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本のこと

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読んだ本の感想です。
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2021年11月の記事一覧

あの哲学者にでも聞いてみるか/鷲田小彌太#89

生きていく毎日のなかで誰もが「なぜ?」という疑問を持つことがあると思う。

本書は自殺やニート、ホームレス、親子の仲の良さ、専業主婦ということ、援助交際はいけないのかということまで、「なぜダメなのか?」ということを、答える人として哲学者の思考から解決策を見出すというもの。

目次を読めば、疑問に対してどの哲学者が答えているのかわかる。
例えば、問1の「働きたくない!」はいけませんか?にはエピクロス

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Kindle Unlimitedを使い倒す#86

Kindle Unlimitedを使い倒す#86

わたしは2017年にKindle Paper whiteを購入して、まもなくしてKindle Unlimitedに加入したのですが、数ヶ月で退会。

理由はというと、その当時まだ小説や専門書などの数は対象になってないものがほとんどで、あまり見るものがない印象だったからです。

月に1000円近くもかかるわけで、年間でいうと12000円弱。
なので退会した後は、購入したい本だけKindleにダウンロ

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三途の川の渡り方/水木しげる#82

私の父は本が好きで、家の本棚には天井まで新書や小説などが並べてあった。
その中から自分が理解できそうな本だけ読んでおり、中でも面白かったのがこの「三途の川の渡り方」である。

水木しげるのエッセイで現在は販売されていないようだが、1章「三途の川の渡り方」、2章「地獄ツアー」、3章「霊と暮らす」、4章「おばけのいる人生」で構成されている。
漫画家・妖怪研究家である水木しげるが、あの世や地獄、霊や妖怪

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しをんのしおり(人生劇場)/三浦しをん#75

しをんのしおり(人生劇場)/三浦しをん#75

エッセイというものを、それまでほとんど読んだことがなかった。

他の人はわからないが、私の場合はよっぽどその作家さんを好きにならない限りエッセイを読むということはない。

読みたくないというよりかは、後回しになっているような感じ。

まず作品を読みたい気持ちの方が勝る。

三浦しをんのエッセイは、たまたま購入した雑誌「BAILA」を読んでいた時に知った。

「のっけから失礼します」というエッセイを

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BLUE GIANT/石塚真一#72

BLUE GIANT/石塚真一#72

先日、「BLUE GIANT」の新刊が発売された。

石塚真一といえば、山岳救助をテーマにした「岳 みんなの山」で有名だ。
もちろん岳も読んだことあるのだが、岳の主人公である三歩に劣らないほどポジティブなのがBLUE GIANTの主人公・宮本大である。

私がこの漫画を知ったのは何だったか。
とにかくこの作品に出会えて良かったと、過去に読んできた漫画の中でも一番好きだと言える。

物語がジャズ音楽

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1分で大切なことを伝える技術/齋藤孝#69

1分で大切なことを伝える技術/齋藤孝#69

「聞かれたことに答える」という基本ができているか。

本書の目次に書かれてあるこの一文を読んで、ぎくっとした。
まず1分で大切なことを伝えられるかということは一旦置いて、この基本ができているかいないか。
結果、できていない。

本書を読んで、「聞かれたことに答えているか」ということに注意して人の話を聞いてみた。実際には、真っ当な受け答えができている人は意外と少ない。
私自身も、「あれ?私の話って質

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弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール/高木啓成#64

弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール/高木啓成#64

わたしが著作権フリーのサイトへ音楽を登録し始めた数年前と比べると、DTMをする人も動画クリエイターとして活動している人もかなり増えている印象がある。

わたし自身も音楽を配信していると、「これって違法じゃないよね…?」という疑問が浮かぶことはよくある。どういった権利が自分にあるのか、制作する際に契約はどうするのかといったことまでかなり分かりやすく書かれている。

著者自身が弁護士であり、作曲家でも

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