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弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール/高木啓成#64

わたしが著作権フリーのサイトへ音楽を登録し始めた数年前と比べると、DTMをする人も動画クリエイターとして活動している人もかなり増えている印象がある。

わたし自身も音楽を配信していると、「これって違法じゃないよね…?」という疑問が浮かぶことはよくある。どういった権利が自分にあるのか、制作する際に契約はどうするのかといったことまでかなり分かりやすく書かれている。

著者自身が弁護士であり、作曲家でもあることから非常に理解しやすく「そうそうこんなことが知りたかった」という内容を網羅しているので、購入した。

音楽だけでなく動画クリエイター業界特有の商習慣やそれにまつわる法律がまとめられており、購入した後に気づいたのは契約書のひな形までまとめられているのは嬉しい。

実際、法律関係の書籍を購入しても内容が難しくてなかなか読み進められないことが多いわたしにとって、本書は要点を絞っていることとイラストで理解しやすいことが何より助かる。

昨今ではYoutubeを利用する人も多く、そんなクリエイターにもおすすめしたい一冊。
誰かに聞きたいけれど誰に聞けば…?と立ち止まっているときに、心強い一冊であるともいえる。


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