【銭湯さんぽ】宇宙銭湯にモスク。路面電車が走る街、大塚に行ってみた。
(記事=しゅんた、写真=たなかい他)
暑いお風呂で疲れた体を癒し、外へ出るときれいな桜並木。
近くには路面電車が走り、歩いているとどこか異文化を感じさせるお店も。
皆さんはそんな場所をご存知でしょうか。
実はこれを満たす場所が東京にあります。
しかも都心から離れた場所ではなく、大都会池袋のお隣の駅。
それが豊島区「大塚」です!
大塚と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
私自身、数年前まで家と池袋を往復する毎日を約6年間繰り返していましたが、一度も降りたことはありませんでした…
今回は大塚の魅力に迫るべく、街を歩いてきました。
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我々がまずやってきたのは、大塚駅南口から歩いて5分ほどのところにある大塚記念湯さんです。
まず気になったのはお店の名前。
「大塚”記念”湯。一体何を記念しているのだろう??」
お店に入りふと目についたのはカラフルな下駄箱。とてもお洒落ですね。
脱衣所に足を運ぶと…今度は頭上に大きな宇宙!
(脱衣所や浴室は、特別な許可を得て撮影しています)
銭湯で宇宙?記念湯とは??
そんな疑問を払拭するため、お店の人にお話を伺いました。
お話=妙子さん・キミヨさん(以下、苗字略)
聞き手=湯の輪らぼのメンバー
そうしてお店を出ようとしたとき。
妙子さんから、さっきまで浸かっていたユーグレナをプレゼントしてもらいました。
銭湯に入ってリラックスした私たちは、大塚周辺を歩くことに。
しばらくすると見慣れない建物にたどり着きました。
この形!そう、イスラム教の礼拝施設であるマスジド(モスク)です。
実は大塚、ムスリム(イスラム教徒)も多く集まる街とのこと。モスクだけでなく、イスラームやアラビア語なども教えるインターナショナルスクールもあるんです。
「モスクの中ってどうなっているんだろう」。
実はまもる、大学でイスラームについて学んでおり、マスジド大塚にはよく足を運ぶようです。そのため、今回はまもるが施設内を紹介してくれました。
早速入ってみることにしました。
2階の部屋では、まさにいまお祈りをしている人が。
(許可を取って撮影しています)
「こんなにも異文化を感じられる場所が大塚にもあったのか」。
そんな気分になるひとときでした。
モスクを出て少し歩くと、イスラーム圏の食材や商品を集めたお店もありました。
なんて品ぞろえが豊富なことか。
ここには色々な国から取り寄せられた食品が並んでいます。
しかも、値段もお手頃な価格!
中高時代、ラーメン激戦区と言われる池袋に通っていた私にとってラーメンはまさに主食のようなものでした。
学校帰りには何を食べるかではなく、どこでラーメンを食べるかを言い争うことも珍しくありませんでした(笑)
池袋の隣駅、大塚を歩いているとふとその頃を思い出し、ラーメンが食べたくなりました。
そんなとき偶然見かけたのが…
Niiというラーメン屋さんです!!
大塚駅南口から徒歩3分ほどのところにある駅近のお店。
外観、内装ともにおしゃれで、女子ウケ間違いなしという感じです。
Z世代としてのプライドを持つ私たちは、日々「インスタ映え」を追求しています。
そんな私たちにとって、おしゃれなラーメン屋を見かけたら入らないわけにはいきません。
さっそく中に入り、食券を購入。私は「特製塩ラーメン」を選びました。
ここの塩ラーメンは、ノドグロや伊吹イリコ、北海道の羅臼昆布などそのときどきの旬の食材をスープに使用しているそうです!
待つこと数分。やってきたのがこちら!!
見た目がとても映えていますね。
こだわりのスープはさっぱりしていながらもコクがあり、とても美味しかったです!
皆さんも大塚でお腹がすいたら、ぜひ食べてみてください。
季節によって食材が変わるそうなので、時期によっていろいろな味が楽しめるはず!
例年よりも暑い日が続いたこの夏。
外に出ることも嫌になる気温でしたが、最近は少しずつ涼しくなってきました。
そんなこれからの季節。お散歩にぴったりなのが、大塚です。
また春になると桜が、初夏にはきれいなあじさいが咲いているそうです。
大塚の街並みを歩いて感じ、ワンコインで宇宙銭湯に入る。
ぜひ大塚に行ってみてはいかがでしょうか!?