湯の輪らぼ

毎月11日・26日更新。銭湯をゆる〜く哲学する異色マガジン。

湯の輪らぼ

毎月11日・26日更新。銭湯をゆる〜く哲学する異色マガジン。

最近の記事

  • 固定された記事

銭湯文化マガジン 「湯の輪らぼ」 開湯いたします! 銭湯をゆる〜く哲学する異色のメディア、 ここに爆誕

あぁ〜いい湯だなあ。地元の銭湯。 あったかい湯船。 風呂上がりの牛乳。ふらっと立ち寄ったあの日。 思い出すたびに、あなたの心を温める。 そんな銭湯をゆる〜く哲学するマガジン「湯の輪らぼ」が始まります! と、急に宣言されてもポカン・・・ですよね。 ここからは、ユウト・ザ ・フロントが、私たち湯の輪らぼが何をしていくのか、なぜ始めるのか、をしっかりお話ししていきます。 やっぱりマガジンですから、最初は「どんな記事を書くのか」を語ります! 記事のジャンルは、ざっくり分

    • 【一時休湯】 広がりつづける湯の輪!らぼメンバーが活動を振り返る

      2021年10月に開湯した「湯の輪らぼ」。 これまで様々な記事や活動を通して、銭湯についてあらゆる角度から哲学してきました。 そんな僕たちですが、大学卒業や学業専念という理由から、今回の記事をもって一旦活動に終止符を打つことになりました。 1年半という決して長くはない時間でしたが、その間メンバーはたくさんの湯を訪れてきました。 そこでは必ず新しい出会いがあり、湯の輪が広がる瞬間を数多く目の当たりにしました。 今回は最後に僕たちから、活動を通して記憶に残っていることや、「

      • 新たな銭湯グッズの探求?湯の輪らぼがグッズを制作してみた

        私たち湯の輪らぼには、一つやってみたいことがありました。 私たちの一番最初の記事で、「湯上がりの新定番のドリンクを作る」と書いていたのにお気づきでしょうか。そう、私たちは自分たちで商品企画から販売までを行い、その過程を記事にしてみたいと考えていたのです。 ドリンクは、食品衛生などの観点から未だできていませんが、この度、湯の輪らぼのグッズを制作したのです。 それは、、、、 クリアファイルです! 銭湯でクリアファイル?と頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ人も多いでしょう

        • 銭湯から最高の受け手になる -北区での新体験を通して-

          日本の全ての市町村を巡り、昨年は東京23区の全ての駅を回った写真家の仁科勝介さん(かつおさん)のインタビューから1週間。 湯の輪らぼのたなかいとユウト・ザ・フロントは、北区の銭湯が運営する貸しアパートにいたのであった… インタビュー後 「できるだけ受け手である、かあ…」 インタビューが終わってから、たなかいとユウト・ザ・フロントは「受け手」という言葉が頭から離れませんでした。 「じゃあ思い切って新しい街に1週間住んでみて、全力で受け手になってみようではないか!」

        • 固定された記事

        銭湯文化マガジン 「湯の輪らぼ」 開湯いたします! 銭湯をゆる〜く哲学する異色のメディア、 ここに爆誕

          令和のオンライン井戸端会議 仁科勝介さん(かつおさん)とまちの話をしてみた

          新型コロナウイルスの感染が拡大してから3年が経ちました。最近では国境を超えた移動の制限が緩和され、稲荷湯のお客さんには、国内外から東京に観光で来られた方も増えた気がします。 湯の輪らぼメンバーも、色々なまちを訪れては、銭湯や飲食店での時間を満喫しています。 銭湯を軸にまちをゆる〜く哲学している湯の輪らぼ。今回は、日本の全ての市町村を巡り、昨年は東京23区の駅を全て回った仁科勝介さん(かつおさん)をお招きして「まちあるき」をテーマにお話しました。20代男子のまちあるき談話を

