鎌田優紀子/Yukiko Kamata

音楽作ったり文章書いたりしてます。熊本市在住。 TVCM音楽、企業プロモーション映像音楽やCM音楽、サウンドロゴを制作。 noteには考えごとや記録をつらつらと公開中。

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人よりちょっとだけ得意で継続できるもの#5

「そもそもなんで作曲やライターの仕事をはじめたの?」と聞かれたことがあったし、どうやってはじめたの?という質問をいただくこともある。 病気になって改めて自分を見つめ直す 大学を卒業して4年間は音楽科講師として私立の中高一貫校に勤めていたのだが、先日noteに書いたように卵巣嚢腫の手術をしたことと、今のままで良いんだろうか、という漠然とした気持ちもあって5年目に入る前に退職した。 他の何よりも授業をするのが好きだったし、生徒との音楽の時間はものすごく楽しかった。 校内の合

    • 2024年上半期の実績報告📢

      いつの間にか6月が終わろうとしていますね。 大雨が降るなか、この半年を振り返りながらこの記事を書いています。 個人的な感想としては、「自分、なかなかがんばったな」ってことと「視野が広がった」ってことでしょうか。 自分の新たな可能性を少し、感じられた半年でした。 結果的にいうと、 TVCM 5本 webCM 2本 オープニングムービー音楽 ドキュメンタリー音楽 を制作しました。 では、詳しくまとめて紹介します。 YAMAGA BASEオープニングムービー音楽 ht

      • TVCM音楽を依頼されるまでにわたしは何をしたかって話

        音楽科講師として教壇に立ち、そこから独学でDTMをはじめ、出産し、下の子が1歳になる頃から本格的に音楽制作として活動を始め3年が経ちました。 フリーミュージックの配信からスタートし、今ではTVCMの音楽制作の依頼を受けられるようになりました。特に今年に入ってからは、毎月依頼が来てます。 今月、やっと仕事がひと段落して、嬉しいようなホッとしたような気持ちです。 大手広告代理店にも音楽の修正の指摘もされることなく、すんなりとOKが出たので、おそらく特にこの3年でわたしは格段に

        • 2023年のお仕事一覧

          いやはや、お久しぶりです。 今年も既に6分の1が終わってしまったというのに、2023年の振り返りもしてなかったので、ご紹介したいと思います。(遅すぎる) 順をおっていきましょう! SONY α Universe ブランディングムービー音楽 いつも作品でご一緒させていただいている熊本の映像監督の中川典彌さんのインタビュー映像の音楽を制作。 SONY αシリーズを使って、中川監督が世界をどう映しているのか。 音楽でその世界観を表現しています。 前半曲の制作と、後半の「やるせ

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        • ライターの仕事のこと
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        記事

          才能があるかないかの呪縛

          美術や音楽といった芸術の世界に身を置いていると、必ずこの「才能」があるかないかの話に行き着くことがあると思います。 自分は才能があるかないかなんて全く考えてないのに、「あなたは才能がある」と言ってくれる人がいたり、「あなたは才能がないから音楽なんて辞めなさい」と説教してくる方もおられます。 後者は経験がないですが、言ってこないだけで思っている方はいらっしゃると思うしそういう圧を受けたこともあるし、実際に音楽仲間から「こんなこと言われてさ」と相談されたことがあります。

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          うつ病かな?と思っていたら橋本病だったって話

          書こう書こうと思いながら、なかなか書けずにいた橋本病の話。 人に言いにくいから、とかではなく、どこから書けばいいかなと、時間を遡らなくてはならず。 しかも、橋本病っていうとなんだかすごく難病な感じがするんですが、私の場合は症状も落ち着いています。 投薬も必要だったり個人差がありますので、私の場合は、ということで誰かのお役に立てたらと思います。 体のだるさや鬱々とした気持ちで心療内科へ わたしは幼少の頃から、それほど体が強い方ではなく今でもよく風邪をひくし喘息持ちです。

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          うつ病かな?と思っていたら橋本病だったって話

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          未来の自分に手紙を書く

          だれかに手紙、書いてますか。 封筒と便箋、またはハガキにじっくりと向き合って誰かに何かを書くということは、LINEもメールもある便利な生活のなかで、すっかりなくなってしまった。 なんならAIの発達で、文章を考えること自体さえも減っていきそうだ。 目まぐるしく変化していく世の中で、他人に何かを伝える際にはそれでもOKとしても、自分自身に手紙を書くのはお勧めしたいことのひとつだ。 わたしは自分の誕生日には、必ず1年後の自分に手紙を書く。適当に便箋と封筒を用意して。 なん

          未来の自分に手紙を書く

          仕事仲間は友だちではない

          22歳で新卒、就職したわたしは大きな過ちを犯したことがある。 仕事仲間=友だち だと思ったことである。 大学時代にはバイト先の人とよく飲みに行ったり、遊んだり、連絡もマメにとることもあった。 バイトとして仕事をしながらも、楽しいこともあって毎日が充実。 就職したら同じような人間関係になると思っていたのだ。 結論から述べると、仕事仲間という境界線を超えて友だちになれたのは1人だけだ。10歳年上の女性だが、心から尊敬してるしなんでも話せるし、旅行にも行く仲だ。だがそれも

