っていくことで腰痛が改善していきます。

🌟壁を活用する

• 少しの痛みを伴うストレッチゾーンは壁を使うことで簡単にこのゾーンに持っていくことができます。
• なぜなら壁は平らで固定されているため、容易に体を固定でき、自分の体重で負荷をかけることができます。
• 壁と同様の効果としてヨガホイールも同じような効果を持ちます。
• 少し痛みのある範囲にストレッチできるどこにでもある壁と友達になることで、あなたの効果はより短期間で発揮することができるでしょう。

🔮次回は…貼り薬が導く驚くべき未来とは?

次回は腰痛対策で貼り薬を使っていらっしゃる方も多いかと思います。しかしこの貼り薬の使い方を間違えるとあなたの腰痛を悪化させてしまいます。多くの人がやりがちな貼り薬や飲み薬の使用法、なぜいけないのかその理由も含めて次回解説していきます。次回も楽しみに。

🗣️音声配信

いいなと思ったら応援しよう!