          令和のオンライン井戸端会議 仁科勝介さん(かつおさん)とまちの話をしてみた

          時代と場所で銭湯は違う!湯の輪らぼ現地リポート

          「銭湯」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか? 唐破風屋根、熱々の湯船、壁画の富士山、お風呂上がりの牛乳、個性豊かな店員さんやお客さんなどなど、人によって思い浮かべるものは様々でしょう。 ですがそれは、ある銭湯特有の文化かもしれません。 時代と場所が違えば、銭湯は異なる姿を見せるでしょう。今回の湯の輪らぼでは、時代と場所を超えた銭湯比較を行います。 違いもそうですが、どこの銭湯でも変わらないものって、なんでしょうね。 (文・写真=しゅんた) 皆さんには「銭湯とい

          時代と場所で銭湯は違う!湯の輪らぼ現地リポート

          【謹賀新年】 湯の輪らぼメンバーが、本気で銭湯川柳つくってみた

          あけましておめでとうございます。 本年も変わらず、湯の輪らぼは精力的に活動してまいります。 さて、話は変わりますが、みなさんは、銭湯川柳をご存知でしょうか。 東京都浴場組合は、「銭湯にまつわる思い出や喜怒哀楽」をテーマにした銭湯川柳コンテストを毎年開催しています。 銭湯と川柳。 和の濃度高めなこの企画。 湯の輪らぼのメンバーも、新年という和な時期に、銭湯川柳を考えてみることにしました。 お正月、胃もたれのところ、申し訳ございません。 ぜひ、和の胃もたれも堪能していっ

          【謹賀新年】 湯の輪らぼメンバーが、本気で銭湯川柳つくってみた

          ローカル・アニマル(?)・グローバル! 1年を振り返りながら銭湯の魅力を分析してみた

          目まぐるしく時が過ぎる師走。 せわしない年の瀬だからこそ、湯の輪らぼでは、2022年ラスト記事として、銭湯の魅力をゆったりと、少し尖りながら考えてみることにしました。

 フォトグラファー・たなかいは、自身の銭湯体験から、銭湯の魅力を描き… 

しゅんた記者は、浴場組合のとある“人物”に目をつけ、銭湯の魅力を分析します。

 そして、3代目(仮)まもるは驚くべき場所に…

 この記事を通して、銭湯の魅力を再確認することで、ぜひ来年以降の銭湯ライフがより良いものになる

          ローカル・アニマル(?)・グローバル! 1年を振り返りながら銭湯の魅力を分析してみた

          新潟出身者と東京の銭湯 神田稲荷湯初代の話を三代目(仮)が聴いてみた

          東京の銭湯経営者は北陸三県出身の人が多い、という話を皆さんはご存知でしょうか。 神田稲荷湯三代目(仮)まもるの祖父母も、御多分に洩れず新潟の出身です。では、その新潟出身者たちはどのような人生を歩んできたのでしょうか。 今回はまもるが、1930年に新潟の燕市・長所(ちょうしょ)で生まれたまもるの祖母と、祖母の娘であるまもるの叔母に、話を聴いてみました。 *本文は3人の会話を書き起こしたものです。 *文中に出てくる「〜たった」「〜したった」は「〜した」という意味です。 *本

          新潟出身者と東京の銭湯 神田稲荷湯初代の話を三代目(仮)が聴いてみた

          カレーと煮卵と銭湯と。 湯の輪でつながる町の文化。

          神田・稲荷湯を拠点にする我々は、「稲荷湯に入る → 街ぶら」が毎度のルーティンとなっている。 神田に限らず、湯の輪らぼのメンバーでどこかに出かけるとなったときも、必ず「そこのエリアに銭湯あるよ」「一応タオル持っていくか」というセリフが見られる。 このように、出かける目的の一つに銭湯が入ると、銭湯そのものももちろんだが、その後の散歩・食事というセットメニューが、我々に新たな出会いをくれることも少なくない。 本日の記事は、そんな銭湯が繋いでくれる素敵な出会いを紹介する。

          カレーと煮卵と銭湯と。 湯の輪でつながる町の文化。

          湯の輪らぼの湯外学習!!「銭湯フォーラム」「銭湯山車」潜入ルポ

          2022年10月。神田・稲荷湯は「銭湯絵の描き替え」という一大イベントを迎えたわけですが、実はこの10月、湯の輪らぼメンバーのまもるとしゅんたが稲荷湯を飛び出して銭湯について学ぶ1ヶ月でもあったのです。 今回の記事では、僕たちが校外学習ならぬ「湯外学習」の一環として訪れた、「銭湯フォーラム」と「銭湯山車」について、目にしたものや感じたことを紹介したいと思います!! それでは、いざ行ってまいります!! (文・写真=しゅんた) 8月中旬のある日、まもるから「こんなのあるよ