          仕事仲間は友だちではない

          社会はまだまだ不便だったって話

          先月、人生初の骨折をしてしまった。 自宅で階段を降りているときに、あやまって足を踏み外した。 「両手に荷物を持って降りなければよかった!」と気づいたときには既に遅し。 ゴキっという音ととともに転倒と激痛、一歩も歩けなくなってしまった。 左足の舟状骨骨折で、普通に歩けるようになるまで3ヶ月、全治6ヶ月。 それから松葉杖と車椅子の生活がスタート。家のなかではケンケンかハイハイで移動だ。 松葉杖さえあれば、どこでも移動できるだろうという私の考えは甘かった。 松葉杖を握る手も

          社会はまだまだ不便だったって話

          ファッションセンスが良いと褒められる一年だった。

          去年の1年間で嬉しかったことの一つが、「その服いいね」とか「それどこの?」と聞かれたり褒められることが多かったことだ。 服を褒められると嬉しい。 服って自分を表す、一番わかりやすいものだと思うから。ブランディングの一つだと思っている。 以前、一緒にお仕事をしたクリエイティブディレクターの方が、 「ファッションセンスの良い人と一緒にお仕事をしたい」 と仰っていた。 そこにセンスが出るし、クリエイターとして信頼できる、とも。 わたしは確かにそうだな、と思った。 非常に残念

          ファッションセンスが良いと褒められる一年だった。

          音楽制作をスピーディーに進めるための必須アイテム

          みなさんの音楽制作、順調ですか? わたしは去年、あるものを購入して音楽制作だけでなく仕事がスピーディーになったと感じています。それがこのタイムタイマー。 ライフハッカーで記事として書かせていただいています。 音楽制作って、そもそもが時間のかかる作業なんですがよく聞く話として、 「自分の曲って何回もリピート再生しちゃうよね〜」 ってこと。わたしもあるあるです。 あーいい曲できたわ〜って最初から最後まで通しで聞いてしまうんですよね。 3分の曲を2回聴いたら6分かかりますから

          音楽制作をスピーディーに進めるための必須アイテム

          今年買って良かった私物いろいろ

          ライターとして仕事も兼ねて買ったものは多かったけれど、純粋に欲しい!と思って買ったものも今年は多かった。 音楽制作の環境を整えるために買ったものもある。 そんな私物をつらつらと書きます〜! 冨士ファニチア nagi

          今年買って良かった私物いろいろ

          2022年、35才のわたしの仕事

          今年も残り数日で終わりますね。 皆さんの2022年、どうでしたか? わたしは6才と3才の男の子の育児をしながら自宅で音楽制作や執筆の仕事をしています。次男はやっと今年から幼稚園に通い始めたので、昼間に仕事ができるようになって新鮮な気持ちのスタートでした。 そんな35才のわたしの仕事、こんな感じでした。 音楽制作実績熊本市政令指定都市移行10周年記念スペシャルムービー音楽 熊本県立劇場40周年記念 コンセプトムービー音楽 FIRED UP!KUMAMOTO プロモーシ

          2022年、35才のわたしの仕事

          母親であるわたしが衝撃を受けた映画2選

          昔から本を読む時間をできるだけ確保しようと思っているが、今年はなかなか本が読めなかった。無念。 というか自分の時間の使い方が下手なだけだと思うんだけど。 その分、今年は映画を観ることが多かった。サブスク様様である。 昔はTSUTAYAでDVDを借りて、と時間的にも金銭的にもハードルが高かったが最近はボタン一つで観ることができるのだから、本当にこの時代に生まれてよかったなって思う。 今年、青春系から恋愛系まで様々なジャンルの映画を観たが、中でも母親であるわたしが衝撃的だっ

          母親であるわたしが衝撃を受けた映画2選

          残照

          という曲を昨夜、書きました。 この頃、陽が落ちる瞬間を見ることが多かったので。 オリジナル曲はInstagramにて公開中。 TikTokでもカバー曲まで公開してるので、ぜひお気軽にフォローしてくださると嬉しいです〜!

          一通の手紙から確信を持ったこと

          3ヶ月前、大学時代の友人が亡くなった。 乳癌を患っていながら、最後まで仕事を続けていたという話を聞いて、卒業から会っていないとはいえ35歳という若さで亡くなったことにショックを受けた。 今回、そんなわたしに一通の手紙が届いた。 この手紙をもらわなければ、彼女のことをここに書くこともなかったと思う。 届いた一通の手紙 友人は非常に優秀な学生だった。 学科が異なったため、そう多くは話すことはなかったが、声楽専攻でありながらピアノ演奏も上手でよく伴奏もしていた。初見演奏は

          一通の手紙から確信を持ったこと