【ブッダ】本当の本物の覚者とは！？「悟り」
【ブッダの真の悟り、解脱を体現したい方のための専門指導】
本当の本物の覚者とは、
【私という概念のいっさいない
認識がいっさい働いていない生まれてたての赤ん坊】
である。
生まれたての赤ん坊は、
すでに成仏そのものであり、
如来そのものだ。
それは大人になった人間達が
かつて体験したことである。
大人になった今でも錯覚があれど
誰一人例外なくすでに無我無心あり、
本来の面目そのものであり、
如来そのものだ。
だから、
生まれたての赤ん坊を誰しもが体験しているのだから、
これからその状態になるように探求して究めるものではない。
大人の誰しもが
すでに仏そのものだ。
だから修行でこれからどうこうして至るものではない。
但し、本気で坐って
正しく実践なき実践を継続していくことは必要である。
坐ったらあとは野となれ山となれ。
坐ることは
都合の良い何かを求め得る手段や方法ではなく、
坐った時点でそこから先はない。
あとは、
坐に導いてもらうだけだ。
2500年前のお釈迦さんと同じことをしているんだと、
そのことを信頼して
右も左もわからないままに、
そのままに坐していくしかない。
「なるようにしかならない。」
今の事実の様子に徹するしかない。
ただ、ただ単に
坐を信頼しきって坐っていれば、
「なんとかなる。」
認識が止み、解脱に与れるだろう。
能力や経験に関係なく、誰もが解脱に与れる。
人間が願望実現等でやっている
知識を身に付けこれから上手になって
努力して積み重ねて
至るようなものではない。
仏そのものが解けて
「もともとの完全な成仏」と相成る。
本当の本物の覚者とは
生まれたての赤ん坊のように、
認識が完全に死に切る解脱の体現に与ることだ。
そして、解脱の体現より本当に大事なのは、
仏道で消滅すべき、
何かと創意工夫して
作為して思い通りにどうにかしようと、
何とか理想通りにしようとしたり、
良き出来事であれ、悪い出来事であれ
振り返って感想を巡らし続ける
もともと実体なき
観念上の自己が消滅したままでいること。
そして、長く抽象的な言葉を用いず、
端的にその場で悟りの今の概念的事実の様子を
指し示すことができること。
最後には、
もともと実体のない自己が消滅したままで、
お釈迦さんの解脱の体現に与ることが出来る
正しい実践なき実践の指導が出来て、
参禅者にその都度湧く
坐禅修行に関する疑問を晴らすことが出来ることである。
正しく禅を知らずして、世の中にいっさい出回っていない
お釈迦さんの真の如来坐禅＆生活上においての実践を
正しく行ずる事が出来ず、
生老病死のすべてから、迷妄、苦悩から
根本から自分自身を救う
「唯一無二の滅苦の道」
を正しく歩む事は不可能なのです。
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