          湯の輪らぼの湯外学習!!「銭湯フォーラム」「銭湯山車」潜入ルポ

          僕の私の銭湯絵 〜もしも自分が銭湯の壁に絵を描くとしたら〜

          (文=しゅんた、写真=ユウト・ザ・フロントほか) ※写真はすべて許可を得て撮影しています。脱衣所及び浴槽内で撮影をすることは禁止されています。 突然ですが皆さん。銭湯に行って、こんな光景を見たことはありますか?? もちろん、多くの人がないと思います。 「なんで浴槽で服を着てるの?」「向こうに見える足場は何?」「床に新聞紙を敷いて何をしているんだろう」 初めて見た人はそう感じることでしょう。 実はこれ、銭湯の定休日を利用して行われた「銭湯の壁画描き替え」の日のワンシー

          僕の私の銭湯絵 〜もしも自分が銭湯の壁に絵を描くとしたら〜

          銭湯壁画コンテスト結果発表! 令和の子どもたちが銭湯に描きたいものとは?

          湯の輪らぼ第6輪 より 東京都千代田区神田に位置する稲荷湯は、銭湯の浴室の壁画にある絵を、一年に一回、銭湯ペンキ絵師の田中みずきさん(以下、みずきさん)に依頼して描き替えを行なっています。 2021年に描き替えた際には、湯の輪らぼメンバーでアイディアを出し合い、銭湯絵を作成して頂きました。 完成後のインタビューでは、記事の冒頭にあるように「意見箱を募ってみたい」と語ってくださったみずきさん。 アイディアには、それぞれが持つ銭湯への考え方や日常生活で接する物事が反映され

          銭湯壁画コンテスト結果発表! 令和の子どもたちが銭湯に描きたいものとは?

          「湯の輪らぼ」がおかげさまで1周年! これまでとこれから♨︎

          1年前の銭湯の日(10/10) 銭湯文化マガジン 「湯の輪らぼ」 が開湯しました。 そして、今日! 2022年10月10日! 記念すべき、1周年を迎えました! 銭湯のニッチな側面を切り取ったり、他の銭湯に足を運んだりしながら「湯の輪」を広げ... 牛乳に代わる新ドリンクを探す、みたいな実験を「らぼ」として行なってきました。 そして、1年間を振り返って、感じるのは、湯の輪らぼの記事の「カオスっぷり」...良く言えば「多様性」! まもるの「銭湯論」に始まり... た

          「湯の輪らぼ」がおかげさまで1周年! これまでとこれから♨︎

          コンビニの役割を果たしていた銭湯!? 銭湯で働く人に銭湯での思い出を聞いてみた

          みなさんは、店員さんとお話しすることはありますか? 湯の輪らぼが拠点とする東京都千代田区に位置する稲荷湯でフロントに立つ武田さんは、以前はご自身で銭湯を経営されていました。 そこで今回は、稲荷湯三代目(仮)のまもるが武田さんに、銭湯でのエピソードをお話を伺いました。

          コンビニの役割を果たしていた銭湯!? 銭湯で働く人に銭湯での思い出を聞いてみた

          【銭湯さんぽ】宇宙銭湯にモスク。路面電車が走る街、大塚に行ってみた。

          (記事=しゅんた、写真=たなかい他) 暑いお風呂で疲れた体を癒し、外へ出るときれいな桜並木。 近くには路面電車が走り、歩いているとどこか異文化を感じさせるお店も。 皆さんはそんな場所をご存知でしょうか。 実はこれを満たす場所が東京にあります。 しかも都心から離れた場所ではなく、大都会池袋のお隣の駅。 それが豊島区「大塚」です! 大塚と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか? 私自身、数年前まで家と池袋を往復する毎日を約6年間繰り返していましたが、一度も降りたことはあ

          【銭湯さんぽ】宇宙銭湯にモスク。路面電車が走る街、大塚に行ってみた。